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ソーヴィニヨン・ブラン2020/ダリオ・プリンチッチ
¥9,790
本サイトの商品は販売用ではございません。 ご注文頂きましても、キャンセル扱いになりますのでご了承ください。 ★★★☆☆(未試飲) 商品名:ソーヴィニヨン・ブラン2020 生産者:ダリオ・プリンチッチ 種類:白ワイン 産地:イタリア/フリウリ 品種:ソーヴィニヨン・ブラン アルコール度数:12% 内容量:750ml イタリア、フリウリのナチュラルワイン生産者、ダリオ・ブリンチッチ。 (下記、インポーター他資料より) 樹齢50年以上の畑。 発酵は木製開放発酵桶で野性酵母のみで行う。 温度管理なし。 マセラシオンは非常に長く20日間。 発酵終了後、1度移し替えをしてから、健全な澱を残したまま、色々な大きさの古樽に入れて36ヶ月間熟成。 その後、ステンレスタンクで3ヶ月熟成。 ノンフィルターでボトリング。 (生産者について) 長期マセラシオンでも飲み難くなく素直な美味しさ 香、味わい共に開いていて難しさのないのがダリオ・プリンチッチの個性 ピノ・グリージョは古代クローンで圧倒的な力強さ、骨格を持ち唯一無二 1993年に設立されたダリオ・プリンチッチ。 フリウリのナチュラルワインの中心人物として、今では欠かせない存在ですが、その歴史は短く、平坦なものではありませんでした。 「グラヴネル、ラディコン、ラ・カステッラーダ等のワインや地元のサラミ等の食材を販売しながら、自宅の1階でバールを経営しながら生活していた」 グラヴネルやラディコン、ロンコ・セヴェッロ等は代々続いているカンティーナですが、ダリオの実家は貧しい農家で、ワインを造るなんて不可能だったのです。 「友人である故スタンコ・ラディコンやグラヴネルのワインを飲み、その成功を見ていると自然と自分もワイン造りに興味を持つようになった。スタンコに学び、ワイン造りを開始」 無名のダリオが造る茶色く濁ったワインは売れるはずもなく、地元の数軒のレストランと自分の経営するバールで販売し、何とか生計を立てていました。 「10年以上経った頃、マセラシオンした白ワイン、トレベツ(3品種アッサンブラージュ)が人気となり、ようやくワイン造りだけで生活できるようになった」 90年代、ヴィニタリー会場の通路部分にラディコン達とブースを出し、試飲させますが、その当時のソムリエやバイヤーは理解できず、欠陥ワインと言われ続けていました。 「当時アンタッチャブルとされていたダリオ・プリンチッチを1番最初に理解し、サポートしてくれているのが日本だった。偏見なく、味覚だけでワインを判断してくれた」 日本から逆輸入される形で、イタリアのみならず世界中で人気となり、今ではイタリアのナチュラルワインの中心人物にまで成長。畑は10haまで拡張するに至ります。 「ラディコン、グラヴネルの重く力強いスタイルで人気となった長期マセラシオン。僕達のワインは、それまでの造り手とは違い、華やかな香があり、軽快さがあったので驚かれた」 武骨で重厚で、少しスノッブ。 少し解り難い味わいであったグラヴネルやラディコンのワインと比べて、若い内から華やかで親しみやすい味わいはダリオの人柄そのもの。 「次男がラディコンの娘と結婚。親戚関係になった。スタンコが亡くなった事もあり、今ではラディコンとプリンチッチは畑仕事も共同で行っている」 2人の息子とサシャ・ラディコンがお互いの畑の管理を行いながら、ダリオは醸造に専念。 30年以上のワイン造りを経験して、ここ最近のダリオのワインは深みを増しています。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎ナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
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マコン・ヴェルゼ2023/ルフレーヴ
¥9,350
本サイトの商品は販売用ではございません。 ご注文頂きましても、キャンセル扱いになりますのでご了承ください。 ★★★☆☆(未試飲) 商品名:マコン・ヴェルゼ2023 生産者:ルフレーヴ 種類:白ワイン 産地:フランス/ブルゴーニュ 品種:シャルドネ アルコール度数:13% 内容量:750ml フランス、ブルゴーニュのビオディナミ生産者、ルフレーヴ。 (下記、インポーター他資料より) ルフレーヴがマコンに9haの畑を手に入れたのは2004年。 初年度は雹害に遭い、4分の1の生産量しか得られなかった。 マコンのワインであってやはりルフレーヴ。 シャルドネからワインを造らせれば、このドメーヌに敵う相手はない。 マコンにありがちなトロピカルさも抑えられ、ピンと背筋の伸びたワインに仕上がっている。 (生産者について) ピュリニー・モンラッシェ随一の造り手がドメーヌ・ルフレーヴ。 全ブルゴーニュの白ワインにおいて最高の造り手といっても過言ではないはずだ。 ドメーヌは20世紀初頭、ジョゼフ・ルフレーヴが一族の畑を相続して設立し、その2人の息子ジョーとヴァンサンの時代に評価を確立。 ジョーの死後はその息子であるオリヴィエが代わりを務め、90年になってヴァンサンの娘アンヌ・クロードが参画。オリヴィエが自身のネゴシアン業で多忙とな ったため、94年以降はアンヌ・クロード・ルフレーヴが一人でドメーヌの経営にあたっていたが、残念ながら2015年に他界。 その偉大な功績の跡を継いだのはブリス・ド・ラ・モランディエール。 彼はオリヴィエ・ルフレーヴの兄妹の子供で、つまり、オリヴィエや、亡くなったアンヌ ・クロードの甥という事になる。 教師からヴィニュロンに転向したアンヌ・クロードのように、彼もまた別の-畑-から転向してきた。 元はインダストリー分野で 起業し、世界各国に居を置きつつ事業を拡大してきた。 3000人を超える従業員を持つ経営者からのドメーヌ参画は異色である。 ルフレーヴはピュリニー・モンラッシェにおよそ25haものブドウ畑を所有する大ドメーヌであり、その大部分をグラン・クリュとプルミエ・クリュが占めている 。 プルミエ・クリュのクラヴォワヨンにおいては、クリマの総面積5.5ha中じつに4.7haを所有する半ば独占状態。 グラン・クリュのシュヴァリエ・モンラッシェも 7.4haのうち2haを所有し、1ドメーヌの所有面積としては2番目に大きい。 このシュヴァリエ・モンラッシェの評価があまりに高いため、「ルフレーヴにモンラッシェは必要なし」と言われていたが、91年、ついにモンラッシェを入手。 面積は2ウーヴレ=約0.08haに過ぎず、毎年1樽造るのがやっとの希少さである。 またルフレーヴはピュリニー・モンラッシェとムルソーに挟まれたブラニー村にも畑を所有し、ドメーヌ唯一の赤ワインを醸造していたが、1995年に一部をシャ ルドネに植え替え、2000年にムルソー・プルミエ・クリュ・スー・ル・ド・ダーヌとしてリリース。 04年に残りの区画もシャルドネに植え替えたため、現在、ド メーヌのラインナップに赤ワインはない。 さらに2004年、南のマコネ地区に9.33haの畑を取得。 同じ年からマコン・ヴェルゼとして醸造を始めた。 入手の難しいルフレーヴのラインナップの中でも比較的 生産量が多く、価格も手頃なため人気のアイテムとなっている。 ルフレーヴで特筆すべきことは、ビオディナミによるブドウ栽培である。 80年代末、ブドウ畑の状態に疑問を抱いたアンヌ・クロードは、地質学の専門家であるクロード・ブルギニヨンの講義を聞いたのがきっかけで、ビオディナミに 傾倒。 故フランソワ・ブーシェの指導のもと、天体の運行に従って農作業を行い、自然界の物質から作られた特種な調合物で土壌の活性化を図る、ビオディナミ 農法を実践する。 ワインの醸造は、歴代のレジスール(醸造長)が指揮をとる。 フランソワ・ヴィロ、その息子のジャン・ヴィロと続き、1989年にはムルソーの造り手として高い 評価を得るピエール・モレが後を継いだ。 彼はおよそ20年間にわたり、ルフレーヴのワインの品質をさらなる高みまで向上させた後、2008年にそのバトンを若手 のエリック・レミーへ渡してドメーヌを去った。 2017年からはドメーヌ・ド・ラ・ヴージュレで醸造責任者を務めたピエール・ヴァンサンが支配人に就任した。 2009年からは「ルフレーヴ・エ・アソシエ」の名前のもと、買いブドウに よるワインを少量生産しているが、ネゴスといってもブドウ栽培からルフレーヴのスタッフが携わり、栽培方法もビオディナミがとられている。 なお、ルフレー ヴ・エ・アソシエのワインには赤ワインもラインナップされる。 さらにロワールの「クロー・ド・ネル」を買収。アンジューのほか、カベ ルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン、グロローからなるヴァン・ド・ペイやヴァン・ド・フランスを手がけている。 ルフレーヴのワインはいずれのクリマもテロワールをありのまま表現したもので、過熟感や過剰な樽香とは無縁なスタイルをとる。 ムルソー・スー・ル・ド・ダーヌやピュリニー・モンラッシェでもクラヴォワヨンのように、比較的若いうちから楽しめるクリマもあるが、ピュセルやシュヴァ リエ・モンラッシェは鋼のように強靭なミネラルが落ち着くまでに長い年月を要す。 しかしながら待てば待った分だけ、いざ開けた時の感動は大きく、世のルフ レーヴ・マニアを虜にして離さないのである。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎ナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
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ノヴェラ2023/タイユール・クイユール
¥9,130
本サイトの商品は販売用ではございません。 ご注文頂きましても、キャンセル扱いになりますのでご了承ください。 ★★★☆☆(未試飲) 商品名:ノヴェラ2023 生産者:タイユール・クイユール 種類:赤ワイン 産地:フランス/ジュラ・サヴォワ 品種:ガメイ アルコール度数:12.5% 内容量:750ml フランス、ジュラ・サヴォワ地方のナチュラルワイン生産者、タイユール・クイユール。 (下記、インポーター他資料より) ルビー色。 明るく緻密な印象のフランボワーズソースや赤い果実のドライフルーツが溶け合う中に、ドライフラワーやお香、土、ナツメグといったスパイス、インク、竹炭などの香りが加わり、奥ゆかしく落ち着いた様子が窺えます。 やや湿度を帯びた滑らかな口あたりで、しなやかに沁み渡ります。 上品で繊細な印象ながら、きめ細やかでエキス感のある赤い果実の風味が口中を満たし、豊かな充実感をもたらします。 凛とした酸が全体を支え、次第にスパイスやドライフラワー、ビターカカオなどのニュアンス、シルキーなタンニンが層のように重なり、複雑で奥行きのある味わいが深まっていきます。 エレガントで可憐な佇まいと、たおやかで大人びた雰囲気を兼ね備えた仕上がりです。 標高530m、南東向きのマルヌ石灰岩土壌で樹齢約80年の葡萄。 除梗して10日間マセラシオン。 600Lの樽で9ヶ月間発酵と熟成。 (生産者について) タイユール・クイユールは2021年からビュジェの北部、サン・ジャン・ル・ヴュー村でワイン造りを始めたカップルの生産者です。 ドメーヌ名は直訳で剪定士と収穫士という意味で、彼ら二人のぶどう栽培に対する哲学を表しています。 福岡正信の自然農法「不耕起、無肥料、無除草」を基礎として人工的な介入を避け、自分達は畑にある全てに自由を与える存在であり、その自然エネルギーがワインに伝わることを願うことからこの名前を選びました。 アルザス出身のジョルダンはドメーヌ設立までに約10年間の修行を積みました。 クリスチャン・ビネールを含め他複数のドメーヌに数年間ずつ勤め、その後2018年にブルーノ・シュレール勤務時代に南仏出身のクロエと出会い、二人の生産者としての道が始まりました。 イタリアのデニス・モンタナールやジョージアなどにも足を運び、約2年間様々な場所でワイン造りを学びながらビュジェーに辿り着きました。 彼らの畑は大きく3つのセクターに分かれます。 標高300〜500m、斜面の向き、土壌構成、樹齢20年〜最長110年など、それぞれの区画に他とは違う特徴が揃います。 この大きな多様性を持つテロワールに加えて、彼らが心がける完全に自然なサンスフルの醸造がぶどうの表現力を高めワインに素晴らしい複雑性を与えます。 畑及び醸造 土壌:粘土石灰、マルヌ石灰。 セパージュ:ガメイ、シャルドネ、モンドゥーズ、ピノノワール、サヴァニャン。 ビオディナミ農法、アグロフォレストリー農業(=畑に果樹や動物が共存するコンセプトの農業)、葉は常に生やした状態に保つことで土に水分と冷涼感が保持され地球温暖化への対応も心がけるサステナブルな環境作り。 白ぶどうはダイレクトプレス、黒ぶどうのマセラシオンは全て除梗し数週間行われる。 基本的には全て樽による発酵及び熟成。 亜硫酸は一切無使用。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
