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★★★★☆(2025年、担当K試飲)
商品名:ピリ・ナチュレル・リースリング2021
生産者:ピリ・ヴァイン
種類:白ワイン
産地:ドイツ/ナーエ
品種:リースリング100%
アルコール度数:11.5%
内容量:750ml
ドイツ、ナーエのナチュラルワイン生産者、ピリ・ヴァイン!
(2025年試飲)
グリーンイエロー。
ミネラルや乳酸、少し甘いフルーツを感じる香り。
ヨーグルトやホエー、ミネラルに少し強めの酸。
出汁感もあり美味しいが、僅かにトゲっぽい。
酸味が苦手な自分は少し汗ばむ。
温度を上げて飲む方が複雑身が出てきて良いかもです。
(下記、インポーター他資料より)
丸みを帯びた小石が混じった砂質土壌で育つリースリングを足踏みで破砕し24 時間醸し後プレスし、フードルで24 ヶ月発酵・熟成しました。
とろりとした粘性、輝きのあるグリーンイエロー色、洋梨や白桃、ミントやディルのアロマ、じわりと拡がる旨味に口中に溢れる香りと味わい、温度が上がると複雑味が増す厚みのあるボディが印象的な上質ワインです。
除梗後、足踏みで破砕し24時間醸し
空気圧式圧搾
12hlのフードルで24 ヶ月間発酵・熟成
無濾過・無清澄
SO2無添加 トータル:53mg/L
(生産者について)
土壌の宝庫と数百年の歴史を掛け合わせ次代を開く女性生産者!
ドイツ、ナーエ地方とは
モーゼル川とライン川の間に位置するナーエ地方は気候が比較的温暖なドイツ南西部にあり、1971年に独自のワイン生産地として指定されました。
東隣のラインヘッセン地方同様に、土壌の構造が多岐にわたるので、できあがるワインのスタイルやニュアンスも実に多様です。
急斜面のスレート土壌の畑で栽培されているリースリングは特にこの地域の重要なワインの一つとされていて、ドイツワインの最高峰のひとつに数えられています。
フンスリュック山地が冷たい風からナーエ地方を守ってくれているので、気温は温暖(とはいえ10月と11月訪問時は寒かったです)、日照時間が長く、雨が少なく、太陽の恵みにあふれた渓谷はワイン栽培にふさわしい気候となっています。
地殻活動により非常に多様な土壌を持っており、地質学的多様性によってナーエ地方は特別なエリアとされています。
スレート土壌の他にも、石英(クオーツ)や斑岩(ポーフィリー)、メラフィリー、雑色砂岩などの土壌が見られ、その他、風化土壌や砂岩由来の粘土層、レス、ロームが見られる地域もあります。
土壌の多様性ゆえに、多様な品種の栽培、多彩なスタイルのワイン造りが可能となっており、ナーエ地方はドイツ国内で最も土壌が多様な地域で、狭い範囲内に異質な土壌が非常に多く入り組んでおり、180種類以上の異なるタイプの土壌があると推定されています。
栽培されているブドウ品種は多様で、約75%が白ワイン品種です。
リースリング、ミュラー・トゥルガウ、ジルヴァーナーが多く栽培され、ヴァイスブルグンダーとグラウブルグンダーが近年増加気味。
赤ワイン品種ではドルンフェルダーがトップで、シュペートブルグンダー、ポルトギーザー、レゲントが続きます。
生産者について、
Piri(ピリ)ことChristine Pieroth(クリスティン・ピーロート)、代々この地で複合農家として礎を築いてきた家系を近い将来一身に引き継いでいく事になる女性生産者です。
今は家族がもつ畑の一部を自身の考え方に沿った農法と醸造方法でブドウを育てワインを造っており、Piri Wein、またはPiri Naturelというブランド名で知られ始めています。
ライン川とナーエ川の合流地点から南へ2km下がったところにPieroth(ピーロート)家が畑と醸造所をもつRummelsheim村があり、北東方面に目を凝らすと、ナーエ川とライン川の向こうに銘醸地Rheingau(ラインガウ)地方の畑も見えます。
ナーエ地方の全体像でも簡単に説明しました通り、Rummelsheim村はナーエ地方の縮図といってもいいほど、多様で複雑な土壌が入り組んで構成されています。
小さいパーセル毎に異なるドウ品種が植えられ、さらに土壌も様々であることから出来上がるワインも千差万別となっています。
Piri(ピリ)の家族はこの地で数百年もの間、複合農家として生計を立ててきております。
