-
フルーレット2022/ドメーヌ・ル・サン・デ・カイユ
¥5,500
★★★★☆(2025年、担当K試飲) 商品名:フルーレット2022 生産者:ドメーヌ・ル・サン・デ・カイユ 種類:赤ワイン 産地:フランス/ローヌ 品種:グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル、サンソー、カリニャン、クノワーズ アルコール度数:14% 内容量:750ml フランス、ローヌのナチュラルワイン生産者、ル・サン・デ・カイユ。 (2025年試飲) 少し濁りのあるルビー色。 出汁や昆布の香り。 程よいタンニンと酸があり、バランスが取れた赤ワイン。 香りも美味い! 和食にも合いそうなナチュラル赤ワインです。 (下記、インポーター他資料より) 22 年は水不足で乾燥状態が続きました。 父セルジュが息子フレデリと共にワイン造りを行うドメーヌで、毎年3 人の娘のプロヴァンス語名を代わる代わる付けているキュヴェです。 6 品種を除梗し醸し後プレス、セメントタンクで発酵しフードルで熟成しました。 紫を帯びた濃いガーネット色、ブラックチェリーやフランボワーズ、胡椒やナツメグのアロ マ、しっかりとしたアタック、果実味よく拡がるエキス感、しっかりとしたボディです。 8月26日収穫 除梗後、セメントタンクで15日間醸し、空気圧式圧搾 60hlのセメントタンクで発酵(ルモンタージュ1日1回) 50hlのフードルで熟成 濾過あり・無清澄/瓶詰め:2023年10月28日 SO2、収穫時・発酵中・熟成中・瓶詰め前:少量添加、トータル:38mg/L (生産者について) 均整とれたフルボディ、AOCヴァケラスの隠れた逸品 ヴァケラスを代表する素晴らしい生産者をご紹介させて頂きます。 セルジュ・フェリグールと息子のフレデリ、親子で灼熱の南ローヌの地で畑と向き合い、果実、酸味、ミネラル、タンニン、渋み、絶妙なバランスで冷涼感あワインを造っています。 年々暑くなる南ローヌのワイン。 生産者達の間ではどのようにして上手にきれいにバランスよく酸をもたせるかがしばしば話題になるそうです。 収穫時期を早めようか、でもそうすると糖がまだ十分高くなっていない、フェノール成分も熟していなければ青味があってガシガシなタンニンもでてしまう、下手な酸が出すぎてもよくない。 サンソーを植えて度数を抑えようか、いや、うちの土壌には向かないなどなど、持ち畑の場所・性格・特長を知り尽くし、人まねではなく各人が収穫時期や畑での栽培方法について判断をしなければならず、正しかったか否かの結果は、良きにしろ悪しきにしろワインの味わいにすぐに出てしまいます。 セルジュは独自のチェック方法でブドウの熟し具合を確認し、収穫時期を決めています。 その時期は他のヴァケラスの生産者から比べても1週間は早いのです。 結果、暑いヴィンテージであっても彼のワインにはキレがあり、ブドウのコクと旨みがあり、整った酸からくる品もあり、結果バランスが素晴らしいワインとなります。 あちこちで開催される試飲会では、試飲疲れとタンニンで口がおかしくなってしまう事が多々あります。 それでも一番最後にもう一度セルジュのスタンドへ戻ると、豊富な果実、綺麗でまっすぐ、正しく育てられたブドウの味わいに試飲に疲れた体と舌でさえもまたハッとさせられます。 余分な贅肉はなく、研ぎ澄まされたワイン。 適度な酸は果実とタンニンとアルコールにきれいに溶け込み、素晴らしく均整の取れた味わい。 疲れていた体と舌が、グッと目覚めるような印象を受けます。 サン・デ・カイユは1975年にリカール兄弟の一人が設立しました。 セルジュはモンペリエで醸造学を修めた後ネゴシアンで働きますが、ブドウと土に触れたく1979年にサン・デ・カイユで働き始めます。 後継者のいなかったリカール氏は1982年彼に共同出資を提案、そして1990年にはセルジュはサン・デ・カイユのオーナーとなり、ドメーヌに新たな息吹を吹き込みます。 2001年には醸造所を増設、彼のワインに更に磨きがかかりました。 2003年以降は息子のフレデリも一緒にブドウ栽培・ワイン醸造を始めています。 サン・デ・カイユの畑は丸石に覆われた赤色粘土石灰質土壌でヴァケラスの土壌でも特に暑いガリッグ地区にあります。 ブドウの平均樹齢は35年、7haは65年以上の古木グルナッシュが占め、キュベ・ロピを生産しています。 入手困難な白は1ha の畑から取れる5つのブドウから生産されています。 1990年以来、環境と土壌に配慮した考えで畑は管理されています。 土壌と葉の分析を定期的に行い、不足する要素を補います。 2000年以降は牛糞やぶどうのマールからなる有機肥料のみを使用しており、この頃にはオーガニックとビオディナミの認定申請をしており、ラベルには記載がありませんが毎年認証を取得しています。 質の高いワインを生産するための努力は惜しまず、芽摘み青摘み作業などを欠かさず、特に白ブドウとムールヴェードルにいたっては1枝1房しか残さないという厳しさ。 午前中のみに行われる収穫はすべて手作業、厳しく選果作業を行っています。 除梗は基本的には100%、だが茎が良く熟している時はそのまま一部全房で入れることもあります。 醸造はセメントタンク内で天然酵母のみで自然に始まり、プレス後はタンクに入れられマロラクティック発酵を待ちます。 熟成はドゥシネロ/アザライス/フルーレットというVTGにより3姉妹の名前が毎年入れ替わりで付けられるキュヴェは45hl の大樽で最低6 ~ 12 ヶ月間、ロピは450Lの2 ~ 3年物の樽で10 ~ 12 ヶ月間行われます。 赤ワインはノン・フィルター、ノン・コラージュでボトリングされます。 ここ数年、フレッシュで軽やか、赤果実Tasteで優しい旨味の赤ワインが脚光を浴びて久しいですが(僕も大好きなのですが)、フルボディで旨味ものり何より疲れないフランスワイン、皆さん探されていたのではないでしょうか。 やっぱりジビエのシーズンや、お肉を食べている時には濃いめの赤ワインもほしくなります。 「でも濃くて強いワインは疲れるんだよな」、「1杯だけでいいんですよ」、はい、僕もそうですが、そんな時はぜひこのサンデカイユの出番です。 食事とワインが止まらなくなります。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
-
フェリグレット2023/ドメーヌ・ル・サン・デ・カイユ
¥3,630
★★★★☆(2025年、担当K試飲) 商品名:フェリグレット2023 生産者:ドメーヌ・ル・サン・デ・カイユ 種類:赤ワイン 産地:フランス/ローヌ 品種:グルナッシュ、サンソー、カリニャン、クノワーズ、シラー アルコール度数:13% 内容量:750ml フランス、ローヌのナチュラルワイン生産者、ル・サン・デ・カイユ。 (2025年試飲) 少し濁りのあるルビー色。 かつお梅のような日本を想像できる香り。 少し紅茶感もある複雑さをもつ赤ワイン。 素直に美味しいと言えるワインです! (下記、インポーター他資料より) フェリグール家のちびちゃん達を意味するキュヴェ名です。 ヴァケラスの高台、ガリッグと呼ばれる区域の丸石に覆われた赤粘土石灰で育つ5 品種を除梗しプレス後、60hl のセメントタンクで発酵・熟成しました。 淡いガーネット色、スパイシーでリコリスやプルーン、カシスジャムのアロマ、豊かな果実味に完熟したベリーの甘味に綺麗に溶け込んだ酸味、エキス感のある逸品です。 9月4日収穫/除梗後、直接圧搾 60hlのセメントタンクで発酵(ルモンタージュ1日1回)・熟成 濾過あり・無清澄/瓶詰め:2024年4月9日 SO2、発酵中:20mg/L、熟成中:20mg/L、瓶詰め前:20mg/L、トータル:44mg/L (生産者について) 均整とれたフルボディ、AOCヴァケラスの隠れた逸品 ヴァケラスを代表する素晴らしい生産者をご紹介させて頂きます。 