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コブラ2023/タイユール・クイユール
¥9,130
本サイトの商品は販売用ではございません。 ご注文頂きましても、キャンセル扱いになりますのでご了承ください。 ★★★☆☆(未試飲) 商品名:コブラ2023 生産者:タイユール・クイユール 種類:赤ワイン 産地:フランス/ジュラ・サヴォワ 品種:ガメイ アルコール度数:13% 内容量:750ml フランス、ジュラ・サヴォワ地方のナチュラルワイン生産者、タイユール・クイユール。 (下記、インポーター他資料より) 僅かにオレンジがかったルビー色。 ドライ苺などの凝縮感のある赤い果実、赤紫蘇やドライハーブ、お香、ポプリ、コリアンダーやカルダモン、ナツメグといったスパイス、腐葉土を想わせる香りが調和し、落ち着きのある印象を受けます。 口に含むと優しい甘みを伴う赤い果実の風味が広がり、愛らしい表情を見せます。 張りのある酸が全体を引き締め、繊細な飲み心地を引き立てながら、口中へと滑らかに沁み渡ります。 徐々に、スパイスやドライフラワー、ドライフルーツなどの風味が幾重にも重なり、仄かな塩味がアクセントを与え、複雑で奥行きのある余韻が長く続きます。 上品でたおやかな佇まいが感じられるミディアムスタイルです。 標高530m、南東向きの粘土石灰質土壌で樹齢約50年の葡萄。 除梗して8日間マセラシオン。 600Lの樽で9ヶ月間の発酵と熟成。 (生産者について) タイユール・クイユールは2021年からビュジェの北部、サン・ジャン・ル・ヴュー村でワイン造りを始めたカップルの生産者です。 ドメーヌ名は直訳で剪定士と収穫士という意味で、彼ら二人のぶどう栽培に対する哲学を表しています。 福岡正信の自然農法「不耕起、無肥料、無除草」を基礎として人工的な介入を避け、自分達は畑にある全てに自由を与える存在であり、その自然エネルギーがワインに伝わることを願うことからこの名前を選びました。 アルザス出身のジョルダンはドメーヌ設立までに約10年間の修行を積みました。 クリスチャン・ビネールを含め他複数のドメーヌに数年間ずつ勤め、その後2018年にブルーノ・シュレール勤務時代に南仏出身のクロエと出会い、二人の生産者としての道が始まりました。 イタリアのデニス・モンタナールやジョージアなどにも足を運び、約2年間様々な場所でワイン造りを学びながらビュジェーに辿り着きました。 彼らの畑は大きく3つのセクターに分かれます。 標高300〜500m、斜面の向き、土壌構成、樹齢20年〜最長110年など、それぞれの区画に他とは違う特徴が揃います。 この大きな多様性を持つテロワールに加えて、彼らが心がける完全に自然なサンスフルの醸造がぶどうの表現力を高めワインに素晴らしい複雑性を与えます。 畑及び醸造 土壌:粘土石灰、マルヌ石灰。 セパージュ:ガメイ、シャルドネ、モンドゥーズ、ピノノワール、サヴァニャン。 ビオディナミ農法、アグロフォレストリー農業(=畑に果樹や動物が共存するコンセプトの農業)、葉は常に生やした状態に保つことで土に水分と冷涼感が保持され地球温暖化への対応も心がけるサステナブルな環境作り。 白ぶどうはダイレクトプレス、黒ぶどうのマセラシオンは全て除梗し数週間行われる。 基本的には全て樽による発酵及び熟成。 亜硫酸は一切無使用。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
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グレナラ2023/タイユール・クイユール
¥9,130
本サイトの商品は販売用ではございません。 ご注文頂きましても、キャンセル扱いになりますのでご了承ください。 ★★★☆☆(未試飲) 商品名:グレナラ2023 生産者:タイユール・クイユール 種類:赤ワイン 産地:フランス/ジュラ・サヴォワ 品種:ガメイ アルコール度数:13% 内容量:750ml フランス、ジュラ・サヴォワ地方のナチュラルワイン生産者、タイユール・クイユール。 (下記、インポーター他資料より) やや淡いガーネット色。 熟したザクロやフランボワーズ、苺といった赤い果実に、お香、赤紫蘇、甘草などのドライハーブ、ドライフラワー、腐葉土、ナツメグやクローブを想わせるスパイスのニュアンスが重なり、複雑な香りが漂います。 清らかに流れるような繊細な飲み心地で、透明感のある赤い果実の風味に、ザクロが弾けるような小気味よい酸が溶け込み、張りのある引き締まった印象を与えながら大きく広がります。 次第に、甘くほろ苦い甘草やスパイス、土のような風味が絡み合い、立体感と深みのある味わいが続きます。 アフターにかけて、甘酸っぱい赤い果実の風味や仄かな塩味が現れ、しっとりと落ち着きのある雰囲気の中に、チャーミングな一面が顔を覗かせます。 標高540m、南東向きのマルヌ石灰質土壌で樹齢約50年の葡萄。 半々の割合で全房と除梗した葡萄を一緒に8日間マセラシオン。 アンフォラで9ヶ月間の発酵と熟成。 (生産者について) タイユール・クイユールは2021年からビュジェの北部、サン・ジャン・ル・ヴュー村でワイン造りを始めたカップルの生産者です。 ドメーヌ名は直訳で剪定士と収穫士という意味で、彼ら二人のぶどう栽培に対する哲学を表しています。 福岡正信の自然農法「不耕起、無肥料、無除草」を基礎として人工的な介入を避け、自分達は畑にある全てに自由を与える存在であり、その自然エネルギーがワインに伝わることを願うことからこの名前を選びました。 アルザス出身のジョルダンはドメーヌ設立までに約10年間の修行を積みました。 クリスチャン・ビネールを含め他複数のドメーヌに数年間ずつ勤め、その後2018年にブルーノ・シュレール勤務時代に南仏出身のクロエと出会い、二人の生産者としての道が始まりました。 イタリアのデニス・モンタナールやジョージアなどにも足を運び、約2年間様々な場所でワイン造りを学びながらビュジェーに辿り着きました。 彼らの畑は大きく3つのセクターに分かれます。 標高300〜500m、斜面の向き、土壌構成、樹齢20年〜最長110年など、それぞれの区画に他とは違う特徴が揃います。 この大きな多様性を持つテロワールに加えて、彼らが心がける完全に自然なサンスフルの醸造がぶどうの表現力を高めワインに素晴らしい複雑性を与えます。 畑及び醸造 土壌:粘土石灰、マルヌ石灰。 セパージュ:ガメイ、シャルドネ、モンドゥーズ、ピノノワール、サヴァニャン。 ビオディナミ農法、アグロフォレストリー農業(=畑に果樹や動物が共存するコンセプトの農業)、葉は常に生やした状態に保つことで土に水分と冷涼感が保持され地球温暖化への対応も心がけるサステナブルな環境作り。 白ぶどうはダイレクトプレス、黒ぶどうのマセラシオンは全て除梗し数週間行われる。 基本的には全て樽による発酵及び熟成。 亜硫酸は一切無使用。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
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テイク・マイ・ココナッツ2022/ドメーヌ・デ・バルバトラクス(マキシム・ランネイ)
¥9,130
本サイトの商品は販売用ではございません。 ご注文頂きましても、キャンセル扱いになりますのでご了承ください。 ★★★★☆(2025年、担当K試飲) 商品名:テイク・マイ・ココナッツ2022 生産者:ドメーヌ・デ・バルバトラクス(マキシム・ランネイ) 種類:白ワイン 産地:フランス/ジュラ・サヴォワ 品種:シャルドネ アルコール度数:13% 内容量:750ml フランス、ジュラのナチュラルワイン生産者、バルバトラクス。 (2025年試飲) 濁りのあるオレンジ色。 抜栓してすぐは野生感、暴れてる。 黄桃、カカオ、華やかな香り。 少しプチプチしている。 さらさらうまうま。 果実み溢れる感じで余韻も長く南国的な、重厚感のあるフルーティー。美味い! マセラシオンのせいかな?イタリアの酸化熟成タイプに似てる。 抜栓直後は★4。 香りが落ち着くまであと1年か? 楽しみだ! 意外と足は早い。 初日飲みきりタイプ。 (下記、インポーター他資料より) 除梗したシャルドネを2週間マセラシオン。 グラスファイバータンクで8ヶ月間の発酵と熟成。 僅かに濁りのあるオレンジがかったやや濃い黄色。 熟した黄プラムや黄桃、マンゴーなどの芳醇な果実香に、かぐわしい黄色の花々の香りが混ざり合います。 口に含むと果実のほどよい甘やかな風味、黄色の果肉感のある果実から滴り落ちるようなジューシーな様子で、張りのある酸を伴い清らかに広がります。 桃の果皮などを想わせる微細なタンニンが液中に溶け込み引き締まった様子が伺え、アフターには僅かながらミルキーな風味が感じられ柔らかい印象が続きます。 (生産者について) ドメーヌは2017年3月にマキシムと妻のイザベルと共に設立。 マキシムは醸造や栽培などとは無関係の家庭で育ちましたが、ワイン造りに興味を持ち、数年間Domaine Villetで働きました。 そこでは葡萄畑の仕事の価値と正確さを学びました。 その後、Alice Bouvotで2年間働き、アリスの素晴らしい味覚と知識によって、醸造についての多くのことを学びました。 現在はモンティニーやアルボワ、ピュピアン、モンマランなどに合計0.8haの畑を所有しています。 そのうち約60%がシャルドネ、その他はサヴァニャンやプールサール、セイベル、ピノ・ノワール、ガメイなどを栽培しています。 2020年からネゴシアンも始めており(レ・バルバトラクス)、アルザスやローヌなどの葡萄を使用し醸造も行っています。 葡萄畑の仕事は殆ど手作業で、できるだけ病気に対する散布も少なくしています。 収穫も手摘みで行い、葡萄畑で選果して、手動の垂直プレス機を使用。 純粋な葡萄ジュースを得る為にプレスは優しくゆっくり、発酵は野生酵母で行います。 殆ど全てのキュヴェはポンプを使わず、瓶詰めも重力によって行われ、亜硫酸も添加していません。 栽培から瓶詰め等に至るまで、丁寧に手作業で行うことを意識しています。 まだ生産者として経験という歴史が浅く、収穫の状況も毎年同じではないため、造られるキュヴェも様々です。 基礎にあるのは常に飲み易くあることで、実験的な挑戦も行いながらより希望に近づけるよう努力しています。 彼は中学時代、ラタ・ポワルのラファエル・モニエの(当時中学校の社会科の教師)教え子だったそうです。 ラファエルは、まさかマキシムがヴィニュロンになるとは不思議な縁だねと笑顔で語っていました。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎ナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
