

ツヴァイゲルト・ファム・オーポク2020/マリア・ウント・ゼップ・ムスター
¥6,050 税込
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★★★★★(2025年、担当:K)
商品名:ツヴァイゲルト・ファム・オーポク2020
生産者:マリア・ウント・ゼップ・ムスター
種類:赤ワイン
産地:オーストリア/シュタイヤーマルク
品種:ツヴァイゲルト
アルコール度数:11.5%
内容量:750ml
大人気のナチュラルワイン生産者、マリア・ウント・ゼップ・ムスター。
植樹されたのは1983年と、温暖化がはじまる以前、この地域で赤ワインが珍しかった頃のこと。
近年の温暖化で、赤ワインの質はどこも向上しているが、この地の冷涼さが繊細で複雑な個性に寄与している。
グラーフ・ツヴァイゲルトと同じ畑で樹齢も同じだが、こちらは粘土質の重く石の少ない土壌の区画で、樹勢が強く果粒が大きく収量が多い(約3000~4000kg/ha)ため、素直な味わいのワインとなる。
醸造手法は同じ。
2015VTからZweigelt vom Opokに名称変更。
手作業で収穫、除梗
木桶(容量約2900L)でマセレーション発酵
圧搾後、木樽(容量約225L)で約23ヵ月間熟成
(2025年抜栓コメント)
※数日置いたら美味しさが増します※
しっかりとしたルビー色。
森林、樽、重くないオーク。
飲み口はさっぱりでタンニンを感じる。
余韻は長く薄いベリー。中級向き。
3日目は落ち着いてうま味が出てきてさらに美味い!
余韻も長くかなり好み。
時間をかけてゆっくり飲むといい感じです。
(下記、インポーター、他資料より)
醸造所は急斜面のぶどう畑と、森に囲まれた丘の上にある。
斜面の下に向かって並ぶ、栗材の支柱の間の約1.8mの高さに渡された、一本の針金からぶどうの枝葉がわさわさと垂れ下がる独特の仕立て方で、年間降水量約1000mmを超えるこの地方に向いた伝統的な栽培手法だと、オーナーのセップ・ムスターは言う。
彼の両親が約300年前からそこにあった、約10haのぶどう畑と建物を購入したのは1978年のこと。
クロスター・ノイブルクの醸造学校を卒業した1990年から実家で働き始めたムスターは、1994年に自動車事故で生死の境をさまよう体験をして人生観が変わった。
生きることの意味を考えるようになり、1998年に休暇で妻とともに訪れたインドで、ニュージーランド出身のビオディナミのコンサルタント、ペーター・プロクターのセミナーに参加して感銘をうけ、2003年にデメターに加盟した。
そして醸造も2003年産から樽熟成期間を20~24ヵ月に伸ばし、ワインが自然に調和に至るまで見守るようになった。
亜硫酸無添加で発酵・熟成の微生物的プロセスを完了するために、健全で生命力に富んだぶどうを収穫することが何よりも大切なのだという。
圧搾後の清澄も瓶詰め前のフィルターがけもおこなわない。
果汁から何かを取り去ることは、ワインの調和を乱すからだ。
亜硫酸塩は基本的に添加しないが、「もしかすると10mg/Lくらい、添加した方が良いかもしれない」という感じがしたときは添加する。
栽培品種はソーヴィニョン・ブラン、シャルドネ、ツヴァイゲルト。
土壌は主にオポーク。
美味しいかどうかよりも、飲んだ人の昔の記憶が蘇えるようなワインを目指しているという。
各キュヴェはそれぞれの、畑の個性、ブドウや醸造の特徴毎の名前を冠する。
【オーポク】:この地域特有の石灰と粘土シルトで、このワイナリーの土壌は基本的にはオーポク土壌に属する。樹齢の若いブドウが使用される。
【グラーフ】:この農場が昔から地元で「グラーフ」と呼ばれていたことにちなむワイン名。オーポクシリーズより、樹齢が高いゆえの気品を持ち合わせる。
【スガミネック】:斜面の上の方にあり、アルプスからの風があたる冷涼な区画。粘土層も薄く、石の多い純粋なオーポクの区画。
「スガミネック」はスラブ語の「石の多い地」に由来する。
樹齢も高く、葉の茂る時期になると、土壌の違いは一目瞭然で、スガミネックの畑の葉はより明るい色をしている。