セルジュ・フェリグールと息子のフレデリ、親子で灼熱の南ローヌの地で畑と向き合い、果実、酸味、ミネラル、タンニン、渋み、絶妙なバランスで冷涼感あワインを造っています。 年々暑くなる南ローヌのワイン。 生産者達の間ではどのようにして上手にきれいにバランスよく酸をもたせるかがしばしば話題になるそうです。 収穫時期を早めようか、でもそうすると糖がまだ十分高くなっていない、フェノール成分も熟していなければ青味があってガシガシなタンニンもでてしまう、下手な酸が出すぎてもよくない。 サンソーを植えて度数を抑えようか、いや、うちの土壌には向かないなどなど、持ち畑の場所・性格・特長を知り尽くし、人まねではなく各人が収穫時期や畑での栽培方法について判断をしなければならず、正しかったか否かの結果は、良きにしろ悪しきにしろワインの味わいにすぐに出てしまいます。 セルジュは独自のチェック方法でブドウの熟し具合を確認し、収穫時期を決めています。 その時期は他のヴァケラスの生産者から比べても1週間は早いのです。 結果、暑いヴィンテージであっても彼のワインにはキレがあり、ブドウのコクと旨みがあり、整った酸からくる品もあり、結果バランスが素晴らしいワインとなります。 あちこちで開催される試飲会では、試飲疲れとタンニンで口がおかしくなってしまう事が多々あります。 それでも一番最後にもう一度セルジュのスタンドへ戻ると、豊富な果実、綺麗でまっすぐ、正しく育てられたブドウの味わいに試飲に疲れた体と舌でさえもまたハッとさせられます。 余分な贅肉はなく、研ぎ澄まされたワイン。 適度な酸は果実とタンニンとアルコールにきれいに溶け込み、素晴らしく均整の取れた味わい。 疲れていた体と舌が、グッと目覚めるような印象を受けます。 サン・デ・カイユは1975年にリカール兄弟の一人が設立しました。 セルジュはモンペリエで醸造学を修めた後ネゴシアンで働きますが、ブドウと土に触れたく1979年にサン・デ・カイユで働き始めます。 後継者のいなかったリカール氏は1982年彼に共同出資を提案、そして1990年にはセルジュはサン・デ・カイユのオーナーとなり、ドメーヌに新たな息吹を吹き込みます。 2001年には醸造所を増設、彼のワインに更に磨きがかかりました。 2003年以降は息子のフレデリも一緒にブドウ栽培・ワイン醸造を始めています。 サン・デ・カイユの畑は丸石に覆われた赤色粘土石灰質土壌でヴァケラスの土壌でも特に暑いガリッグ地区にあります。 ブドウの平均樹齢は35年、7haは65年以上の古木グルナッシュが占め、キュベ・ロピを生産しています。 入手困難な白は1ha の畑から取れる5つのブドウから生産されています。 1990年以来、環境と土壌に配慮した考えで畑は管理されています。 土壌と葉の分析を定期的に行い、不足する要素を補います。 2000年以降は牛糞やぶどうのマールからなる有機肥料のみを使用しており、この頃にはオーガニックとビオディナミの認定申請をしており、ラベルには記載がありませんが毎年認証を取得しています。 質の高いワインを生産するための努力は惜しまず、芽摘み青摘み作業などを欠かさず、特に白ブドウとムールヴェードルにいたっては1枝1房しか残さないという厳しさ。 午前中のみに行われる収穫はすべて手作業、厳しく選果作業を行っています。 除梗は基本的には100%、だが茎が良く熟している時はそのまま一部全房で入れることもあります。 醸造はセメントタンク内で天然酵母のみで自然に始まり、プレス後はタンクに入れられマロラクティック発酵を待ちます。 熟成はドゥシネロ/アザライス/フルーレットというVTGにより3姉妹の名前が毎年入れ替わりで付けられるキュヴェは45hl の大樽で最低6 ~ 12 ヶ月間、ロピは450Lの2 ~ 3年物の樽で10 ~ 12 ヶ月間行われます。 赤ワインはノン・フィルター、ノン・コラージュでボトリングされます。 ここ数年、フレッシュで軽やか、赤果実Tasteで優しい旨味の赤ワインが脚光を浴びて久しいですが(僕も大好きなのですが)、フルボディで旨味ものり何より疲れないフランスワイン、皆さん探されていたのではないでしょうか。 やっぱりジビエのシーズンや、お肉を食べている時には濃いめの赤ワインもほしくなります。 「でも濃くて強いワインは疲れるんだよな」、「1杯だけでいいんですよ」、はい、僕もそうですが、そんな時はぜひこのサンデカイユの出番です。 食事とワインが止まらなくなります。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
-
ピノ・グリ・ディッテンベルグ2023/ルイ・モーラー
¥4,950
★★★☆☆(未試飲) 商品名:ピノ・グリ・ディッテンベルグ2023 生産者:ルイ・モーラー 種類:白ワイン 産地:フランス/アルザス 品種:ピノ・グリ100% アルコール度数:13% 内容量:750ml フランス、アルザスのナチュラルワイン生産者、ルイ・モーラー。 (下記、インポーター他資料より) アンドローの村を見下ろす丘陵の斜面。化石の石灰岩混じりの粘土砂岩土壌。 醸造は手摘みで収穫したブドウを全房でソフトにゆっくりと圧搾し、フードル・アルザスシエンヌで野生酵母のみでブドウ以外には何も加えず、SO2も添加せずに自然に発酵。 発酵終了後、引き続き、フードル・アルザスシエンヌでシュール・リーの状態で熟成。 無清澄・ノンフィルターで瓶詰め。 SO2は瓶詰め時にごく少量のみ添加。 2023ヴィンテージは9/20に収穫。 総生産量1,200本。 2024年12月時点のSO2トータル19mg /L (生産者について) ルイ・モーラーは1996年生まれ。 アルザスでも最も若い世代のヴァン・ナチュールの造り手です。 彼はルファックRouffachの醸造学校でBTS(醸造栽培上級技術者のディプロマ)を取得。 在学中にマルク・クライデンヴァイスとドメーヌ・セルツで研修し、ビオロジック農法のワインへの影響の重要性を学びました。 高校卒業後はルカ・リーフェル(カトリーヌ・リスが醸造所を間借りしているドメーヌ)の下で1年半修行し、ヴァン・ナチュールについて実践で学びました。 2016年から実家のドメーヌに参画。 当時わずか20歳ながら、家族のワインとは別に、自身の名で4種類のヴァン・ナチュールを醸造しました。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
-
レリクシール・オリニック2016/グザヴィエ・マルシェ
¥3,740
SOLD OUT