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シャルドネ・サヴァニャン2003/レ・コトー・デュ・ヴァル・デ・ソルヌ
¥9,680
本サイトの商品は販売用ではございません。 ご注文頂きましても、キャンセル扱いになりますのでご了承ください。 ★★★☆☆(未試飲) 商品名:シャルドネ・サヴァニャン2003 生産者:レ・コトー・デュ・ヴァル・デ・ソルヌ 種類:白ワイン 産地:フランス/ジュラ、サヴォワ 品種:シャルドネ、サヴァニャン アルコール度数:11% 内容量:750ml フランス、ジュラ、サヴォワ地方のナチュラルワイン生産者、レ・コトー・デュ・ヴァル・デ・ソルヌ。 (下記、インポーター他資料より) (生産者について) ヴァル・デ・ソルヌを営む、生涯不動の募黙な職人ジャンフランソワレイヨン。 彼はこの地から出たことがありません。この地で、17世紀より引き継がれている伝統的なワイン醸造を重んじ、天然酵母発酵、無添加、長期樽熟でヴァンジョーヌなど醸している彼のワイナリーは、ジュラ、ロン・ル・ソニエから南西に約8km行ったソルヌ川の流れる渓谷の中にあります。 1963年、有機農業一本のレイヨン家に育ち、地元の教会などに出向き勉強し、1992年、この地にまつわる伝統有機農法によるブドウ畑を再創造。 1991年に創立されたフランス農務省認証機関であるエコセールを2003年母の意向のもと、認証を取得しました。 現在2.8ヘクタール、シャルドネ、サヴァニャン、トゥルソー、プールサールを7区画で栽培をしています。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎ナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
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ル・モン2021/アレクサンドル・ジュヴォー
¥9,790
本サイトの商品は販売用ではございません。 ご注文頂きましても、キャンセル扱いになりますのでご了承ください。 ★★★★☆(2025年、担当K試飲) 商品名:ル・モン2021 生産者:アレクサンドル・ジュヴォー 種類:白ワイン 産地:フランス/ブルゴーニュ 品種:シャルドネ アルコール度数:12.5% 内容量:750ml フランス、ブルゴーニュのナチュラルワイン生産者、アレクサンドル・ジュヴォー。 (2025年試飲) 初日は★3、2日目は★4。 グリーンイエロー。 レモンやライム、軽い火打石の香り。 若い感じが強く、余韻は出汁があるが、今は飲み頃ではない。 2年以上寝かせた方がいい。 未完成だか、可能性を秘めてる素敵なワインです。 2日目、酸味が飛んだ感じ。 初日とあまり変わらないが、酸味が少ない。 これは、数日かけたら美味くなるんじゃなかろうか… ギリギリ★4。 5日はもたない。 やはり2年は熟成させるべきワイン。 寝かせます。 (下記、インポーター他資料より) やや濃い黄色。 晩柑、黄柑橘のピール菓子やマーマレード、りんごの蜜、硬めのパイナップルといった果実に、エルダーフラワー、柑橘ピールや内皮のほろ苦さ、ナッツやシュクレフィレ、火打石のニュアンスが加わります。 スワリングによって、柑橘やりんごの緻密で甘やかな香りがさらに引き立ちます。 透明感のある流れるような飲み心地。 熟した果実や爽やかな風味が調和し、凛とした酸を伴い口中へとしなやかに広がります。 アフターにかけて、コクや深みを与える芳ばしさとともに、じんわりと旨味が溶けだすように感じられます。 今後の熟成で果実の豊かさが際立ち、旨味に満ちた味わいへと変化していくことでしょう。 王冠ですが、ガスはありません。 ダイレクトプレス。 ウイヤージュせずにフードルで14ヶ月間の発酵と熟成。 (生産者について) ディジョン大学で美術を専攻し、5年間のあいだ写真をはじめ幅広く学びます。 卒業後、ディジョンで美術品の個展を開くアトリエを2年運営。 その後、農業学校に入りなおし、ぶどう栽培とワイン醸造を学びました。 自然を相手に育てたぶどうを原料にしてワインを作り上げることは、芸術作品の製作に共通した魅力があると彼は言います。 それにワインが持つ繊細な香りや、奥深い風味も魅力だったことは言うまでもありません。 彼の優しく穏やかな性格は、自然を相手にするのがぴったり似合います。 4年間ワイナリーで働いて腕を磨き、2001年にワイン造りをスタートしました。 大学で同窓生だった奥さんのマリーズさんとは入学時からの長い付き合いでとっても仲良し。 その証拠にラベルはマリーズさんの版画を元にした二人の共同作品なのです。 このように中身のワインもラベルも一つ一つ丹念に、まさに手作りという言葉がふさわしいワインを作っています。 栽培面積は3Ha。 収穫は全て手摘みで行い、ぶどうが潰れないように小さなプラスティックケースに丁寧に入れて運びます。 醸造で注意する事は、できるだけ人為的な介入をしない自然な発酵と熟成。 当然ながら天然酵母で醸造し、亜硫酸を最後の段階まで使わない方法によって、ぶどうが持つ豊かな味わいを最大限残すようにします。 ビン詰めのタイミングは?と聞くと、ジュヴォーは笑いながら「フィーリング」と一言。 ワインが出来上がるのをあせらず待って、種まきカレンダーに則り、花か果物の日を選ぶ。 そして当日が晴天なら行うが、もし雨が降ると澱が舞いやすいので次の機会まで延期するほどとても丁寧な作り手です。 「飲んですぐ、これは誰々が造ったワインだ!と、分かるワインが良いね。」 と彼は言います。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎ナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
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テール・ド・リアス2022/ドメーヌ・ド・ラ・ボルド
¥9,460
本サイトの商品は販売用ではございません。 ご注文頂きましても、キャンセル扱いになりますのでご了承ください。 ★★★☆☆(未試飲) 商品名:テール・ド・リアス2022 生産者:ドメーヌ・ド・ラ・ボルド 種類:白ワイン 産地:フランス/ジュラ、サヴォワ 品種:シャルドネ アルコール度数:12.5% 内容量:750ml フランス、ジュラ、サヴォワの生産者、ドメーヌ・ド・ラ・ボルド! 1981年生まれの若手生産者の希少ヴァン・ジョーヌ。 (下記インポーター他資料より) まるで旨みを凝縮させた塩のミネラルの塊… ほのかにナッティな樽のニュアンスと存在感のある引き締まった酸が絶妙に良いバランス! 時間が経つにつれ、落ち着いた中にも秘めたエネルギーを放つ珠玉のシャルドネ! 白身肉のクリームソースやコンテチーズなど。 ジュラ紀・前期リアスの土壌、北西向きの畑。 青とグレーのシストを含む泥灰土。 グラップ・アンティエールのぶどうを圧搾、デブルバージュ24時間。 600Lのドゥミ・ミュイとアンフォラで12ヶ月熟成。 (生産者情報) 自然派ジュラ第三世代の筆頭!大御所生産者の英知は、この男に集中した! ■ドメーヌ・ド・ラ・ボルドとは ピュピランから40Km離れたジュラ出身。2003年に蔵元を立ち上げる。 元々父親が穀物、野菜などを生産していたことから、地に根の張った作物の生産、中でもぶどう栽培、ワイン造りに興味を持った。 ディジョンのワイン学校に通いワイン造りを学ぶ。 通いながら、ジュラのアルボワで畑を探して探して、探しまくっていたある日、、、 あのボルナールの近くで、思わず息を飲む凄いエネルギーの区画に出会ってしまった。 土地のオーナーはちょっと変わり者。 なぜか、自分の周りの人間には畑を売りたくない。 何という幸運!ボルドが家付きで3.5haの畑を23歳の若さで手に入れることが出来た。 2004年の23歳からワイン造りを開始。 最初は土壌や品種の特徴がわからなく苦労の連続。 ピエール・オヴェルノワの貴重な教えを一身に受け、2005年初めてプールサールでサンスフルのワイン造りに成功した。 カーヴは大御所ピエール・オヴェルノワから歩いて3分。 世にジュラのワインを広めたステファン・ティソなどの超大物たちの英知は、ボルドに怒涛のごとく流れ込んだ。 出来たワインは必ず師と仰ぐピエール・オヴェルノワに飲んでもらう。 オヴェルノワを実質引き継いだエマニエル・ウィヨンがアイラ島に行けば同行する。 まさに、ジュラ第3世代筆頭の巨大なパワーを秘める男。 初リリースは2004年。 現在5.5haの畑でサヴァニャン、シャルドネ、プールサール、ピノ・ノワール、トゥルソーを栽培。 ~エチケットの意味~ 赤ワインのエチケットはカーブから畑に行く道をイメージし、白はブドウの根のイメージとなっている。 ワインの味わいから来るように繊細なワイン造りを目指しており、 エチケットもシンプル、そして繊細なイメージのエチケットにした。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
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ロントゥ・キャヴァルキャド2022/オキシモア
¥9,240
本サイトの商品は販売用ではございません。 ご注文頂きましても、キャンセル扱いになりますのでご了承ください。 ★★★☆☆(未試飲) 商品名:ロントゥ・キャヴァルキャド2022 生産者:オキシモア 種類:白ワイン 産地:フランス/ジュラ・サヴォワ 品種:シャルドネ アルコール度数:14% 内容量:750ml フランス、ジュラのナチュラルワイン生産者、オキシモア。 (下記、インポーター他資料より) やや濃い黄色。 りんごや柑橘のコンポート、熟した温州みかんなどに、シュクレフィレの芳ばしさ、火打石、仄かなバニラ香が加わります。 口に含むと透明感のあるスムーズな飲み心地で、充実感のある爽やかな果実味に蒸し栗のような少しホクホクとした風味が絡み合い、リッチな印象が膨らみます。 フルーツの緻密感、乳酸的なまろやかさ、エレガントな印象が一体となり、加えて旨みがたっぷりと感じられる仕上がりです。 ジュラ地方のMaison des Saulesの葡萄を使用。ダイレクトプレス。 228Lの樽で18ヶ月間の発酵と熟成。 (生産者について) オキシモアはギルエムとレミの若手生産者の二人によって2022年にジュラ地方の中央にあたるエリア、ドンブランで立ち上げられたドメーヌです。 このエリアはジュラの象徴的ワインのひとつであるシャトー・シャロンの産地として世界的に知られおり、二人は2023年末までの2年半を、ドンブランにドメーヌを構えるフランソワ・ルーセ・マルタン(FRM)の元で修行していました。 5年ほどソムリエとして活動していたギルエムと歴史の教師であったレミの、二人の出会いは、レミがギルエムの姉妹とパートナーの関係であったことでした。 家族絡みで時間を共に過ごしながら徐々にワイン造りの道に興味を抱いた二人は同じ生産者の元で働き始め、ワイン造りに関しても共通した価値を見出せたことでドメーヌの立ち上げに至ったのです。 2022年はネゴスワインのみ、2023年に畑を少し取得してドメーヌワインも造れるようになり、2024年には約2.5haの畑を持ち着々とドメーヌワインの生産を拡大しています。 二人のワインにはどこかFRMに似ている綺麗な面が伺えますが、醸造期間中しっかりとワインの隅々までケアをしていると同時に、亜硫酸を添加せずにテロワールの特徴をそのまま引き出そうする生産者に共通する自然的な味わいも伺えます。 ジュラの自然派ワイン産地としてポピュラーなアルボワ周辺に見受けられる、典型的な力強いテロワールとは異なり、ジュラ中央から南部にかけてはより繊細なワインができやすい傾向にありますが、彼らのワインにもその飲み心地の良さを豊富に感じられます。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎ナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