もちろんワイン造りも生業としてきて、なんと1789年VTGのボトルがあったことも知られているほどですのでそのワイン造りの歴史は筋金入りです。
1960年代まではブドウ栽培やワイン造りの他にジャガイモや小麦などの穀物をつくり牛や豚を飼う牧畜も営む複合農家でしたが、その後時代の進展と共に15haの畑だけを守りワインを造るWeingutにFocusしていきました。
Piri(ピリ)は、野菜やハーヴも鋭い観察力や洞察力をもって出来る限り自分で作ります。
育てたハーヴや植物の葉を摘み取り、版画のような方法でデザインしデジタル化して自らのワインラベルに用いていることからも彼女がワイン造りだけでなく植物全般に興味を持っていることがうかがえます。
毎日の生活もできる限り自分の農園で取れた野菜やハーヴを摂り過ごす事を好んでいて、必然彼女のワイン哲学やバックボーンも周りの自然環境への配慮と愛情に導かれるように紡がれていき、それはやはり彼女が造るワインによく表現されています。
Piri(ピリ)にはPieroth(ピーロート)家の先祖代々の血が色濃く受け継がれているようです。
ワインにとって最初に大事なことは、畑での仕事を楽しみブドウ樹を育てる事。
セラーでの仕事はその次だと幼少期よりワインと共に育ち学んできたPiri(ピリ)。
しかし、あまりにワインが身近にありすぎたのか、共に多くの時間を過ごしすぎた影響か⁉、さらには好奇心旺盛でもある彼女ですので、かつて一度、ワインから離れ忘れる決断をしたことがありました。
外の世界を経験するためにカナダへ移り住んだのです。
しかし、そこでも美しいブドウ畑に出会い心を奪われてしまい、やはり自分の道はブドウと畑と共にあると再認識してドイツへ帰りワイン造りの道へ進む事に。
帰国後、ガイゼンハイム大学で学び、ラインヘッセンの著名なWeingut Kellerで研修し、膨大な数のワインを飲んで舌も鍛えてきたそうです。
彼女の真の初VTGは2018ですが、Piri(ピリ)として初めて商業ベースに載せてのリリースは2019が初となります。
今回日本に初登場するワインのVTGは、実質3度目のワイン造りのVTGです。
PiriからのHotな言葉に彼女のフィロソフィーが詰まっていますので、そのままお伝えいたします。
『ビオロジックでは銅や硫黄を畑に撒くことは許容されていますが、それでも許容されている数値よりはるかに少ない量しか畑には撒きたくありませんし撒いていません。
許容されているとはいえ銅や硫黄を撒くよりも、畑やその周りで育つ蔦(つた)やイラクサ、つくし、ヨモギを自分で採取し抽出した自然の滋養薬のようなものを畑に多く撒きます。
その方法がよりブドウ樹が強くたくましく育つと考えているからです。加えて最近では、地元のチーズ職人からミルクホエー(乳清)をもらいそれも撒き始めていますし、将来よりProbiotic(プロバイオティック)のスペシャリストになるよう自らコンポストも造っています。
こういった一つ一つの小さな一歩が、いずれ一つにまとまり大きな美しい絵となってほしい、そうなるはずだと考えています。
仕事の大部分、文字通り、これは私たちの仕事の基盤や本質になるのですが、それは土地つまり畑にアプローチする事です。
特に畑の中や土中に住む微生物と結びつき、関係を築き会話していく事が重要です。
ブドウ畑は、沢山の草花やハーヴが育つ牧草地だと思っていて、そこはブドウ樹だけでなく多くの野生生物や虫たち、植物たちの住処なのです。
動物たちにとっては、そこはシェルターであり、巣であり、食堂です。
私たちが機会さえ設ければこの村の小さな各パーセルにおいてですら、異なる環境で様々な異なる植物や動物が自然と育っていくのです。
私が言う“牧草地”を育て維持していく事は、なにも農家だけの責任ではなく人類皆の責任だと私は考えています。
今、そしてこれまでも、私の周りでは多くの種がまかれそして収穫もすでに始まっています。』
※Probiotic …生物の共生を意味する probiosis に由来し、抗生物質 antibiotics に対する語。
腸内細菌のバランスを改善し、健康に有益な作用をもたらす生きた微生物、乳酸菌・ビフィズス菌・納豆菌など、また、それらを含む食品・医薬品などを指す。
※記載はあくまで個人の感想です
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