★★★☆☆(未試飲) 商品名:レリクシール・オリニック2016 生産者:グザヴィエ・マルシェ 種類:白発泡ワイン 産地:フランス/ロワール 品種:シュナンブラン アルコール度数:12.5% 内容量:750ml フランス、ロワール地方のナチュラルワイン生産者、グザヴィエ・マルシェ (下記、インポーター他資料より) 「夢見る霊薬」と名付けられたキュヴェ。 徹底的に収穫量を制限し凝縮感を得た、シュナン ブランから造られるペティアン ナチュレル。 通常のペティアンに比べてアルコール度数が高く、味わいもより引き締まったドライな味わいとなるため、複雑味と大人びた雰囲気を備えたワインに仕上がります。 自然酵母による発酵。厳密なろ過や清澄作業を行わず、瓶詰め時の亜硫酸も無添加。 (生産者について) 【ブドウを観察する事こそが、ブドウの想いを感じる最良の方法】 ロワール地方 アンジュ地区、才能溢れる様々な生産者が密集するフランス自然派ワインのホットスポットです。 恵まれたテロワール、シュナン ブランを筆頭とした挑戦しがいのある様々な品種、そして畑の取得が比較的容易である点など、様々な理由がワイン生産者を志す若者たちを惹きつけます。 元システム エンジニアという異色の経歴を持つグザヴィエ マルシェもその一人。 自然に向き合い、その向き合った分だけ結果として返ってくる仕事をしたいとこの地でヴィニュロン(ブドウ・ワイン生産者)としてのキャリアをスタートさせました。 もちろん、親の代からのワイン生産者というわけではない彼が、ワイン造りを新たにスタートさせるというのは容易な挑戦ではありません。 畑の取得や設備の購入などにはある程度まとまった費用が必要となり、ワイン造りを始めても最初の収入が得られるのは数年先。 グザヴィエ マルシェも例に漏れず、貧しい中での挑戦となりました。 彼の醸造所を訪問すると、簡素な建物の中に古い木製の圧搾機があり、後は熟成を待つ樽が並べられているだけ。 醸造中に電気を用いるのは瓶詰め時に樽からワインを組み上げるポンプ程度というだけあって、特別な機械や設備はありません。 そして、ワイン造りも至ってシンプル、良いブドウを収穫し、優しく圧搾した後は木樽でゆっくりと熟成を待つだけと言います。 そんなシンプルな造りにもかかわらず彼のワインは圧倒的なまでの個性と魅力を備えています。 彼にその理由を尋ねたところ、「畑に行こう」と誘われました。 彼の畑は砂地やシスト土壌の台地にあり、この土壌は熱を蓄える性質があるためにブドウが早く熟すと言います。 この地で良いブドウ、良いワインを生み出す為にはとにかく頻繁に畑に足を運ぶことがまず大切と言い、彼は毎朝畑に来てはブドウ樹たちが喜んでいるかどうか観察すると言います。 「ブドウの声が聴こえるのですか」そう尋ねてみたところ、「ブドウは言葉を話すことはないけれど、怒っているのか喜んでいるのかを僕らが感じることはできるよ」と教えてくれました。 とにかくこの仕事は「感性」が大切だとも。感性を解き放って、ブドウそのものをとにかく観察することこそが、畑での仕事だと言います。 そのため彼は、手作業に徹底的にこだわります。 収穫は勿論のこと畑を耕す際にも機械は用いず、馬の力を借りて耕して行きます。 「機械を使ってしまうと何も考えなくて済む、ただただ作業になるんだ。そうなってしまうとブドウを観察すること、ブドウの想いを感じることを忘れてしまうだろ。」 「そして何より、こうして畑で働いていると虫もやって来れば、動物もやって来る。鳥はブドウの実を食べちゃうしウサギも沢山食べるけど、それでもこんな環境で働くこと自体が楽しいんだよ。」 ちょうど訪れた時期は剪定のタイミング。 幾つかの区画は既に剪定が済んでおり、その幾つかを案内してくれました。 畑を歩きながらグザヴィエは「そして畑での仕事でも特に大切なのが剪定なんだ。」と言います。 グザヴィエいわく、剪定の段階でブドウの品質のかなりの部分が決まり、そのため剪定の段階でどこまでリスクを取れるか、どこまで品質を追求した栽培に踏み込めるかが最終的なワインの品質を決める事になると言います。 霜の被害や雹(ひょう)の被害、その他の病害や挙句には鹿などの獣害まで、ブドウを失うリスクは収穫のその日まで多数あります。 それでも剪定という栽培の最初の段階で、どこまで一房のブドウ、一粒のブドウに力を込めることができるかを考えた剪定が最も大切なのだと彼は断言します。 剪定作業は、その年のブドウの品質だけを決めるわけではなく将来のブドウ樹の成長や品質に関わる仕事であり、そのためグザヴィエは、1年後、2年後のブドウの成長を考えて剪定を行います。 「剪定って言うのは広いキャンバスに絵を描くようにするんだ。自分の感性を信じてね。」 自然を愛し、手作業にこだわるナチュラリストのグザヴィエ マルシェ。 そのこだわりはワイン出荷前の最後の作業であるエチケットの貼付作業でも発揮されます。 エチケットは全て1枚1枚手貼りされ、その際に使用される糊はなんと彼の地元で生産された小麦から作られるもの。 2012年ヴィンテージから採用されたデザインは、彼の友人でやはりこの地域に住むデザイナーに依頼したと言います。 地元を愛し、自然を愛する、そんなグザヴィエ マルシェの人柄がきっと彼のワインの味わいから感じられるはずです。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
-
ヴァン・ジョーヌ・ラ・マイオッシュ2017(620ml)/ステファン・ティソ
¥35,200
★★★★★(2025年、担当K試飲) 商品名:ヴァン・ジョーヌ・ラ・マイオッシュ2017(620ml) 生産者:ステファン・ティソ 種類:白ワイン 産地:フランス/ジュラ、サヴォワ 品種:サヴァニャン アルコール度数:15% 内容量:620ml フランス、ジュラのナチュラルワイン生産者、ステファン・ティソ。 ジュラ、サヴァニャンのヴァン・ジョーヌ! (2025年試飲) 綺麗な薄いゴールド。 香りはティソのザ、ヴァンジョーヌ! アルコール、ミネラル感の香り。 さらっとした飲み口で、 飲んだ瞬間に広がる香り。 余韻も長い。6分20秒…?笑 一口で長く楽しめるめちゃいいワイン! でも、まだまだ若いかな? (下記、インポーター他資料より) 偉大なヴァン・ジョーヌ! パワフルな口当たり、深みのある骨格、永遠とも思われる余韻。 リアス紀の粘土質土壌で育ったワインは綺麗な黄色の外観になる。 口に広がる雄大なミネラル感がこのマイオッシュの区画の特長。 クルミやスパイスの香りが印象的で、熟したコンテ・チーズとの相性が◎ 50年以上の熟成ポテンシャルを持つ。 グラップ・アンティエールのぶどうをダイレクト・プレス。 タンク内でアルコール発酵させ、228Lの木製樽で、約6年の産膜熟成。 その間ウィヤージュ無し、全体の1/3分の液体が蒸発し酵母の薄膜(産膜酵母)がワインを覆っている。 (生産者、ステファン・ティソに関して) La vie est BELLE!!=「人生は最高だ!」 で、挨拶が始まるステファンは人生を本気で楽しんでいる陽気な人柄。 ジュラのテロワールを表現するためには一切の妥協、後悔しない造りを心がけている。 1962年に設立したこのドメーヌは、現在3代目のステファン氏が後を引き継いで経営している。 海外のワイナリーでの経験があり、ブルゴーニュ地方ボーヌでも5年に渡り醸造に携わるなど、広い視野の持ち主。 その彼が蔵を引き継いで改革したのが「ビオディナミ」農業の導入。 もともと父の代まで化学物質を使用しない農業を行っていたが、1999年それを大きく進めて、ジュラの大地と気候が生み出す「オリジナリティー」を持ったワインを追求する。 テロワールを明確に伝えようと思えば、どんな近代醸造をもってもぶどう自体の質を上げずしてテロワールのワインを造ることは不可能と悟り、ぶどう栽培を変えた。 ジュラ地方といえば「自然派ワインの総帥」ピエール・オヴェルノワ氏が挙げられるが、彼からも「ジュラを代表する造り手」と賞賛を受けている!! ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
-
ヴァン・ジョーヌ・シャトー・シャロン2017(620ml)/ステファン・ティソ
¥38,500