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シャトーヌフ・デュ・パプ2017/ドメーヌ・ド・ヴィルヌーヴ
¥9,680
本サイトの商品は販売用ではございません。 ご注文頂きましても、キャンセル扱いになりますのでご了承ください。 ★★★☆☆(未試飲) 商品名:シャトーヌフ・デュ・パプ2017 生産者:ドメーヌ・ド・ヴィルヌーヴ 種類:赤ワイン 産地:フランス/ローヌ 品種:グルナッシュ70%、ムールヴェドル16%、シラー8%、サンソー4%、クレレット2% アルコール度数:14% 内容量:750ml フランス、ローヌ地方のナチュラルワイン生産者、ドメーヌ・ド・ヴィルヌーヴ。 (下記、インポーター他資料より) 赤粘土や丸石(ガレ)の土壌で育つグルナッシュを主体とした5品種を除梗し内側にタイルを貼ったセメントタンクで醸し後プレス、セメントタンクで発酵・熟成しました。 オレンジを帯びたガーネット色、カシスジャムやスモモ、チョコレートのアロマ、まろやかな口あたりと全体に溶け込むエレガントな味わい、上質なタンニンと熟成感が心地よくバランスの良さが感じられます。 9月収穫/除梗後、内側がタイル貼りの セメントタンクで10日間醸し、垂直式圧搾 80hlのセメントタンクで10日間発酵(ピジャージュ 1回) 50hlのセメントタンクで30 ヶ月間熟成 無濾過・清澄あり/瓶詰め:2020年5月 SO2瓶詰め時:25mg/L トータル:26mg/L (生産者について) 南ローヌヴァントゥーの丘でビオディナミ栽培、穏やかテイストの赤! 2013年2月アンジェのルネッサンス・デ・アペラシオン会場で、大地の香り溢れるシャトーヌフ2007年との衝撃の出会い、それはドメーヌ・ド・ヴィルヌーヴです。 南ローヌの主要都市アヴィニヨンから北へ15kmのオランジュ近郊、そこは南ローヌで最高品質のワインを生み出すシャトーヌフ・デュ・パプ。 百万年前まで海の中であったこの地域の特徴的な丸石がゴロゴロとしている畑のその下には、海の砂や赤粘土、黄土が広がっています。 この土壌がブドウの生育に必要な水はけのよさや有機物質をもたらします。 ドメーヌ・ド・ヴィルヌーヴは1993年に現当主スタニスラス・ワリュットが広告会社に勤めていたフィリップ・デュ・ロワ・ド・ブリッキーと共に、アモー女史から引き継ぎました。 現在9ha所有している標高100 ~ 150mの南向きの畑は、シャトーヌフのトップ生産者の一人と言われるシャトー・ド・ボーカステルの南隣に面している非常にポテンシャルの高いものです。 2000年よりビオディナミ栽培を開始し、2002年にエコセールとビオディヴァンの認証を取得しました。 「病気やウイルスに対して化学薬品という一時的な解決策ではなく、ビオディナミ栽培でブドウの樹の中にあるエネルギーを最大限に引き出すことにより病気やウイルスに打ち勝つのだ。」 という信念のもと、自然とブドウの樹が調和する栽培を心掛け、畑には極力負担をかけないように馬で耕します。 大地のエネルギーに溢れたブドウは注意深く選別しながら手摘み収穫。 醸造は地下6mの温度変化が少ない洞窟の中で行います。 陶器に覆われた50hlのセメントタンクで自生酵母のみで発酵、85%をそのタンクで、残りの15%を古樽に移し熟成を行います。 ワインの爽やかさや果実味を保全する為に、ルモンタージュやデレスタージュといった色素やタンニンの抽出を促進する作業は一切行いません。 長期熟成したキュヴェは無濾過無清澄、極微量の酸化防止剤を加え瓶詰めされます。 こうして出来上がったワインは、いずれもフルーティ且つ濃厚で煮詰めたジャムのニュアンス、キメの細かいタンニンと深い余韻を楽しむことが出来ます。 フランスのみならず世界中で評価が高く、3年連続「ザ・ベストレストラン」で1位に輝いたデンマークのNOMAや数多くの星付きレストランにもオンリストされています。 またロバート・パーカーのポイントでも07のヴィエイユ・ヴィーニュは94点を獲得しています。 ブドウの樹が持つエネルギーをたっぷり含んだシャトーヌフ・デュ・パプとグリフ。是非ご賞味下さい。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
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ブルゴーニュ・ルージュ2023/レ・フラヌール
¥9,020
本サイトの商品は販売用ではございません。 ご注文頂きましても、キャンセル扱いになりますのでご了承ください。 ★★★★☆(2025年、担当K試飲) 商品名:ブルゴーニュ・ルージュ2023 生産者:レ・フラヌール 種類:赤ワイン 産地:フランス/ブルゴーニュ 品種:ピノ・ノワール100% アルコール度数:12% 内容量:750ml フランス、ブルゴーニュのナチュラルワイン生産者、レ・フラヌール。 (2025年試飲) 薄うま赤ワイン。 見た目はしっかりした濃いカシス色。 飲み口はスルスルで飲みやすいです! (下記、インポーター、他資料より) 手摘みで収穫したブドウを100%全房で、セメントタンクで野生酵母で自発的にマセラシオン・カルボニック。 酵素や培養酵母、酒石酸、濃縮物、矯正剤、安定剤、その他の醸造添加物は一切付け加えずに醸造。 マセラシオンは14日間。 圧搾後、ブルゴーニュ産バリック(新樽は用いない)に移し、自発的なマロ発酵と熟成。 熟成後、無清澄で無濾過で瓶詰め。 SO2は無添加。 2023ヴィンテージは9月16日に収穫。 生産量は1,300本。 2024年10月時点のSO2トータルは26mg/l。 アルコール度数12度。 エチケットは、ローレンスのパートナーのニナがデザインしたものです。 描かれている動物はハリネズミです。 ハリネズミは、スカンジナビア原産の動物で、ヨーロッパ全土に生息しています。 今後のヴィンテージでは、キュヴェの名前が同じブルゴーニュ・ルージュでも、もし購入するブドウの造り手が変わった場合は、別の動物のエチケットにするそうです。 (生産者、レ・フラヌール情報) ローランスとニナの二人は、ドメーヌ・ダンドリオンで働いている時に、自分達でもワインを造りたいと思い、ミクロネゴス“Les Fleneurs レ・フラヌール”を設立しました。 初ヴィンテージは2020年で、アリゴテとブルゴーニュ・ピノ・ノワールの2種類のキュヴェのみを造りました。 醸造は、サンティニのセラーを間借りして行いました。 2021年と2022年はブドウを譲ってくるヴィニュロンがなく、ワインを造れませんでしたが、2023年は再び3種類のキュヴェを手掛けました。 ネゴス名のフラヌールとは、フランス語で「あてもなく散歩する人」、「時間をつぶす人」と言った意味があります。 これは、ローランスとニナが人生で大切にしている生き方だそうです。 ゆっくりと人生の旅行を楽しむこと。 そして、ワインも決して急ぐことなく造るということを大切にしているそうです。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、 宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
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シュペートブルグンダー・アルテ・レーベン2020/カーステン・ザールヴェヒター
¥9,900
本サイトの商品は販売用ではございません。 ご注文頂きましても、キャンセル扱いになりますのでご了承ください。 ★★★★☆(2025年、担当:K試飲) 商品名:シュペートブルグンダー・アルテ・レーベン2020 生産者:カーステン・ザールヴェヒター 種類:赤ワイン 産地:ドイツ/ラインヘッセン 品種:シュペートブルグンダー 内容量:750ml ドイツ、ラインヘッセンのナチュラルワイン生産者、カーステン・ザールヴェヒター。 個人的に大好きなドイツの生産者。 1872年から続くワイナリーの6代目当主。 1995年生まれのまだまだ若い新星! (2025年抜栓) 濁りのある濃いカシス色。 少し甘い香りだけどさっぱりしてる印象。 土やピーチような香り。 さらさらしてる液体。 樽香、果実感があり、タンニン少なめなのでどんどん飲めちゃう。 温度帯は冷やしすぎず、常温14〜16度程度がいい。 余韻も長くめちゃ美味い! もっと価格よ安くなれ… ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、 宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスが運営する子会社のショップです。
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フルーリー・ヴィエイユ・ヴィーニュ2020/イヴォン・メトラ
¥9,680
本サイトの商品は販売用ではございません。 ご注文頂きましても、キャンセル扱いになりますのでご了承ください。 ★★★☆☆(未試飲) 商品名:フルーリー・ヴィエイユ・ヴィーニュ2020 生産者:イヴォン・メトラ 種類:赤ワイン 産地:フランス/ボージョレ 品種:ガメイ アルコール度数:13% 内容量:750ml フランス、ボージョレ地方のナチュラルワイン生産者、イヴォン・メトラ。 ピエール・オヴェルノワとジュール・ショーヴェに直接学んだヴァン・ナチュール生産者。 畑はわずか5haとのこと。 飲むのがもったいない、希少ナチュラルワインです。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、 宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
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ソンズ・ガルー2015/シクス
¥9,350
