

ティ・ヴォッリョ・べーレ2023/ヴィンビ
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★★★☆☆(未試飲)
商品名:ティ・ヴォッリョ・べーレ2023
生産者:ヴィンビ
種類:ロゼワイン
産地:イタリア/シチリア
品種:ネーロ・ダーヴォラ
アルコール度数:12%
内容量:750ml
イタリア、シチリアのナチュラルワイン生産者、ヴィンビ。
(下記、インポーター他資料より)
イタリア語で"あなたが好き、大切におもう"という意味でよく使われる、"Ti Voglio Bene" を一文字もじり、"Ti Voglio Bere"(あなたを飲みたい)と名付けた。
ほかのワインにもまさり飲み心地の良さを追及したワイン。
グラスファイバータンクで半量をダイレクトプレス、もう半量は数時間のマセレーション
グラスファイバータンクで7ヵ月間熟成
無濾過・無清澄で瓶詰め
(生産者について)
シチリア島南東部、キアラモンテ・グルフィ出身の二人が手がけるヴィンビは、隣接するヴィットーリアを含む地域を拠点に2022年に設立された。
ロンドンの星付きレストランでヘッドソムリエを務めたビアージョと、トリノでITや飲食業界を経てワインに魅せられたヴィットーリオ、都市でのキャリアに区切りをつけ、シチリアへと戻る。
偶然にも2018年にそれぞれがヴィットーリアのアイコニックなワイナリーの元で修業を始めたのだった。
ヴィットーリオの祖父の古いパルメントを修復し、0.5haの畑から始まったワイナリーは、2025年には5haのブドウ畑と3haのオリーブ園へと拡大。
自然酵母による発酵、瓶詰め時のみの亜硫酸添加、デリケートな抽出によって、繊細で柔らかな飲み心地を追求する。
リジェネラティブ農業と有機栽培を通じて、土地の個性を静かに引き出すワイン造りを行っている。
“Bevibilità=飲み心地の良さ”を大事にしており、抽出は控えめ、直線的な長い後味で、繊細ながらエネルギッシュなスタイルがヴィンビのスタイル。
ピエ・ド・キューヴはなしで自然酵母により醗酵。
冷却、ろ過、一次醗酵後の亜硫酸添加は行わないので、マロラクティック醗酵は自然に始まる。
すべてのワインにおいて、エレガントで柔らかみのあるテクスチャーを追い求めている。
特に赤ワインでは、ピジャージュやルモンタージュを行わないことで、ライトでエレガントな飲み口を意識して仕上げている点も特徴的だろう。
何が私たちの味わいの理由となっているか、複合的な要因があるが、少なくとも以下の5つの事柄が挙げられる。
1.バストナカ地区の内陸側の畑なので、海辺に比べて寒暖差が大きく、酸が残りやすい。
2.バストナカ地区の土壌の特徴である、砂質の多さも色調の淡さとエレガントなタンニンに貢献している。
3.感慨をしないことでワインに”しまり”が生まれる。
4.一昔前のような糖度至上主義ではない収穫時期の見極め。
5.カリウムの少ない土壌→醸造後も酸が残りやすい。
私たちの地域はシチリア島内でありながら、エトナを除いて、西のマルサラや東のエローロDOC(南シチリア:パキーノ~ノート~シラクーザなど)とは異なり、海の影響よりもむしろ山の影響を強く受けています。
マルサラやエローロのような地域では、海が近いため昼夜の気温差が小さく、特に夜間や明け方が比較的暖かいために、ぶどうの成熟が早く進みます。
一方、私たちの地域は大きな水域から離れているため、夏の夜間は気温が15~20℃ほど下がることもあり、同じフェノール熟度に達していても、アルコール度数が低くなり、結果としてワインはよりフレッシュになり、発酵中の色素の抽出も少なくなります(アルコールは非常に抽出力の高い物質なのです)。
また私たちの所有する畑はすべてバストナカ地区の砂質土壌にあり、ご存知の通り砂質の土壌はもともと色調が淡く、よりエレガントなワインを生み出します。
また、私たちはどんな年でも畑に灌漑を行いません。
2024 年のような干ばつの年でさえです。
私たちは、何よりもまず土壌に有機物を蓄積することが大切だと考えており、それが酷暑の夏でも水分を保持し、ブドウを守ってくれると信じています。
灌漑を行わないことで、より引き締まり、シャープなワインが生まれると感じています。
灌漑された畑よりも張りのある味わいになるのです。
私たちは若い世代の生産者です。
この地域では何世代にもわたって、あらゆる手段を使ってアルコール度数を上げることが目指されてきました。
たとえばシャプタリザシオン、施肥、遅摘みなどの手法です。
ワインは量り売りで、バルクワインとして販売されてきた歴史も長く、そのようなワインはアルコール度数が高ければ高いほど高値で売れたものでした。
一世代前の生産者や、アルコール度数の下限を定めた原産地呼称の規定に強く従おうとする人たちは、こうした過去の影響を受けて、ブドウをより長く木に残す判断をすることがあるかもしれません。
それに対して私たちは、収穫時期の判断をほとんど「味見」によって決めています。
糖度も一応は確認しますが、いくつかの区画では、味わいがすでに十分に熟していても、糖度だけ見ればアルコール 10%にも達しないことがあります。
また、年によっては(たとえば 2021 年のように)酸がまだ高すぎるときには、酸が少し落ち着くまで待つこともあります。
最後に例としてエトナと比較してみると、決定的な違いは土壌にあります。
エトナの火山性土壌はカリウムを特に豊富に含んでおり、このミネラルがブドウの成熟を促進します。
さらにカリウムは酒石酸と反応して酒石(酒石酸カリウム)として沈殿し、酸を減少させるのです。
私たちの畑から産するワインのpHは3.0~3.3程度であるのに対して、エトナでは最良の条件でもpH3.3から始まり、それ以上になることも多いです。
そのため、エトナのワインは通常、私たちのものよりも酸が低いが、果実味が豊かになるという特徴があります。
あるいは、酸を保つために非常に早く収穫されたワインは、苦いタンニンが目立ち、それとすぐに分かります。
※記載はあくまで個人の感想です
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