★★★☆☆(未試飲) 商品名:ヴァン・ジョーヌ・シャトー・シャロン2017(620ml) 生産者:ステファン・ティソ 種類:白ワイン 産地:フランス/ジュラ、サヴォワ 品種:サヴァニャン アルコール度数:16% 内容量:620ml フランス、ジュラのナチュラルワイン生産者、ステファン・ティソ。 ジュラ、サヴァニャンのヴァン・ジョーヌ! (下記、インポーター他資料より) ステファン待望のシャトー・シャロン。 最大の区画を所有し、2007年がファーストヴィンテージ。(これ以外は全て2003年から) パワフルで繊細な深みがある。 リアス期の土壌からは、デリケートな骨格、ミネラル感、そして何と言ってもレモンのようなフレッシュ感と酸味そして苦みがバランスよく調和されている。 濃厚でありながら、とても繊細なトクベツな1本。 グラップ・アンティエールのぶどうをダイレクト・プレス。 タンク内でアルコール発酵させ、228Lの木製樽で、約6年の産膜熟成。 その間ウィヤージュ無し、全体の1/3分の液体が蒸発し酵母の薄膜(産膜酵母)がワインを覆っている。 (生産者、ステファン・ティソに関して) La vie est BELLE!!=「人生は最高だ!」 で、挨拶が始まるステファンは人生を本気で楽しんでいる陽気な人柄。 ジュラのテロワールを表現するためには一切の妥協、後悔しない造りを心がけている。 1962年に設立したこのドメーヌは、現在3代目のステファン氏が後を引き継いで経営している。 海外のワイナリーでの経験があり、ブルゴーニュ地方ボーヌでも5年に渡り醸造に携わるなど、広い視野の持ち主。 その彼が蔵を引き継いで改革したのが「ビオディナミ」農業の導入。 もともと父の代まで化学物質を使用しない農業を行っていたが、1999年それを大きく進めて、ジュラの大地と気候が生み出す「オリジナリティー」を持ったワインを追求する。 テロワールを明確に伝えようと思えば、どんな近代醸造をもってもぶどう自体の質を上げずしてテロワールのワインを造ることは不可能と悟り、ぶどう栽培を変えた。 ジュラ地方といえば「自然派ワインの総帥」ピエール・オヴェルノワ氏が挙げられるが、彼からも「ジュラを代表する造り手」と賞賛を受けている!! ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
-
ヴァン・ジョーヌ・レ・ブリュイエール2017(620ml)/ステファン・ティソ
¥33,000
★★★☆☆(未試飲) 商品名:ヴァン・ジョーヌ・レ・ブリュイエール2017(620ml) 生産者:ステファン・ティソ 種類:白ワイン 産地:フランス/ジュラ、サヴォワ 品種:サヴァニャン アルコール度数:15.5% 内容量:620ml フランス、ジュラのナチュラルワイン生産者、ステファン・ティソ。 ジュラ、サヴァニャンのヴァン・ジョーヌ! (下記、インポーター他資料より) 2017年は霜の影響で収量は激減したが、綺麗な熟成具合を見せるVT。 クルミやドライフルーツなど、ヴァン・ジョーヌ独特なアロマ。 スパイスやバニラのフレーバーが、ワインに更に深みを増している。 滑らかでタップリな口当り、そして何と言ってもミネラル感、後味の長さと、全てのバランスが最高。 グラップ・アンティエールのぶどうをダイレクト・プレス。 タンク内でアルコール発酵させ、228Lの木製樽で、約6年の産膜熟成。 その間ウィヤージュ無し、全体の1/3分の液体が蒸発し酵母の薄膜(産膜酵母)がワインを覆っている。 (生産者、ステファン・ティソに関して) La vie est BELLE!!=「人生は最高だ!」 で、挨拶が始まるステファンは人生を本気で楽しんでいる陽気な人柄。 ジュラのテロワールを表現するためには一切の妥協、後悔しない造りを心がけている。 1962年に設立したこのドメーヌは、現在3代目のステファン氏が後を引き継いで経営している。 海外のワイナリーでの経験があり、ブルゴーニュ地方ボーヌでも5年に渡り醸造に携わるなど、広い視野の持ち主。 その彼が蔵を引き継いで改革したのが「ビオディナミ」農業の導入。 もともと父の代まで化学物質を使用しない農業を行っていたが、1999年それを大きく進めて、ジュラの大地と気候が生み出す「オリジナリティー」を持ったワインを追求する。 テロワールを明確に伝えようと思えば、どんな近代醸造をもってもぶどう自体の質を上げずしてテロワールのワインを造ることは不可能と悟り、ぶどう栽培を変えた。 ジュラ地方といえば「自然派ワインの総帥」ピエール・オヴェルノワ氏が挙げられるが、彼からも「ジュラを代表する造り手」と賞賛を受けている!! ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
-
ヴァン・ジョーヌ・アン・スポア2017(620ml)/ステファン・ティソ
¥27,500
★★★☆☆(未試飲) 商品名:ヴァン・ジョーヌ・アン・スポア2017(620ml) 生産者:ステファン・ティソ 種類:白ワイン 産地:フランス/ジュラ、サヴォワ 品種:サヴァニャン アルコール度数:16% 内容量:620ml フランス、ジュラのナチュラルワイン生産者、ステファン・ティソ。 ジュラ、サヴァニャンのヴァン・ジョーヌ! (下記、インポーター他資料より) 力強くて複雑感を楽しめ、繊細。樹齢は50年越え。 香りにはナッツ、スパイス、そしてピートのニュアンスが感じられる。 クルミやカレー、パン・デピスやシナモンなど、独特なアロマがタップリ感じられる。 他のヴァン・ジョーヌに比べて、比較的若いうちから楽しめるとステファン。 綺麗な酸、長い余韻が印象的。 グラップ・アンティエールのぶどうをダイレクト・プレス。 タンク内でアルコール発酵させ、228Lの木製樽で、約6年の産膜熟成。 その間ウィヤージュ無し、全体の1/3分の液体が蒸発し酵母の薄膜(産膜酵母)がワインを覆っている。 (生産者、ステファン・ティソに関して) La vie est BELLE!!=「人生は最高だ!」 で、挨拶が始まるステファンは人生を本気で楽しんでいる陽気な人柄。 ジュラのテロワールを表現するためには一切の妥協、後悔しない造りを心がけている。 1962年に設立したこのドメーヌは、現在3代目のステファン氏が後を引き継いで経営している。 海外のワイナリーでの経験があり、ブルゴーニュ地方ボーヌでも5年に渡り醸造に携わるなど、広い視野の持ち主。 その彼が蔵を引き継いで改革したのが「ビオディナミ」農業の導入。 もともと父の代まで化学物質を使用しない農業を行っていたが、1999年それを大きく進めて、ジュラの大地と気候が生み出す「オリジナリティー」を持ったワインを追求する。 テロワールを明確に伝えようと思えば、どんな近代醸造をもってもぶどう自体の質を上げずしてテロワールのワインを造ることは不可能と悟り、ぶどう栽培を変えた。 ジュラ地方といえば「自然派ワインの総帥」ピエール・オヴェルノワ氏が挙げられるが、彼からも「ジュラを代表する造り手」と賞賛を受けている!! ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
-
プールサール・アンフォール2023/ステファン・ティソ
¥14,300
★★★☆☆(未試飲) 商品名:プールサール・アンフォール2023 生産者:ステファン・ティソ 種類:赤ワイン 産地:フランス/ジュラ、サヴォワ 品種:プールサール アルコール度数:13.5% 内容量:750ml フランス、ジュラのナチュラルワイン生産者、ステファン・ティソ。 アンフォラで仕上げた1本! (下記、インポーター他資料より) クランベリーやグロゼイユ、柑橘の明るい酸とほろ苦さ。 奥から、シナモンやカルダモン、ペッパーなどスパイスがどんどん溢れ出す。 ぶどうを手で除梗してアンフォラに詰めた後は一切触らないというシンプルな造り。 もうピュアという言葉しか出てこない・・・。 4年間、アンフォラを土の中に埋めるジョージア式も試したが、土に埋めると酸素交換ができずうまくいかなかった。 地上に出すことで発酵中に極微量の酸素と触れ合い、シルクのように滑らかで繊細な液体に。 ピュアな果実味を引き出しつつ、奥深く、途方もなく長い余韻にため息が。 樹齢60年、トリアス期の泥灰土。 除梗して450Lのアンフォラで3ヶ月間醸し。 フードル樽で6ヶ月熟成。 (生産者、ステファン・ティソに関して) La vie est BELLE!!