本サイトの商品は販売用ではございません。 ご注文頂きましても、キャンセル扱いになりますのでご了承ください。 ★★★☆☆(未試飲) 商品名:ソンズ・ガルー2015 生産者:シクス 種類:赤ワイン 産地:スペイン/カタルーニャ 品種:ガルー(モナストレル)100% アルコール度数:14% 内容量:750ml スペイン、カタルーニャのビオロジック生産者、シクス。 上級キュベワイン。2015年ヴィンテージ! レンガ色の入ったルビー色。 とろりとした粘性、干し柿やプルーン、ドライフルーツ、カシューナッツのアロマ、丸みのあるアタックに熟成感のある味わいが溶け込んでいて、ボリュームがあるしっかりとした味わいです。 (下記、インポーター資料より) 全房で畑に埋めたアンフォラで醸し・発酵 フリーランジュースを1月に醸造所へ移し6 ヶ月間発酵・熟成 無濾過・無清澄 SO2瓶詰め時:少量、トータル:17mg/L (生産者情報) 潮風・石灰・土着品種(チャレッロ、スモイetc)の絶妙ハーモニー♪ “瑞々しい酸を保ちながら、地中海の自然をそのままボトルに詰めること”。 SICUS(シクス)の造り手、エドゥアール・ピエ・パロメールの哲学です。 ここ5年ほど、次々と新しいナチュラル・ワイン生産者を輩出し、スペインのナチュラル・ワイン業界を牽引するカタルーニャ地方。 あのパルティーダ・クレウスも最近のスター生産者の一人ですが、彼と同じ村Bonastre(ボナストレ)村で、若かりし頃から、流行が生まれるずっと以前の2009年から畑と向き合い、自らが信じる道を歩んでいます。 畑に化学薬品が散布されることは一切なく、耕作機を入れることも滅多にありません。 地中も含めた自然の生態系バランスを保ち、人間の介入を最小限に抑えることで、畑が生み出す果実のポテンシャルを引き出そうとしています。 ボナストレ村の自然をワインに表現しようとする、飽くなき探究心、こだわり、理想の栽培と醸造方法をストイックに追求する姿勢には目を見張るものがあります。 未完成の完成、理想を目指して急速に成長している生産者です。 シクスとは、ギリシャ語の“SICCUS(シックス)/灼熱の大地” という言葉を起源にした言葉で、醸造家のエドゥアールは、地中海の渇いた大地を表現しています。 それながらフレッシュで自然体、瑞々しさ溢れるワインを目指しています。 エドゥアールは100年前より続く、25haの広大な土地を所有する農家の3代目。 祖父の代ではワインは自家消費のみで、その他のブドウは大きなワイナリーに販売していました。 父はトマトのハウス栽培。 ブドウ栽培を主な家業にした事がない家系です。 小さい頃からあまり勉強に興味のなかったエドゥアールは、中学生の頃から醸造に興味を持ち、高校には進学せずワイン造りと栽培を教えてくれる専門学校に進みます。 その後も醸造学と様々な視点からワインを捕らえようと、ソムリエのコースを履修。 2009年に、大量生産や造り手の介入が主体となったオリジンの見えないワインとは対極に位置する、シクスのプロジェクトを立ち上げます。 全10ha。 海に一番近く、標高の低いチャレッロが栽培された区画“ラ・カセタ”、標高200mほどで、砂礫の多いロームと粘土質の混ざった土壌の“オバガ・デル・ゴジョ”など6区画に分かれています。 全ての区画は山に囲まれており、豊かな生態系に恵まれています。2020年にはさらに6haを購入してそのうち2haに植樹しました。 ちょうど訪問時は大規模な開墾の真っ最中でした。自社畑のほか、借りている畑もありますが、栽培はエドゥアール自身が行っています。 全て自然農法で栽培され、地中の生態系バランスも大切にするため、また地中有機成分は少なく、湿度も低い(乾燥)ため、トラクターで土を耕したり掘り起こすことはありません。 近年の極度の乾燥により、畑のグリーンカバーを切らざるを得ませんでしたが、それまでは一切手を加えていません。草刈りも冬に動物を入れて食べさせます。 ワインはオーガニック認定を受けている他、栽培方法はビオディナミに近いです。 硫酸銅のほか、ハーブの発酵エキスのみを畑に散布。 これまで地中海産のワインは凝縮感が強く、重く、アルコール度が非常に高い平坦なワインとの先入観がもたれてきました。 しかし昨今、そんな固定概念を打ち破るスペインワインが次々に誕生しております。 そしてこのエドゥアールのワインも冷涼さと緻密さがスペインのテロワール上で実にナチュラ ルに表現されています。 ワイナリーが居を構えるマシス(山塊)・ボナストレは、地中海沿岸から5kmほど内陸に位置し、標高が170-400mと昼夜の気温差が大きいのが特徴で、土壌は砂礫が含まれた粘土石灰質。 石灰も多く混ざる地中海独特の土壌。 長い日照時間と少雨という過酷な条件にありますが、標高と湿度を運んでくれる海風、石灰質の土壌という好条件が重なり、ミクロクライメートが創り出されます。 酸と果実味、ほのかな潮風の香るバランスが取れたブドウが収穫されるのです。 ワイナリーシクスでは、“シクス”と“ソンス”という2ブランドのワインを造っています。 いずれも、潮の香り、しっかりとした酸があることが重要と考えられており、全てのワインが単一品種、単一畑のブドウから作られます。 “シクス”のシリーズは収穫後セラーで醸造を行うのが基本です。 このシリーズで特に面白いのは今回も2種類輸入していますスパークリングワイン。 チャレッロをシャンパン製法で作ったものですが、醸造所でかなり長期熟成させてのリリースです。 これだけ拘っているのにDOカヴァには申請すらしないところも彼の人となりを表しています。またかつてよりマセラシオンした所謂オレンジワインstyleも積極的に仕込んでいます。 “ソンス” (Sounds カタルーニャ語で“音”の意味)シリーズはさらにユニークです。 畑の中に埋められた10個の200L容量のアンフォラに、収穫後すぐにブドウを入れ、その年の12月までマセラシオンします。 アルコール発酵、マロラクティック発酵を外部からの接触を絶ちながら畑の中で行う事で酸化を防ぎ、畑の持つ景色そして区画の特徴をそのままワインに写そうという考えのもと仕込まれています。 マセラシオン後もプレスはせずフリーランジュースのみをポンプで吸い上げ、醸造所で熟成させます。(小さなトラックの荷台にタンクを積み、そこにジュースを吸い上げ、タンクを醸造所へ移動させます。) このように独自な路線を開拓しているエドゥアールですが、とても優しい一面とビジネスマンとしてやり手の一面も備えています。 最近では虐待されていたロバ2頭と保健所に引き取られていたドーベルマン2匹を引き取り、畑そばで飼っています。 ロバは背中もへこんでいて足も動かずとてもかわいそうな状態だったところを助け出したそうです。 もうすでに30歳だそうで畑仕事をさせたりするのではなく、余生を畑でゆっくり過ごさせているそうです。 昨年からはスペインもかなり酷いコロナ禍をくぐり抜けてきています。 生産者達も収入的には大ピンチの方々も多かったようです。 そこで彼は毎週末シェフを招いて畑や自宅でパーティーを催し、時にはDJも呼んでラウンジ的な雰囲気でワインを楽しむ環境を造りだしたりと、田舎の小さな村でワイン・料理・音楽を楽しみ五感を刺激する環境を創造しピンチを凌いだそうです。 弊社のナチュラル・ワインのポートフォリオの中では久々にちょっと奇抜なスタイルと言えるSicus。 個人的にはジュリアン・メイエ(アルザス)やグラップリ(ロワール)、ゲオルギウム(オーストリア)がお好きな方々にはぜひ一度お試し頂きたいなと考えております。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、 宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスが運営する子会社のショップです。
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ソンズ・カルトゥシャマリ2017/シクス
¥9,350
本サイトの商品は販売用ではございません。 ご注文頂きましても、キャンセル扱いになりますのでご了承ください。 ★★★★☆(2025年、担当K試飲) 商品名:ソンズ・カルトゥシャマリ2017 生産者:シクス 種類:オレンジワイン 産地:スペイン/カタルーニャ 品種:カルトゥシャマリ(ピンクのチャレッロ)100% アルコール度数:10.5% 内容量:750ml スペイン、カタルーニャのビオロジック生産者、シクス。 (2025年試飲) 濁りのある濃いオレンジ。 プラスチックの溶けた香り。 少し癖のある香り。 渋み強めのオレンジワイン。 熟成感かアンフォラか? 複雑な旨みと新しいアタックが面白い。 でも癖ある! 上級キュベワイン。 しっかりと濃いオレンジ黄金色、ピューレ状に煮詰めたオレンジやコンフィチュールオレンジ、白胡椒の香り、コク旨でドライなアタックに熟成感としっかりとした酸味が複雑味に変化していくアフターの長い上質な仕上がりです。 (下記、インポーター資料より) 全房で畑に埋めたアンフォラで醸し・発酵 フリーランジュースを1月に醸造所へ移し発酵・熟成 無濾過・無清澄 SO2瓶詰め時:少量、トータル:9mg/L (生産者情報) 潮風・石灰・土着品種(チャレッロ、スモイetc)の絶妙ハーモニー♪ “瑞々しい酸を保ちながら、地中海の自然をそのままボトルに詰めること”。 SICUS(シクス)の造り手、エドゥアール・ピエ・パロメールの哲学です。 ここ5年ほど、次々と新しいナチュラル・ワイン生産者を輩出し、スペインのナチュラル・ワイン業界を牽引するカタルーニャ地方。 あのパルティーダ・クレウスも最近のスター生産者の一人ですが、彼と同じ村Bonastre(ボナストレ)村で、若かりし頃から、流行が生まれるずっと以前の2009年から畑と向き合い、自らが信じる道を歩んでいます。 畑に化学薬品が散布されることは一切なく、耕作機を入れることも滅多にありません。 地中も含めた自然の生態系バランスを保ち、人間の介入を最小限に抑えることで、畑が生み出す果実のポテンシャルを引き出そうとしています。 ボナストレ村の自然をワインに表現しようとする、飽くなき探究心、こだわり、理想の栽培と醸造方法をストイックに追求する姿勢には目を見張るものがあります。 未完成の完成、理想を目指して急速に成長している生産者です。 シクスとは、ギリシャ語の“SICCUS(シックス)/灼熱の大地” という言葉を起源にした言葉で、醸造家のエドゥアールは、地中海の渇いた大地を表現しています。 それながらフレッシュで自然体、瑞々しさ溢れるワインを目指しています。 エドゥアールは100年前より続く、25haの広大な土地を所有する農家の3代目。 祖父の代ではワインは自家消費のみで、その他のブドウは大きなワイナリーに販売していました。 父はトマトのハウス栽培。 ブドウ栽培を主な家業にした事がない家系です。 小さい頃からあまり勉強に興味のなかったエドゥアールは、中学生の頃から醸造に興味を持ち、高校には進学せずワイン造りと栽培を教えてくれる専門学校に進みます。 その後も醸造学と様々な視点からワインを捕らえようと、ソムリエのコースを履修。 2009年に、大量生産や造り手の介入が主体となったオリジンの見えないワインとは対極に位置する、シクスのプロジェクトを立ち上げます。 全10ha。 海に一番近く、標高の低いチャレッロが栽培された区画“ラ・カセタ”、標高200mほどで、砂礫の多いロームと粘土質の混ざった土壌の“オバガ・デル・ゴジョ”など6区画に分かれています。 全ての区画は山に囲まれており、豊かな生態系に恵まれています。2020年にはさらに6haを購入してそのうち2haに植樹しました。 ちょうど訪問時は大規模な開墾の真っ最中でした。自社畑のほか、借りている畑もありますが、栽培はエドゥアール自身が行っています。 全て自然農法で栽培され、地中の生態系バランスも大切にするため、また地中有機成分は少なく、湿度も低い(乾燥)ため、トラクターで土を耕したり掘り起こすことはありません。 近年の極度の乾燥により、畑のグリーンカバーを切らざるを得ませんでしたが、それまでは一切手を加えていません。草刈りも冬に動物を入れて食べさせます。 ワインはオーガニック認定を受けている他、栽培方法はビオディナミに近いです。 硫酸銅のほか、ハーブの発酵エキスのみを畑に散布。 これまで地中海産のワインは凝縮感が強く、重く、アルコール度が非常に高い平坦なワインとの先入観がもたれてきました。 しかし昨今、そんな固定概念を打ち破るスペインワインが次々に誕生しております。 そしてこのエドゥアールのワインも冷涼さと緻密さがスペインのテロワール上で実にナチュラ ルに表現されています。 ワイナリーが居を構えるマシス(山塊)・ボナストレは、地中海沿岸から5kmほど内陸に位置し、標高が170-400mと昼夜の気温差が大きいのが特徴で、土壌は砂礫が含まれた粘土石灰質。 石灰も多く混ざる地中海独特の土壌。 長い日照時間と少雨という過酷な条件にありますが、標高と湿度を運んでくれる海風、石灰質の土壌という好条件が重なり、ミクロクライメートが創り出されます。 酸と果実味、ほのかな潮風の香るバランスが取れたブドウが収穫されるのです。 ワイナリーシクスでは、“シクス”と“ソンス”という2ブランドのワインを造っています。 いずれも、潮の香り、しっかりとした酸があることが重要と考えられており、全てのワインが単一品種、単一畑のブドウから作られます。 “シクス”のシリーズは収穫後セラーで醸造を行うのが基本です。 このシリーズで特に面白いのは今回も2種類輸入していますスパークリングワイン。 