(生産者、マリア・ウント・ゼップ・ムスターについて)
私達マリア・ムスターとセップ・ムスターは、1978 年に両親であるルドルフ・ムスターとテレジア・ムスターから 10ha あまりの葡萄畑を所有する醸造所を継ぎました。
醸造所が登場する最も古い記述は 1727年まで遡ります。
また、1787 年に神聖ローマ帝国皇帝ヨーゼフ 2 世のもとで作成された地図に醸造所の葡萄畑の記述があります。
ワイン醸造やブドウ栽培についての感覚は、子供の頃両親がブドウ畑で働いている間にブドウ畑で遊んでいる時、自然に身についていきました。
これは私の土台となっており、その頃の感覚は最近特に再び蘇ってきます。
醸造の理論については、オーストリアのクロスターノイブルクという町にある、ワイン醸造と果物栽培のクロスターノイブルク専門学校に 5 年間通いました。
その他、オーストリア、ヨーロッパ、アメリカ他、世界中のドメーヌを訪問し、研修しました。
私達はワインの生命感、本物の持つ美しさ、そして個性を大切にしています。
それは精神的な面及び、葡萄畑やセラーでの労働の一連のプロセスの結果からくる姿勢です。
ワインは生きものであり、常に姿を変えるものです。
この生命感をワインに与える為には、一歩引いてワインを見守り、分析値から距離をおいて、ワインの魂に救いの手を差し伸べるようにすることが必要です。
ゆっくりと時間をかけて楽しめば、ワインはあなたを内面への旅へといざなうことができます。
私達はワインに空間と時間を与えて、そのワインが内に秘めた個性、つまり産地、土壌、生産年の特徴を表現したいと考えています。
ゆっくりと丁寧な醸造により、ワインの長期間楽しめて熟成する能力を損なわないようにしています。
この古くからの伝統に忠実なワイン造りを行うには、セラーではワインはなるべく人為を加えず、葡萄畑では注意深い作業を行うことが基本です。
その際、私達は土壌、葡萄樹、そしてワインが可能な限り生き生きと、生命力を持つよう心掛けながら作業します。
私達は自然の中で生活し、自然を観察し、毎日そこから学んでいます。
エコロジカルで環境持続型農作業は、活力あるものを長期的に生産していくのに役立っています。
そうした製品は人間にとって有益であるとともに、次世代の生活基盤を確かにします。
その実現のために、私達は葡萄畑では宇宙のリズムを考慮しながらビオディナミ農法を実践しています。
2003 年にはデメターのメンバーとなっています。
私達はワイン産業が世界的な規模で工業的に標準化されつつある時代に生きており、醸造技術的には欠点のない、毎年同じ味のするワインが大量に生産されています。
その一方で、手作りの一つ一つが個性的なワインも造られています。
それは魂のこもったワインです。
私達は後者のワイン造りを行っています。
地球資源に注意深く向き合いながら高品質なものを造ることは、深い喜びと満足をもたらしてくれます。
本物のワインだけが、飲み続けたくなる体に良い味わいと官能性を持っていると考えます。
葡萄畑は海抜 430~470m に位置し、全て醸造所の周りに広がっています。
葡萄畑において最も大切にしていることは、土壌と植物の生命力を保つことです。
土壌、植物とそれを取り巻く環境が相互に調和した生態バランスに到達するために、ビオディナミを採用しています。
ビオディナミはルドルフ・シュタイナーが提唱した手法で、その中には植物、ミネラル、動物性物質からなる薬草茶やプレパラートを活性化(ディナミジーレン)して散布することも含まれますが、その際特定の天体の位置関係を参照して作業を行っています。
肥料、除草剤や合成農薬は一切利用しません。収穫量は自然に従い、個性に満ちて複雑なワインのもととなる、粒の小さな香り高い葡萄の収穫を目指しています。
※記載はあくまで個人の感想です
ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。
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