=「人生は最高だ!」 で、挨拶が始まるステファンは人生を本気で楽しんでいる陽気な人柄。 ジュラのテロワールを表現するためには一切の妥協、後悔しない造りを心がけている。 1962年に設立したこのドメーヌは、現在3代目のステファン氏が後を引き継いで経営している。 海外のワイナリーでの経験があり、ブルゴーニュ地方ボーヌでも5年に渡り醸造に携わるなど、広い視野の持ち主。 その彼が蔵を引き継いで改革したのが「ビオディナミ」農業の導入。 もともと父の代まで化学物質を使用しない農業を行っていたが、1999年それを大きく進めて、ジュラの大地と気候が生み出す「オリジナリティー」を持ったワインを追求する。 テロワールを明確に伝えようと思えば、どんな近代醸造をもってもぶどう自体の質を上げずしてテロワールのワインを造ることは不可能と悟り、ぶどう栽培を変えた。 ジュラ地方といえば「自然派ワインの総帥」ピエール・オヴェルノワ氏が挙げられるが、彼からも「ジュラを代表する造り手」と賞賛を受けている!! ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
-
プールサール V.V2023/ステファン・ティソ
¥10,780
★★★☆☆(未試飲) 商品名:プールサール V.V2023 生産者:ステファン・ティソ 種類:赤ワイン 産地:フランス/ジュラ、サヴォワ 品種:プールサール アルコール度数:13.5% 内容量:750ml フランス、ジュラのナチュラルワイン生産者、ステファン・ティソ。 (下記、インポーター他資料より) プラムの甘酸っぱい果汁に、出汁のニュアンスが怒涛の如く溢れ出す。 極めてしなやかで柔らかい雄大な旨み。 まるで数時間も続くと錯覚させるほどの長い余韻と言ったら・・・。 房は小さいが粒は大きく、果皮が薄いため淡い赤を生み出すプルサールだが、ティソのプルサールは別格。 色の濃さと味の濃密さは一切の関係がない。 それを証明するかのような、樹齢45~75年の濃密な果実の粋がドッサリ詰まっている。 ブリュイエール、ラ・ヴァゼ、ラ・マイオッシュの3つの区画のブレンド。 地層の古さ(リアス期&トリアス期)も、畑の方角も様々で、モザイク状に入り組んだ複雑なジュラのテロワールを表現。 樹齢60年、リアス紀の粘土質土壌。 除梗して、フードル樽で3ヶ月の醸し。 その後、35hLの古樽で6ヶ月間熟成。 (生産者、ステファン・ティソに関して) La vie est BELLE!!=「人生は最高だ!」 で、挨拶が始まるステファンは人生を本気で楽しんでいる陽気な人柄。 ジュラのテロワールを表現するためには一切の妥協、後悔しない造りを心がけている。 1962年に設立したこのドメーヌは、現在3代目のステファン氏が後を引き継いで経営している。 海外のワイナリーでの経験があり、ブルゴーニュ地方ボーヌでも5年に渡り醸造に携わるなど、広い視野の持ち主。 その彼が蔵を引き継いで改革したのが「ビオディナミ」農業の導入。 もともと父の代まで化学物質を使用しない農業を行っていたが、1999年それを大きく進めて、ジュラの大地と気候が生み出す「オリジナリティー」を持ったワインを追求する。 テロワールを明確に伝えようと思えば、どんな近代醸造をもってもぶどう自体の質を上げずしてテロワールのワインを造ることは不可能と悟り、ぶどう栽培を変えた。 ジュラ地方といえば「自然派ワインの総帥」ピエール・オヴェルノワ氏が挙げられるが、彼からも「ジュラを代表する造り手」と賞賛を受けている!! ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
-
キュベ・パッチワーク・シャルドネ2023/ステファン・ティソ
¥8,800
★★★☆☆(未試飲) 商品名:キュベ・パッチワーク・シャルドネ2023 生産者:ステファン・ティソ 種類:白ワイン 産地:フランス/ジュラ、サヴォワ 品種:シャルドネ アルコール度数:13.5% 内容量:750ml フランス、ジュラのナチュラルワイン生産者、ステファン・ティソ。 (下記、インポーター他資料より) モザイク状になった土壌の複雑さから「パッチワーク」と名付けた! 粘土質のテロワールはワインに骨格を与え、石灰質の地質はミネラル感と酸味を引き出してくれる。 クリーンさと共に、その土壌の複雑さが浮かび上がってくるような圧巻の香り。 ミネラルと余韻のドライなスパイシーさが特長。 樹齢45年~80年。 全房のぶどうをダイレクト・プレス後、木樽にて発酵。 228Lの木樽(5%新樽)で12ヶ月間熟成。 軽くフィルター後、瓶詰め。 (生産者、ステファン・ティソに関して) La vie est BELLE!!=「人生は最高だ!」 で、挨拶が始まるステファンは人生を本気で楽しんでいる陽気な人柄。 ジュラのテロワールを表現するためには一切の妥協、後悔しない造りを心がけている。 1962年に設立したこのドメーヌは、現在3代目のステファン氏が後を引き継いで経営している。 海外のワイナリーでの経験があり、ブルゴーニュ地方ボーヌでも5年に渡り醸造に携わるなど、広い視野の持ち主。 その彼が蔵を引き継いで改革したのが「ビオディナミ」農業の導入。 もともと父の代まで化学物質を使用しない農業を行っていたが、1999年それを大きく進めて、ジュラの大地と気候が生み出す「オリジナリティー」を持ったワインを追求する。 テロワールを明確に伝えようと思えば、どんな近代醸造をもってもぶどう自体の質を上げずしてテロワールのワインを造ることは不可能と悟り、ぶどう栽培を変えた。 ジュラ地方といえば「自然派ワインの総帥」ピエール・オヴェルノワ氏が挙げられるが、彼からも「ジュラを代表する造り手」と賞賛を受けている!! ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
-
クレマン・デュ・ジュラ・ロゼNV(2024)/ステファン・ティソ
¥7,150
★★★☆☆(未試飲) 商品名:クレマン・デュ・ジュラ・ロゼNV(2024) 生産者:ステファン・ティソ 種類:ロゼ発泡ワイン 産地:フランス/ジュラ、サヴォワ 品種:ピノ・ノワール60%、プルサール20%、トルソー20% アルコール度数:12.5% 内容量:750ml フランス、ジュラのナチュラルワイン生産者、ステファン・ティソのロゼ発泡ワイン。 (下記、インポーター他資料より) 昨年、瞬く間に消え去ったピノ・ノワール100%の『ブラン・ド・ノワール』の、ファン・ド・プレス(圧搾の最後の方の果汁)を惜しげもなく使用。 フレッシュさをキープしつつ、粘土質由来の厚みと、石灰質由来のミネラル感が最高のバランスで絡み合う。 贅沢にもピノが80%ブレンドされることにより、繊細ながらふくよかなロゼ泡に仕上げた! トリアス期の粘土質土壌と石灰が砕かれた土壌。 ダイレクト・プレス後、ステンレスタンクで4ヶ月間のシュール・リー熟成。 瓶内二次発酵後、16ヶ月間瓶内熟成。 (生産者、ステファン・ティソに関して) La vie est BELLE!!=「人生は最高だ!」 で、挨拶が始まるステファンは人生を本気で楽しんでいる陽気な人柄。 ジュラのテロワールを表現するためには一切の妥協、後悔しない造りを心がけている。 1962年に設立したこのドメーヌは、現在3代目のステファン氏が後を引き継いで経営している。 海外のワイナリーでの経験があり、ブルゴーニュ地方ボーヌでも5年に渡り醸造に携わるなど、広い視野の持ち主。 その彼が蔵を引き継いで改革したのが「ビオディナミ」農業の導入。 もともと父の代まで化学物質を使用しない農業を行っていたが、1999年それを大きく進めて、ジュラの大地と気候が生み出す「オリジナリティー」を持ったワインを追求する。 テロワールを明確に伝えようと思えば、どんな近代醸造をもってもぶどう自体の質を上げずしてテロワールのワインを造ることは不可能と悟り、ぶどう栽培を変えた。 ジュラ地方といえば「自然派ワインの総帥」ピエール・オヴェルノワ氏が挙げられるが、彼からも「ジュラを代表する造り手」と賞賛を受けている!! ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