チャレッロをシャンパン製法で作ったものですが、醸造所でかなり長期熟成させてのリリースです。 これだけ拘っているのにDOカヴァには申請すらしないところも彼の人となりを表しています。またかつてよりマセラシオンした所謂オレンジワインstyleも積極的に仕込んでいます。 “ソンス” (Sounds カタルーニャ語で“音”の意味)シリーズはさらにユニークです。 畑の中に埋められた10個の200L容量のアンフォラに、収穫後すぐにブドウを入れ、その年の12月までマセラシオンします。 アルコール発酵、マロラクティック発酵を外部からの接触を絶ちながら畑の中で行う事で酸化を防ぎ、畑の持つ景色そして区画の特徴をそのままワインに写そうという考えのもと仕込まれています。 マセラシオン後もプレスはせずフリーランジュースのみをポンプで吸い上げ、醸造所で熟成させます。(小さなトラックの荷台にタンクを積み、そこにジュースを吸い上げ、タンクを醸造所へ移動させます。) このように独自な路線を開拓しているエドゥアールですが、とても優しい一面とビジネスマンとしてやり手の一面も備えています。 最近では虐待されていたロバ2頭と保健所に引き取られていたドーベルマン2匹を引き取り、畑そばで飼っています。 ロバは背中もへこんでいて足も動かずとてもかわいそうな状態だったところを助け出したそうです。 もうすでに30歳だそうで畑仕事をさせたりするのではなく、余生を畑でゆっくり過ごさせているそうです。 昨年からはスペインもかなり酷いコロナ禍をくぐり抜けてきています。 生産者達も収入的には大ピンチの方々も多かったようです。 そこで彼は毎週末シェフを招いて畑や自宅でパーティーを催し、時にはDJも呼んでラウンジ的な雰囲気でワインを楽しむ環境を造りだしたりと、田舎の小さな村でワイン・料理・音楽を楽しみ五感を刺激する環境を創造しピンチを凌いだそうです。 弊社のナチュラル・ワインのポートフォリオの中では久々にちょっと奇抜なスタイルと言えるSicus。 個人的にはジュリアン・メイエ(アルザス)やグラップリ(ロワール)、ゲオルギウム(オーストリア)がお好きな方々にはぜひ一度お試し頂きたいなと考えております。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、 宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスが運営する子会社のショップです。
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ソンズ・カルトゥシャ2017/シクス
¥9,350
本サイトの商品は販売用ではございません。 ご注文頂きましても、キャンセル扱いになりますのでご了承ください。 ★★★☆☆(未試飲) 商品名:ソンズ・カルトゥシャ2017 生産者:シクス 種類:オレンジワイン 産地:スペイン/カタルーニャ 品種:カルトゥシャ(チャレッロ)100% アルコール度数:10.5% 内容量:750ml スペイン、カタルーニャのビオロジック生産者、シクス。 上級キュベシリーズです。 オレンジを帯びた黄金色、トロっとした粘性、アプリコットジャムやオレンジ、カカオ、ホワイトチョコ、オレンジピールの香り、エキスたっぷりの味わいでミネラルが拡がるエキスにオレンジピールの渋味、余韻も長く上質な仕上がりです。 (下記、インポーター資料より) 早朝に収穫 全房で畑に埋めたアンフォラで3 ヶ月間醸し・発酵 フリーランジュースを1月に醸造所へ移し発酵・熟成 無濾過・無清澄 瓶詰め:2018年5月 SO2瓶詰め時:少量、トータル:12mg/L (生産者情報) 潮風・石灰・土着品種(チャレッロ、スモイetc)の絶妙ハーモニー♪ “瑞々しい酸を保ちながら、地中海の自然をそのままボトルに詰めること”。 SICUS(シクス)の造り手、エドゥアール・ピエ・パロメールの哲学です。 ここ5年ほど、次々と新しいナチュラル・ワイン生産者を輩出し、スペインのナチュラル・ワイン業界を牽引するカタルーニャ地方。 あのパルティーダ・クレウスも最近のスター生産者の一人ですが、彼と同じ村Bonastre(ボナストレ)村で、若かりし頃から、流行が生まれるずっと以前の2009年から畑と向き合い、自らが信じる道を歩んでいます。 畑に化学薬品が散布されることは一切なく、耕作機を入れることも滅多にありません。 地中も含めた自然の生態系バランスを保ち、人間の介入を最小限に抑えることで、畑が生み出す果実のポテンシャルを引き出そうとしています。 ボナストレ村の自然をワインに表現しようとする、飽くなき探究心、こだわり、理想の栽培と醸造方法をストイックに追求する姿勢には目を見張るものがあります。 未完成の完成、理想を目指して急速に成長している生産者です。 シクスとは、ギリシャ語の“SICCUS(シックス)/灼熱の大地” という言葉を起源にした言葉で、醸造家のエドゥアールは、地中海の渇いた大地を表現しています。 それながらフレッシュで自然体、瑞々しさ溢れるワインを目指しています。 エドゥアールは100年前より続く、25haの広大な土地を所有する農家の3代目。 祖父の代ではワインは自家消費のみで、その他のブドウは大きなワイナリーに販売していました。 父はトマトのハウス栽培。 ブドウ栽培を主な家業にした事がない家系です。 小さい頃からあまり勉強に興味のなかったエドゥアールは、中学生の頃から醸造に興味を持ち、高校には進学せずワイン造りと栽培を教えてくれる専門学校に進みます。 その後も醸造学と様々な視点からワインを捕らえようと、ソムリエのコースを履修。 2009年に、大量生産や造り手の介入が主体となったオリジンの見えないワインとは対極に位置する、シクスのプロジェクトを立ち上げます。 全10ha。 海に一番近く、標高の低いチャレッロが栽培された区画“ラ・カセタ”、標高200mほどで、砂礫の多いロームと粘土質の混ざった土壌の“オバガ・デル・ゴジョ”など6区画に分かれています。 全ての区画は山に囲まれており、豊かな生態系に恵まれています。2020年にはさらに6haを購入してそのうち2haに植樹しました。 ちょうど訪問時は大規模な開墾の真っ最中でした。自社畑のほか、借りている畑もありますが、栽培はエドゥアール自身が行っています。 全て自然農法で栽培され、地中の生態系バランスも大切にするため、また地中有機成分は少なく、湿度も低い(乾燥)ため、トラクターで土を耕したり掘り起こすことはありません。 近年の極度の乾燥により、畑のグリーンカバーを切らざるを得ませんでしたが、それまでは一切手を加えていません。草刈りも冬に動物を入れて食べさせます。 ワインはオーガニック認定を受けている他、栽培方法はビオディナミに近いです。 硫酸銅のほか、ハーブの発酵エキスのみを畑に散布。 これまで地中海産のワインは凝縮感が強く、重く、アルコール度が非常に高い平坦なワインとの先入観がもたれてきました。 しかし昨今、そんな固定概念を打ち破るスペインワインが次々に誕生しております。 そしてこのエドゥアールのワインも冷涼さと緻密さがスペインのテロワール上で実にナチュラ ルに表現されています。 ワイナリーが居を構えるマシス(山塊)・ボナストレは、地中海沿岸から5kmほど内陸に位置し、標高が170-400mと昼夜の気温差が大きいのが特徴で、土壌は砂礫が含まれた粘土石灰質。 石灰も多く混ざる地中海独特の土壌。 長い日照時間と少雨という過酷な条件にありますが、標高と湿度を運んでくれる海風、石灰質の土壌という好条件が重なり、ミクロクライメートが創り出されます。 酸と果実味、ほのかな潮風の香るバランスが取れたブドウが収穫されるのです。 ワイナリーシクスでは、“シクス”と“ソンス”という2ブランドのワインを造っています。 いずれも、潮の香り、しっかりとした酸があることが重要と考えられており、全てのワインが単一品種、単一畑のブドウから作られます。 “シクス”のシリーズは収穫後セラーで醸造を行うのが基本です。 このシリーズで特に面白いのは今回も2種類輸入していますスパークリングワイン。 チャレッロをシャンパン製法で作ったものですが、醸造所でかなり長期熟成させてのリリースです。 これだけ拘っているのにDOカヴァには申請すらしないところも彼の人となりを表しています。またかつてよりマセラシオンした所謂オレンジワインstyleも積極的に仕込んでいます。 “ソンス” (Sounds カタルーニャ語で“音”の意味)シリーズはさらにユニークです。 畑の中に埋められた10個の200L容量のアンフォラに、収穫後すぐにブドウを入れ、その年の12月までマセラシオンします。 アルコール発酵、マロラクティック発酵を外部からの接触を絶ちながら畑の中で行う事で酸化を防ぎ、畑の持つ景色そして区画の特徴をそのままワインに写そうという考えのもと仕込まれています。 マセラシオン後もプレスはせずフリーランジュースのみをポンプで吸い上げ、醸造所で熟成させます。(小さなトラックの荷台にタンクを積み、そこにジュースを吸い上げ、タンクを醸造所へ移動させます。) このように独自な路線を開拓しているエドゥアールですが、とても優しい一面とビジネスマンとしてやり手の一面も備えています。 最近では虐待されていたロバ2頭と保健所に引き取られていたドーベルマン2匹を引き取り、畑そばで飼っています。 ロバは背中もへこんでいて足も動かずとてもかわいそうな状態だったところを助け出したそうです。 もうすでに30歳だそうで畑仕事をさせたりするのではなく、余生を畑でゆっくり過ごさせているそうです。 昨年からはスペインもかなり酷いコロナ禍をくぐり抜けてきています。 生産者達も収入的には大ピンチの方々も多かったようです。 そこで彼は毎週末シェフを招いて畑や自宅でパーティーを催し、時にはDJも呼んでラウンジ的な雰囲気でワインを楽しむ環境を造りだしたりと、田舎の小さな村でワイン・料理・音楽を楽しみ五感を刺激する環境を創造しピンチを凌いだそうです。 弊社のナチュラル・ワインのポートフォリオの中では久々にちょっと奇抜なスタイルと言えるSicus。 個人的にはジュリアン・メイエ(アルザス)やグラップリ(ロワール)、ゲオルギウム(オーストリア)がお好きな方々にはぜひ一度お試し頂きたいなと考えております。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、 宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスが運営する子会社のショップです。
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リースリング・プェルシックベルグ・グラン・クリュ2018/ジェラール・シュレール
¥9,350
本サイトの商品は販売用ではございません。 ご注文頂きましても、キャンセル扱いになりますのでご了承ください。 ★★★★☆(担当:K未試飲) 商品名:リースリング・プェルシックベルグ・グラン・クリュ2018 生産者:ジェラール・シュレール・エ・フィス 種類:白ワイン 産地:フランス/アルザス 品種: リースリング アルコール度数:13.5% 内容量:750ml フランス、アルザスのナチュラルワイン生産者、ジェラール・シュレール! 16世紀から続く栽培家の一族で、何十年にもわたって一度も除草剤、化学肥料を使っていない畑で栽培されているナチュラルワインです。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、 宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスが運営する子会社のショップです。
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シャルドネM2012/ゲオルギウム
¥9,350
SOLD OUT
本サイトの商品は販売用ではございません。 ご注文頂きましても、キャンセル扱いになりますのでご了承ください。 ★★★☆☆(未試飲) 商品名:シャルドネM2012 生産者:ゲオルギウム 種類:白ワイン(辛口) 産地:オーストリア/ケルンテン 品種:シャルドネ アルコール度数:13.5% 内容量:500ml オーストリアでナチュラルワイン生産者の中でも大注目のゲオルギウムのシャルドネM2012! 500mlと量が少ないのが残念ですがそれでも注目されるワイン。 1本熟成させます。 (インポーター資料より) シャルドネを除梗しステンレスタンクで12ヶ月間醸し後、500Lと600Lの木樽で68ヶ月発酵・熟成し瓶詰めしました。 (生産者情報) 南西部の生産地ケルンテン奥地に眠っていたナチュラルワイン。 オーストリアにおけるワイン生産はDACに認定されているニーダーエスタライヒ、ブルゲンラント、ウィーン、シュタイヤーマルクにおいてのみではなく、他の全ての州でも行われており、その全ての州を総じてワイン生産地“ベルクラント”と呼んでいます。 これらの地方の一部ではかつてはより広いブドウ耕作地が存在しており、例えばオーバーエスタライヒでは、14世紀から16世紀にブドウ生産はその最盛期を迎えていました。 しかしながらその後はビール醸造ブームが訪れる等、ワイン生産は長く衰退しましたが、今日のベルクラント地方のワイン生産は徐々に回復してきており、ついに19世紀とほぼ完全に肩を並べるところまで来ました。 それでも畑面積は237haで他のワイン生産地に比べるとまだまだとても小さい規模になります。 取り分け最近は、ここでご紹介するGeorgiumu(ゲオルギウム)がワインをつくるKärnten(ケルンテン)州におけるワイン生産の喜ばしい復活が注目されています。 この州のブドウ栽培面積は近年32 ~ 170haに増加しました。 85のワイン生産者が存在し、ケルンテンのワイン生産の中心は、ラング湖周辺のStヴァイト、ラーファントタールのブルク・ホッホシュテアヴィッツ一帯の地方、フェルトキアヒェンとクラーゲンフルトの町周辺の地方などです。 シュタイヤーマルク西隣、Kärnten(ケルンテン)州のレング湖のほとり、ザンクト・ゲオルゲン・アム・レング村にWeingut Georgium(ヴァイングート・ゲオルギウム)はあります。 シュタイヤーマルク州の州都オーストリア第二の都市グラーツより車を西南西に2時間走らせた山々に囲まれた場所です。 マルクス・グルツェとウタ・スラマニク夫妻は、2008年、この村で3haの畑を取得しワイン造りを始めました。 万物に敬意をもって向き合える者だけが真の恩恵を得られる、というビオディナミの神秘的な精神性・考え方がとても好きで、ビオディナミ農法で畑・ブドウ造りを始めます。 畑とセラーでの正直な手仕事が最も真実でピュアな味わいへ導くという考えのもと、テクニカルなワイン、贅沢なワイン、パワフルな果実味で彩られたワインは最初から目指していません。 目指しているのは、本物で持続可能な農業であり、そこからできる真のワインです。 この言葉の意味を、我々は彼らのワインのテイストから毎ヴィンテージ感じ取れ、彼らの手仕事、進歩、発展をも感じ取れることができます。 ブドウは、シャルドネ、ピノブラン、ピノグリ、ピノノワールというブルグンダー系品種(ピノ系品種)のみにフォーカスしています。 3haの畑の土壌は、砂礫とシスト(粘板岩)がベースとなっており表層の粘土土壌のいたるところには石灰の層が非常に多く通っています。 この土壌が彼らのワインの特徴でもある集中したミネラルと塩気を与えてくれます。 畑は湖のほとりから山に向かった傾斜地にあり、その影響で繊細なミクロクリマを有し、湖からの風が畑の畝を通っていく為、常に循環された心地よい空気に満たされております。 夏は暖かくとても乾燥した気候で、秋の気候は昼と夜の寒暖差が非常に激しく、昼間はしっかり日照を得られ暖かいですが、夜にはとても冷えこみます。 収穫前の最後の生育期にこの気候は特徴的なアロマとクオリティをうみ出すアドバンテージとなっています。 ブドウがしっかりと熟す10月中旬から例年収穫を始め、発酵終了後、ワインは瓶詰までに12~ 48 ヶ月間ゆっくりと落ち着かせ寝かせられます。 発酵は安定して始まり、ゆっくりとそして長く続きます。 セラーではワインに出来る限りストレスを与えないよう注意しており、人為的な介入を極力しないよう努めています。 〝ワインは低温下で落ち着いて発酵し、液体が熟すまで、大樽の中で澱と共に12 ~ 48 ヶ月間その必要な時間をできるだけ長くゆっくりと旅をするんだ〟といいます。 収穫~瓶詰め前までワインに一斉何も添加しませんし、濾過や清澄も一切しません。 酸化防止剤は瓶詰め前のワインの個性をみて、必要だと感じた時のみ極少量添加します。 毎年、わずか約7,000本が彼らの総生産量です。 〝ワインはすでに畑で出来上がっている〟という信念のもと、セラーの中ではその年のブドウの本質と自然な成長をただ見守ることに重きを置いています。 〝僕らがつくるナチュラルワインは、いわゆるワイン愛好家の賛美や賞賛を求めていない。ただ純粋にワインが好きな人々の輝いた笑顔のためにある。僕らが立つテロワールとの絆を信じているように、そんな輝く笑顔の人々と僕らとの絆も信じているんだ。〟 と静かで深い視線をもって彼は僕らに語りかけます。 彼が纏ういわゆる〝気〟のようなものは、まさに求道者のそれであり、相対する者の背筋は自然とピンと伸びます。 とても真っ直ぐでクレバーでアーティスティックな彼の真のナチュラルワイン、日本には2019年が初輸入でした。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、 宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
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リート・バーレンベルグ・ヴァイスブルグンダー2020/グロース
¥9,020
本サイトの商品は販売用ではございません。 ご注文頂きましても、キャンセル扱いになりますのでご了承ください。 ★★★☆☆(未試飲) 商品名:リート・バーレンベルグ・ヴァイスブルグンダー2020 生産者:グロース 種類:白ワイン 産地:オーストリア/シュタイヤーマルク 品種:ヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン) アルコール度数:13.0% 内容量:750ml オーストリア、シュタイヤーマルクのナチュラルワイン生産者、グロース。 (下記、インポーター他資料より) 草原のハーブ、スライスしたキノコのフレッシュな香り。 マカダミアナッツのふくよかさ、朝露に濡れた森林の香り。 青い石灰岩のマール(Opok)由来の冷たいミネラルとジューシーな酸の構造が見事に一体になっている。 手摘みで収穫、伝統的な大樽で38ヶ月熟成、ノンフィルターで瓶詰め。 ずーとシュタイヤーマルクで最も広く栽培されている品種ながら、畑を選ぶ、立地条件が厳しい品種。 (生産者について) 兄オーストリア。山頂を越えると弟スロヴェニア。 今やナチュラルワインの新聖地に現れた天才兄弟! グロース家はシュタイヤーマルク州のラッチュ・アン・デア・ヴァインシュトラーセで1750年からワイン造りを行う歴史あるファミリー。 10年前から兄のヨハネスがオーストリアを、弟のミヒャエルがスロヴェニアのワイナリーを受け持っている。 兄のヨハネスはオーストリア随一と称される醸造学校クロスターノイブルグ校を卒業。 話す時に土を触り、ぶどうに触れ、農園の自然を慈しんでいるのが分かる。 生物多様性、サステイナビリティ、景観、伝統のことが話によく出てきて、流行りで自然なワインを造っているのではないと確信。 ラッチュ周辺は丘が入り組んだ多様な地形で、マール(泥灰土)を主体に石灰岩や砂岩、粘土土壌や酸化鉄、二酸化マンガンなど、多様性に富み、複雑。 堆積土壌で1500万年前の海底が隆起した土壌。 貝の化石がくっついた石灰岩が出る畑もある。 ヨハネスの祖父の代には、必要に応じて化学肥料を使ってきたが彼の代から自家性肥料に戻した。(2年かけて熟成、牛の糞以外は全て自園のもの) その肥料でさえ、植樹後2年間続けてごくわずかに使用するのみで、それ以外は葉の色を見て必要に応じてスポット使用。 また、除草剤、殺虫剤、化学肥料に頼らず生物多様性を高めることで質の良いぶどうを育てることを目指す。 ワイン造りのほとんど全ては畑。 そんな畑仕事もほぼ手作業。 というのも、テラス状や急斜面の畑のため機械化が難しく、20人の従業員のうち17人は畑での作業に従事している。 ワイン販売の半分はワイナリーに買いにきてくれる地域密着型! 自分たちの哲学、ワイン造りの説明をし、納得して買ってくれるので、認証業者にお金を払う意味が見出せず、認証こそ取っていないが正真正銘BIO! ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
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クレマン・アンディジェンヌNV(2023)/ステファン・ティソ
¥9,350
本サイトの商品は販売用ではございません。 ご注文頂きましても、キャンセル扱いになりますのでご了承ください。 ★★★☆☆(未試飲) 商品名:クレマン・アンディジェンヌNV(2023) 生産者:ステファン・ティソ 種類:白発泡ワイン 産地:フランス/ジュラ、サヴォワ 品種:シャルドネ50%、ピノ・ノワール40%、プルサール5%、トゥルソー5% アルコール度数:12.5% 内容量:750ml フランス、ジュラのナチュラルワイン生産者、ステファン・ティソの白発泡ワイン。 (下記、インポーター他資料より) 通常のクレマンにヴァン・ド・パイユの澱を入れて発酵&熟成させた、おそらく世界で唯一のスパークリングワイン。 エレガントな泡立ち、たっぷりとしたフルーツの厚み。 パーフェクトな味わいはシャンパン泣かせの美味しさ! 醸造の違い、土壌の違いを熟知しているからこそ生まれる味わい! トリアス期の粘土質土壌と石灰が砕かれた土壌。 全ての品種を混醸造。 50%ずつステンレスタンク、木樽で4ヶ月のシュール・リー熟成。 ヴァン・ド・パイユの澱とぶどうジュースを加え瓶内二次発酵。 18ヶ月間瓶内熟成。 (生産者、ステファン・ティソに関して) La vie est BELLE!!=「人生は最高だ!」 で、挨拶が始まるステファンは人生を本気で楽しんでいる陽気な人柄。 ジュラのテロワールを表現するためには一切の妥協、後悔しない造りを心がけている。 1962年に設立したこのドメーヌは、現在3代目のステファン氏が後を引き継いで経営している。 海外のワイナリーでの経験があり、ブルゴーニュ地方ボーヌでも5年に渡り醸造に携わるなど、広い視野の持ち主。 その彼が蔵を引き継いで改革したのが「ビオディナミ」農業の導入。 もともと父の代まで化学物質を使用しない農業を行っていたが、1999年それを大きく進めて、ジュラの大地と気候が生み出す「オリジナリティー」を持ったワインを追求する。 テロワールを明確に伝えようと思えば、どんな近代醸造をもってもぶどう自体の質を上げずしてテロワールのワインを造ることは不可能と悟り、ぶどう栽培を変えた。 ジュラ地方といえば「自然派ワインの総帥」ピエール・オヴェルノワ氏が挙げられるが、彼からも「ジュラを代表する造り手」と賞賛を受けている!! ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
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クレマン・デュ・ジュラ・ブラン・ド・ノワールNV(2023)/ステファン・ティソ
¥9,680
SOLD OUT