-
クレマン・シャルドネBBF NV(2024)/ステファン・ティソ
¥12,100
★★★☆☆(未試飲) 商品名:クレマン・シャルドネBBF NV(2024) 生産者:ステファン・ティソ 種類:白発泡ワイン 産地:フランス/ジュラ、サヴォワ 品種:シャルドネ アルコール度数:12.5% 内容量:750ml フランス、ジュラのナチュラルワイン生産者。 ステファン・ティソの発砲白ワイン。 NV(2023年)は爆発的な美味しさを感じました。 2024も楽しみです。 (下記、インポーター他資料より) リッチで厚みがある2017年と、フレッシュ感のある2018年をブレンド。 ブラン・ド・ブランでこの厚み!そしてこの複雑味! 60ヶ月間、樽と瓶内で熟成を経た液体は、まさに旨みの結晶! ティソのクレマンの中で最も熟成期間が長い。 じっくり生み出された唯一無二の味わい。 『B.B.F=Blanc de Blancs en Fut=樽熟成のブラン・ド・ブラン』の意味。 (生産者、ステファン・ティソに関して) La vie est BELLE!!=「人生は最高だ!」 で、挨拶が始まるステファンは人生を本気で楽しんでいる陽気な人柄。 ジュラのテロワールを表現するためには一切の妥協、後悔しない造りを心がけている。 1962年に設立したこのドメーヌは、現在3代目のステファン氏が後を引き継いで経営している。 海外のワイナリーでの経験があり、ブルゴーニュ地方ボーヌでも5年に渡り醸造に携わるなど、広い視野の持ち主。 その彼が蔵を引き継いで改革したのが「ビオディナミ」農業の導入。 もともと父の代まで化学物質を使用しない農業を行っていたが、1999年それを大きく進めて、ジュラの大地と気候が生み出す「オリジナリティー」を持ったワインを追求する。 テロワールを明確に伝えようと思えば、どんな近代醸造をもってもぶどう自体の質を上げずしてテロワールのワインを造ることは不可能と悟り、ぶどう栽培を変えた。 ジュラ地方といえば「自然派ワインの総帥」ピエール・オヴェルノワ氏が挙げられるが、彼からも「ジュラを代表する造り手」と賞賛を受けている!! ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
-
レトランジェ・オレンジ2023/ルイ・モーラー
¥4,620
★★★☆☆(未試飲) 商品名:レトランジェ・オレンジ2023 生産者:ルイ・モーラー 種類:オレンジワイン 産地:フランス/アルザス 品種:ゲヴェルツトラミネール100% アルコール度数:13% 内容量:750ml フランス、アルザスのナチュラルワイン生産者、ルイ・モーラー。 (下記、インポーター他資料より) 手摘みで収穫したブドウを全房で果皮とともに12日間マセレーション。 ステンレスタンクで野生酵母のみでブドウ以外には何も加えず、SO2も添加せずに自然に発酵。 発酵終了後、シュール・リーの状態で翌年の春まで熟成。 無清澄・ノンフィルターで瓶詰め。 SO2は瓶詰め時にごく少量のみ添加。 (生産者について) ルイ・モーラーは1996年生まれ。 アルザスでも最も若い世代のヴァン・ナチュールの造り手です。 彼はルファックRouffachの醸造学校でBTS(醸造栽培上級技術者のディプロマ)を取得。 在学中にマルク・クライデンヴァイスとドメーヌ・セルツで研修し、ビオロジック農法のワインへの影響の重要性を学びました。 高校卒業後はルカ・リーフェル(カトリーヌ・リスが醸造所を間借りしているドメーヌ)の下で1年半修行し、ヴァン・ナチュールについて実践で学びました。 2016年から実家のドメーヌに参画。 当時わずか20歳ながら、家族のワインとは別に、自身の名で4種類のヴァン・ナチュールを醸造しました。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
-
リースリング・レルシェンベルグ2023/ルイ・モーラー
¥4,950
★★★★☆(2025年、担当K試飲) 商品名:リースリング・レルシェンベルグ2023 生産者:ルイ・モーラー 種類:白ワイン 産地:フランス/アルザス 品種:リースリング100% アルコール度数:12.5% 内容量:750ml フランス、アルザスのナチュラルワイン生産者、ルイ・モーラー。 (2025年試飲) グリーンイエロー。 香りも味もおとなしい。 若い、青い、ライムっぽい香り。 少しとろみがある。 まだまだ若い気がするが、 飲みやすくてこれもありかと思う。 普通に美味い! (下記、インポーター他資料より) 手摘みで収穫したブドウをソフトにゆっくりと圧搾し、フードル・アルザスシエンヌで野生酵母のみでブドウ以外には何も加えず、SO2も添加せず自然に発酵。 発酵終了後、シュール・リーの状態で翌年の9月まで熟成。 無清澄・ノンフィルターで瓶詰め。 SO2は瓶詰め時にごく少量のみ添加。 (生産者について) ルイ・モーラーは1996年生まれ。 アルザスでも最も若い世代のヴァン・ナチュールの造り手です。 彼はルファックRouffachの醸造学校でBTS(醸造栽培上級技術者のディプロマ)を取得。 在学中にマルク・クライデンヴァイスとドメーヌ・セルツで研修し、ビオロジック農法のワインへの影響の重要性を学びました。 高校卒業後はルカ・リーフェル(カトリーヌ・リスが醸造所を間借りしているドメーヌ)の下で1年半修行し、ヴァン・ナチュールについて実践で学びました。 2016年から実家のドメーヌに参画。 当時わずか20歳ながら、家族のワインとは別に、自身の名で4種類のヴァン・ナチュールを醸造しました。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
-
ヴァゼン2022/ラ・グランジュ・デ・ロンクル・シャルル
¥4,400
★★★★☆(2025年、担当K試飲) 商品名:ヴァゼン2022 生産者:ラ・グランジュ・デ・ロンクル・シャルル 種類:白ワイン 産地:フランス/アルザス 品種:リースリング アルコール度数:12.5% 内容量:750ml フランス、アルザスのナチュラルワイン生産者、ロンクル・シャルル。 (2025年試飲) 濃いめの透き通ったグリーンイエロー。 昆布、出汁に酸味のある香り。 お、リースリングだな。って香り。 少し舌にピリッとくるが、直ぐにに甘さが来て、りんごやオレンジの甘味と酸味にミネラル。 バランス取れててめちゃくちゃうまい! (下記、インポーター他資料よ) 栽培家Pierre EICHEからブドウを購入はWAZENは彼の持つAmmerschwihrにある区画の名前。 2022年は発酵途中でとまってしまい、揮発酸があがりはじめてしまったため、亜流酸を添加しフィルターをかけた。 今までのWAZENとは異なる、より骨格がはっきりとしクリアがあり甘旨い素晴らしい別表情のワインとなった。 (生産者情報) ワイン醸造の技術者であった祖父の影響で、ジェロームは早くからワイン造りに興味を持っていた。 栽培・醸造学を学び 2014 年に 0.5 ヘクタールからワイナリーを興し、叔父のシャルルがオスタイム村にある彼の納屋(ラ・グランジュ)を譲ってくれたので、そこを改装して醸造所とした。 