本サイトの商品は販売用ではございません。 ご注文頂きましても、キャンセル扱いになりますのでご了承ください。 ★★★☆☆(未試飲) 商品名:クレマン・デュ・ジュラ・ブラン・ド・ノワールNV(2023) 生産者:ステファン・ティソ 種類:白発泡ワイン 産地:フランス/ジュラ、サヴォワ 品種:ピノ・ノワール アルコール度数:12.5% 内容量:750ml フランス、ジュラのナチュラルワイン生産者、ステファン・ティソの白発泡ワイン。 (下記、インポーター他資料より) グラスに注いだ瞬間、柑橘のゼスト、ブリオッシュ、ヘーゼルナッツ、ホワイトペッパー、シナモン・・・。 まだ口に含んでいないのに、グングン香りが湧き上がってくる!!! 細やかでクリーミー、それでいて一粒一粒の泡がイキイキしたしっかりした泡立ち。 その泡の奥にある蜜がタップリ詰まったりんごや柑橘の酸味。 これでもか!というくらいギュギュギュっと凝縮した果実と、繊細な泡が、こんなに絡み合ったスパークリングあっただろうか・・・。 泡でごまかすことなく、原酒のクオリティはブルゴーニュのグランクリュレベル! トリアス期の粘土質土壌。 ダイレクトプレス。228Lの木樽にて5ヶ月間熟成。 瓶内二次発酵後、8ヶ月間のシュール・ラット熟成。 ドサージュなし。 (生産者、ステファン・ティソに関して) La vie est BELLE!!=「人生は最高だ!」 で、挨拶が始まるステファンは人生を本気で楽しんでいる陽気な人柄。 ジュラのテロワールを表現するためには一切の妥協、後悔しない造りを心がけている。 1962年に設立したこのドメーヌは、現在3代目のステファン氏が後を引き継いで経営している。 海外のワイナリーでの経験があり、ブルゴーニュ地方ボーヌでも5年に渡り醸造に携わるなど、広い視野の持ち主。 その彼が蔵を引き継いで改革したのが「ビオディナミ」農業の導入。 もともと父の代まで化学物質を使用しない農業を行っていたが、1999年それを大きく進めて、ジュラの大地と気候が生み出す「オリジナリティー」を持ったワインを追求する。 テロワールを明確に伝えようと思えば、どんな近代醸造をもってもぶどう自体の質を上げずしてテロワールのワインを造ることは不可能と悟り、ぶどう栽培を変えた。 ジュラ地方といえば「自然派ワインの総帥」ピエール・オヴェルノワ氏が挙げられるが、彼からも「ジュラを代表する造り手」と賞賛を受けている!! ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
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レオン・アルボワ2021/レ・ボット・ルージュ
¥9,020
SOLD OUT
本サイトの商品は販売用ではございません。 ご注文頂きましても、キャンセル扱いになりますのでご了承ください。 ★★★☆☆(未試飲) 商品名:レオン・アルボワ2021 生産者:レ・ボット・ルージュ 種類:白ワイン 産地:フランス/ジュラ・サヴォワ 品種:シャルドネ アルコール度数:12.5% 内容量:750ml フランス、ジュラのナチュラルワイン生産者、レ・ボット・ルージュ。 4本熟成させます。 (下記、インポーター他資料より) ジュラのシャルドネらしい硬質なミネラル感の中に純粋さを感じる果実味があり、控えめなアルコール感が清涼な飲み心地を感じさせてくれます。 シャルドネ100%で造られるこのキュヴェの名前である「レオン」は、農家だったジャン=バティストの祖父の名前をとって名付けられました。 粘土石灰質のシャルドネ。全房でダイレクトプレス。 フードルと500Lの古樽で発酵、熟成。 (生産者について) ■忍耐こそがジュラの地で素晴らしいワインを造る さまざまなワインの造り手たちと会って思うのは、そのタイプは2つに分かれるということ。 2つというのは「アルティザン」タイプと「アーティスト」タイプのこと。 つまり職人タイプと芸術家タイプ。 天才肌で感覚と直感を重視する芸術家タイプに対して、情熱を内に秘めてコツコツと仕事を積み上げていくのが職人タイプの特徴ですが、ドメーヌ・レ・ボット・ルージュのジャン=バティスト・メニゴスもそんな静かに情熱を燃やす職人タイプです。 もともと教師という職に就いていたジャン=バティスト、15年ほど前にアルボワに赴任し、もともとワインが好きだったこともあって古いプレス機と10aほどの小さな畑を購入して自家用のワインを作っていました。 そんな中、自然なスタイルのワインに出会い、自身も自然な栽培・醸造でワイン造りに取り組むようになります。 そして、何年かワイン造りの経験を積むことで、専業としてのワイン生産者の道を志すようになりました。 しかしこれは、周囲の人間からは考えられないほどリスクの大きい転身でした。 フランスでの教師という職は、非常に安定した職業として知られ、この職を投げ打って自然相手の不安定なワイン造りに転身するというのは、多くの人にとってはありえない選択でした。 しかし、ジャン=バティストは入念な準備と確信を持って、2012年からアルボワの地でワイン生産者となります。 彼をサポートしたのは、30haを超える畑を自らの代でビオロジックに転換した陽気な挑戦者ステファン・ティソ。 ワイン生産者への転向を考えていたジャン=バティストを勇気づけ、新たな挑戦への背中を押してくれました。 また、ワイン造りの実践的な助言だけでなく、熟成用のセラーなど醸造設備を一部借受けるなど実質的なサポートも受けました。 その他にもこの地の偉大な先達であるピエール・オヴェルノワやエマニュエル・ウイヨンからは、「忍耐こそが素晴らしいワインを造る」と教えられたと言います。 ジュラという土地自体は、決してワイン造りが容易な場所ではなく、また近年の天候もそれをさらに難しいものにしています。 しかし、その困難を耐え抜き、実直にワイン造りを続けていけば素晴らしいワインを生み出すことができる。 その教えを忠実に守り、日々の仕事に向かうジャン=バティストの姿は、まさに職人だと言えます。 4haほどの畑をフェルマージュ(賃貸)契約で栽培し、シャルドネ、サヴァニャン、プルサール、ピノ・ノワールなどの品種を栽培しています。 2012年はスタートの年ということもあり、タンクとプレス機のみ新たに手に入れ、それ以外の設備はレンタル。 醸造所も熟成庫も別々の場所で借りており、作業が煩雑となっていました。 2013年からは、古い民家を購入、醸造所に改築し、本格的なセラーが完成しました。 環境も整い、より理想に近い形でワイン造り取り組めるようになったと言います。 ワイン生産者に転身した現在も週2回ほど身体に障害を抱える子供たち向けの教師を務めるなど、温和で心優しいジャン=バティスト。 多くの試行錯誤を経てジャン=バティスト本人の繊細で心優しい人柄がピュアに表現されたドメーヌ・レ・ボッテ・ルージュのワインが生まれたのです。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎ナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
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ファス・べー2020/レ・ボット・ルージュ
¥9,130
SOLD OUT
本サイトの商品は販売用ではございません。 ご注文頂きましても、キャンセル扱いになりますのでご了承ください。 ★★★☆☆(未試飲) 商品名:ファス・べー2020 生産者:レ・ボット・ルージュ 種類:白ワイン 産地:フランス/ジュラ・サヴォワ 品種:サヴァニャン アルコール度数:13% 内容量:750ml フランス、ジュラのナチュラルワイン生産者、レ・ボット・ルージュ。 3本熟成させます。 (下記、インポーター他資料より) 輝きのあるレモンイエローの外観。 一瞬、ジュラのシャルドネかと思うような雰囲気があります。 ジュラ特有の岩塩やレモンの果実感を感じられます。 余韻から徐々にサヴァニャンらしいナッティーな味わいも顔を出します。 飲み終わりには少し強めのアルコール感を感じられるのでゆっくりと楽しみたい。 通常とは違う、『Face B』= 『アルバムのB面、もしくはカップリング曲』という意味合い。 ドメーヌで最初に造った白ワインは、サヴァニャン100%で出来た『Cuvée Album』だった為、2番目に造り上げたサヴァニャンのワインと言うことで、このキュヴェ名になりました。 手摘みで収穫、全房のままダイレクトプレスを行い、その後400Lの古樽で熟成。 2019年6月11日に瓶詰し、その後1年間の瓶熟成をおこなった後にリリースされました。 (生産者について) ■忍耐こそがジュラの地で素晴らしいワインを造る さまざまなワインの造り手たちと会って思うのは、そのタイプは2つに分かれるということ。 2つというのは「アルティザン」タイプと「アーティスト」タイプのこと。 つまり職人タイプと芸術家タイプ。 天才肌で感覚と直感を重視する芸術家タイプに対して、情熱を内に秘めてコツコツと仕事を積み上げていくのが職人タイプの特徴ですが、ドメーヌ・レ・ボット・ルージュのジャン=バティスト・メニゴスもそんな静かに情熱を燃やす職人タイプです。 もともと教師という職に就いていたジャン=バティスト、15年ほど前にアルボワに赴任し、もともとワインが好きだったこともあって古いプレス機と10aほどの小さな畑を購入して自家用のワインを作っていました。 そんな中、自然なスタイルのワインに出会い、自身も自然な栽培・醸造でワイン造りに取り組むようになります。 そして、何年かワイン造りの経験を積むことで、専業としてのワイン生産者の道を志すようになりました。 しかしこれは、周囲の人間からは考えられないほどリスクの大きい転身でした。 フランスでの教師という職は、非常に安定した職業として知られ、この職を投げ打って自然相手の不安定なワイン造りに転身するというのは、多くの人にとってはありえない選択でした。 しかし、ジャン=バティストは入念な準備と確信を持って、2012年からアルボワの地でワイン生産者となります。 彼をサポートしたのは、30haを超える畑を自らの代でビオロジックに転換した陽気な挑戦者ステファン・ティソ。 ワイン生産者への転向を考えていたジャン=バティストを勇気づけ、新たな挑戦への背中を押してくれました。 また、ワイン造りの実践的な助言だけでなく、熟成用のセラーなど醸造設備を一部借受けるなど実質的なサポートも受けました。 その他にもこの地の偉大な先達であるピエール・オヴェルノワやエマニュエル・ウイヨンからは、「忍耐こそが素晴らしいワインを造る」と教えられたと言います。 ジュラという土地自体は、決してワイン造りが容易な場所ではなく、また近年の天候もそれをさらに難しいものにしています。 しかし、その困難を耐え抜き、実直にワイン造りを続けていけば素晴らしいワインを生み出すことができる。 その教えを忠実に守り、日々の仕事に向かうジャン=バティストの姿は、まさに職人だと言えます。 4haほどの畑をフェルマージュ(賃貸)契約で栽培し、シャルドネ、サヴァニャン、プルサール、ピノ・ノワールなどの品種を栽培しています。 2012年はスタートの年ということもあり、タンクとプレス機のみ新たに手に入れ、それ以外の設備はレンタル。 醸造所も熟成庫も別々の場所で借りており、作業が煩雑となっていました。 2013年からは、古い民家を購入、醸造所に改築し、本格的なセラーが完成しました。 環境も整い、より理想に近い形でワイン造り取り組めるようになったと言います。 ワイン生産者に転身した現在も週2回ほど身体に障害を抱える子供たち向けの教師を務めるなど、温和で心優しいジャン=バティスト。 多くの試行錯誤を経てジャン=バティスト本人の繊細で心優しい人柄がピュアに表現されたドメーヌ・レ・ボッテ・ルージュのワインが生まれたのです。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎ナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。