買いブドウでのワインを造っている時期もあったが、ワイナリーを始めて10年、2024年には7haの畑を所有するまでになったので、自身の管理が行き届く範囲の生産量(30000本/年前後、良年)にとどめるために、所有する畑からのワイン造りに注力。 2019年にはモルガン・ストケールが共同経営者として参画し、その他にもシルスとフィエルテ 2頭の耕作馬、14匹の羊の群れ、ネパール、フヌイユ、ミュスカの3匹のシェパード犬たちが、2人のワイン造りを支える。 バイオダイナミック栽培の原則にのっとり、アルザスに点在する様々なテロワールをワインに表現することに注力しており、生産するワインのほとんどが混植混醸キュヴェ。 水墨画風の畑や地域の風景が描かれたエチケットは彼らのワイン造りの意図を明白に表している。 2021年にはAOCからの離脱を決め、全てのワインをヴァン・ド・フランスに格下げしてリリースし、アルザス方言の村や地域の呼び名、リュー・ディをフランス語に訳したキュヴェ名を各ワインに名付けている。 例えばグラン・クリュのSCHOENENBOURGやKAEFFERKOPFはそれぞれ、“ラ・ベル・コリーヌ=美しい丘”と“ラ・モンターニュ・デュ・スカラベ=甲虫の山”と訳されている。 当初から品種ごとにではなく、畑ごとにワインを造りたいと考えていたジェロームにとってAOCの枠組みは窮屈なもので、混植、混醸、古い土着品種、“典型的なアルザスのワイン造り”とみなされない醸造手法、そして何より自分たちの畑の名をそのままワインに名付けることが認められない年があったことなどから、AOCを離れるに至った。 それはテロワールの深みに迫る仕事をしたいと考えるジェロームにとっては当然の帰結だった。 エネルギー、ワイナリーや畑の周辺の環境、栽培を手伝う動物たちが彼らにとっては最重要の要素なのだとモルガンは語る。 AOCを取得しないことは彼らにとっても大きな決断だったが、ワイナリー設立当初からの顧客も彼らの意図を汲み、ワインを引き続き購入してくれている。 ワイナリー開設当初からバイオダイナミック農法で畑を管理しており(認証なし)、馬や羊たちの力を借りてのワイン造りをしている。 馬での耕作は土壌を押し固めないので、生物学的、微生物学的に豊かな生態系を保つことができ、所有する30区画すべてを馬で耕作することは容易ではないが、テロワールの個性を引き出すことのできる完熟したブドウを収穫するために、最重要の要素のジェロームは考えている。 畑はどれも混植されておりリースリング、ピノ・グリ、ピノ・ブラン、オーセロワ、ミュスカ・ダルザス、ミュスカ・オトネル、ミュスカ・プティ・グラン、シャスラ・ローズ、シャスラ・ブラン、シルヴァネール、ゲヴュルツトラミネール、クレヴナー、ピノ・ノワールなどのアルザスの土着品種、樹齢も高いものに注力している。 中には樹齢100年を超えるブドウ樹もあるが、大規模な植え替えは行わず、それぞれの樹が生きている限りは、植え替えを行わない。 収穫はそれぞれの品種が成熟した順に行い、果汁の段階でブレンドしてから発酵を開始する。 手摘み、野生酵母で醗酵。 プヌマティックプレスで半日の時間をかけてゆっくりとプレスし、樽で醗酵を行い、シュール・リーで熟成をする。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、 宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
-
フューチュール・ヴェジェタル2023/タイユール・クイユール
¥5,940
★★★★★(2025年、担当K試飲) 商品名:フューチュール・ヴェジェタル2023 生産者:タイユール・クイユール 種類:白ワイン 産地:フランス/ジュラ・サヴォワ 品種:アリゴテ アルコール度数:11% 内容量:750ml フランス、ジュラ・サヴォワ地方のナチュラルワイン生産者、タイユール・クイユール。 (2025年試飲) ほんのり濁りのある少し濃いグリーンイエロー。 フレッシュな果物の皮の香り。 香りからうまい。 軽いガス、ピリッとくる感じもいい。 アプリコット、モモ、洋梨、熟したりんご。 めちゃくちゃバランスが取れたワイン。 甘味と酸味、余韻が整ってる。 こりゃうまいわ! (下記、インポーター他資料より) マコンの買い葡萄を使用。ダイレクトプレス。 600Lの樽で8ヶ月間の発酵と熟成。 薄濁りの中程度の黄色。 熟したレモンや文旦、晩柑などの黄柑橘、ピール菓子、ヴェルヴェンヌなどが調和し、爽やかに薫り立ちます。 舌先をピリッと刺激するガスが溌剌とした印象を与え、ほんのりと優しい甘みを伴う柑橘を皮ごとギュッと搾ったような瑞々しい果実味に、たっぷりと旨味が溶け込みながら口中へと広がります。 開いていくにつれて、香り、味わいの両方に桃や洋梨、りんごのコンポート、くちなしの花の甘やかで芳醇な印象が膨らみます。 その中に感じられる塩味が全体に抑揚をつけながら味わいを引き締め、柑橘の内皮を想わせるほろ苦さ、フレッシュハーブの風味がアクセントとなり清涼感が感じられます。 (生産者について) タイユール・クイユールは2021年からビュジェの北部、サン・ジャン・ル・ヴュー村でワイン造りを始めたカップルの生産者です。 ドメーヌ名は直訳で剪定士と収穫士という意味で、彼ら二人のぶどう栽培に対する哲学を表しています。 福岡正信の自然農法「不耕起、無肥料、無除草」を基礎として人工的な介入を避け、自分達は畑にある全てに自由を与える存在であり、その自然エネルギーがワインに伝わることを願うことからこの名前を選びました。 アルザス出身のジョルダンはドメーヌ設立までに約10年間の修行を積みました。 クリスチャン・ビネールを含め他複数のドメーヌに数年間ずつ勤め、その後2018年にブルーノ・シュレール勤務時代に南仏出身のクロエと出会い、二人の生産者としての道が始まりました。 イタリアのデニス・モンタナールやジョージアなどにも足を運び、約2年間様々な場所でワイン造りを学びながらビュジェーに辿り着きました。 彼らの畑は大きく3つのセクターに分かれます。 標高300〜500m、斜面の向き、土壌構成、樹齢20年〜最長110年など、それぞれの区画に他とは違う特徴が揃います。 この大きな多様性を持つテロワールに加えて、彼らが心がける完全に自然なサンスフルの醸造がぶどうの表現力を高めワインに素晴らしい複雑性を与えます。 畑及び醸造 土壌:粘土石灰、マルヌ石灰。 セパージュ:ガメイ、シャルドネ、モンドゥーズ、ピノノワール、サヴァニャン。 ビオディナミ農法、アグロフォレストリー農業(=畑に果樹や動物が共存するコンセプトの農業)、葉は常に生やした状態に保つことで土に水分と冷涼感が保持され地球温暖化への対応も心がけるサステナブルな環境作り。 白ぶどうはダイレクトプレス、黒ぶどうのマセラシオンは全て除梗し数週間行われる。 基本的には全て樽による発酵及び熟成。 亜硫酸は一切無使用。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
-
リタ・ロヴァ2023/タイユール・クイユール
¥7,700
★★★★☆(2025年、担当K試飲) 商品名:リタ・ロヴァ2023 生産者:タイユール・クイユール 種類:赤ワイン 産地:フランス/ジュラ・サヴォワ 品種:ガメイ アルコール度数:14% 内容量:750ml フランス、ジュラ・サヴォワ地方のナチュラルワイン生産者、タイユール・クイユール。 (2025年試飲) 少し濁りのあるルビー色。 紫蘇、湿った土、古木の香り。 軽い飲み口、ミディアム。 時間が経つと紫蘇感強め。 でも、酸味が主張しない、するする赤ワイン。 こいつはうまい! (下記、インポーター他資料より) 標高300m、南西向きの粘土石灰質土壌で樹齢30〜35年の葡萄。 全体の50%をダイレクトプレスしたジュースに、残り50%を全房で8日間マセラシオン。 600Lの樽で9ヶ月間の発酵と熟成。 やや淡いルビー色。 ドライ苺などトーンの少し低い充実感のある赤い果実を主体に、赤紫蘇、ドライフラワーや生花、ドライハーブ、枯れ葉、腐葉土、ナツメグやクローブなどのスパイスのニュアンスが調和し、落ち着きのある印象を受けます。 透明感のあるミディアムライトタッチで、ピノ・ノワールを想わせるような繊細さで清らかに口中へと沁み渡ります。 アタックは澄んだ赤い果実のピュアな様子が伺え、次第にスパイスやドライフルーツなどの風味が深みやコクを与えるように重なり複雑性を帯びていきます。 それに伴い旨味がじんわりと溢れ出すように溶け込み、おだやかで品のある味わいに奥行きが感じられます。 (生産者について) タイユール・クイユールは2021年からビュジェの北部、サン・ジャン・ル・ヴュー村でワイン造りを始めたカップルの生産者です。 ドメーヌ名は直訳で剪定士と収穫士という意味で、彼ら二人のぶどう栽培に対する哲学を表しています。 福岡正信の自然農法「不耕起、無肥料、無除草」を基礎として人工的な介入を避け、自分達は畑にある全てに自由を与える存在であり、その自然エネルギーがワインに伝わることを願うことからこの名前を選びました。 アルザス出身のジョルダンはドメーヌ設立までに約10年間の修行を積みました。 クリスチャン・ビネールを含め他複数のドメーヌに数年間ずつ勤め、その後2018年にブルーノ・シュレール勤務時代に南仏出身のクロエと出会い、二人の生産者としての道が始まりました。 イタリアのデニス・モンタナールやジョージアなどにも足を運び、約2年間様々な場所でワイン造りを学びながらビュジェーに辿り着きました。 彼らの畑は大きく3つのセクターに分かれます。 標高300〜500m、斜面の向き、土壌構成、樹齢20年〜最長110年など、それぞれの区画に他とは違う特徴が揃います。 この大きな多様性を持つテロワールに加えて、彼らが心がける完全に自然なサンスフルの醸造がぶどうの表現力を高めワインに素晴らしい複雑性を与えます。 畑及び醸造 土壌:粘土石灰、マルヌ石灰。 セパージュ:ガメイ、シャルドネ、モンドゥーズ、ピノノワール、サヴァニャン。 ビオディナミ農法、アグロフォレストリー農業(=畑に果樹や動物が共存するコンセプトの農業)、葉は常に生やした状態に保つことで土に水分と冷涼感が保持され地球温暖化への対応も心がけるサステナブルな環境作り。 白ぶどうはダイレクトプレス、黒ぶどうのマセラシオンは全て除梗し数週間行われる。 基本的には全て樽による発酵及び熟成。 亜硫酸は一切無使用。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
-
ラ・グリフ2023/ドメーヌ・ド・ヴィルヌーヴ
¥6,600
★★★★☆(2025年、担当K試飲) 商品名:ラ・グリフ2023 生産者:ドメーヌ・ド・ヴィルヌーヴ 種類:赤ワイン 産地:フランス/ローヌ 品種:グルナッシュ50%、ムールヴェドル20%、サンソー20%、シラー10% アルコール度数:14% 内容量:750ml フランス、ローヌ地方のナチュラルワイン生産者、ドメーヌ・ド・ヴィルヌーヴ。 (2025年試飲) 瓶の爪痕がカッコよすぎて抜栓。 意外と薄い濁った赤。 プルーンや赤い果物、黒ぶどうの皮の香り。 重くもなく、さらさら飲める。 少しタンニンもあっていい感じのアタック。 焼肉とめちゃ合う。 飲みやすくて好きなワイン! (下記、インポーター他資料より) グリフとはメゾンで仕立てられた洋服のラベルでオートクチュールを指す言葉として用います。 4品種を全房で醸し後プレス、セメントタンクでピジャージュを施しながら発酵し熟成しました。 淡いガーネット色、プルーンやプラム、ブルーベリーや火打石のアロマ、完熟ベリーの甘味が拡がるアタック、豊かでたっぷりの果実味、タンニンと共にじわりとエキスが溢れます。 9月収穫/全房でセメントタンクで20日間醸し、垂直式圧搾 80hlのセメントタンクで発酵(ピジャージュあり) 50hlのセメントタンクで熟成 濾過あり・無清澄/瓶詰め:2024年5月4日 SO2収穫時:2mg/L、瓶詰め時:30mg/L、トータル: 67mg/L (生産者について) 南ローヌヴァントゥーの丘でビオディナミ栽培、穏やかテイストの赤! 2013年2月アンジェのルネッサンス・デ・アペラシオン会場で、大地の香り溢れるシャトーヌフ2007年との衝撃の出会い、それはドメーヌ・ド・ヴィルヌーヴです。 南ローヌの主要都市アヴィニヨンから北へ15kmのオランジュ近郊、そこは南ローヌで最高品質のワインを生み出すシャトーヌフ・デュ・パプ。 百万年前まで海の中であったこの地域の特徴的な丸石がゴロゴロとしている畑のその下には、海の砂や赤粘土、黄土が広がっています。 この土壌がブドウの生育に必要な水はけのよさや有機物質をもたらします。 ドメーヌ・ド・ヴィルヌーヴは1993年に現当主スタニスラス・ワリュットが広告会社に勤めていたフィリップ・デュ・ロワ・ド・ブリッキーと共に、アモー女史から引き継ぎました。 現在9ha所有している標高100 ~ 150mの南向きの畑は、シャトーヌフのトップ生産者の一人と言われるシャトー・ド・ボーカステルの南隣に面している非常にポテンシャルの高いものです。 2000年よりビオディナミ栽培を開始し、2002年にエコセールとビオディヴァンの認証を取得しました。 「病気やウイルスに対して化学薬品という一時的な解決策ではなく、ビオディナミ栽培でブドウの樹の中にあるエネルギーを最大限に引き出すことにより病気やウイルスに打ち勝つのだ。」 という信念のもと、自然とブドウの樹が調和する栽培を心掛け、畑には極力負担をかけないように馬で耕します。 大地のエネルギーに溢れたブドウは注意深く選別しながら手摘み収穫。 醸造は地下6mの温度変化が少ない洞窟の中で行います。 陶器に覆われた50hlのセメントタンクで自生酵母のみで発酵、85%をそのタンクで、残りの15%を古樽に移し熟成を行います。 ワインの爽やかさや果実味を保全する為に、ルモンタージュやデレスタージュといった色素やタンニンの抽出を促進する作業は一切行いません。 長期熟成したキュヴェは無濾過無清澄、極微量の酸化防止剤を加え瓶詰めされます。 こうして出来上がったワインは、いずれもフルーティ且つ濃厚で煮詰めたジャムのニュアンス、キメの細かいタンニンと深い余韻を楽しむことが出来ます。 フランスのみならず世界中で評価が高く、3年連続「ザ・ベストレストラン」で1位に輝いたデンマークのNOMAや数多くの星付きレストランにもオンリストされています。 またロバート・パーカーのポイントでも07のヴィエイユ・ヴィーニュは94点を獲得しています。 ブドウの樹が持つエネルギーをたっぷり含んだシャトーヌフ・デュ・パプとグリフ。是非ご賞味下さい。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
-
ブルゴーニュ・アリゴテ・ナチュール2022/オレリアン・ヴェルデ
¥4,950
★★★☆☆(未試飲) 商品名:ブルゴーニュ・アリゴテ・ナチュール2022 生産者:オレリアン・ヴェルデ 種類:白ワイン 産地:フランス/ブルゴーニュ 品種:アリゴテ100% アルコール度数:12% 内容量:750ml フランス、ブルゴーニュのナチュラルワイン生産者、オレリアン・ヴェルデ。 (下記、インポーター他資料より) Arcenant村の区画Chevrey、雹の被害を受けない美しい気候に恵まれた22年でした。 ギヨーサンプル仕立てで育つアリゴテをステンレスタンクで8 ヶ月発酵・熟成しました。 クリアなグリーンイエローの外観、黄色リンゴやライム、セルフィーユ、ミントのアロマ、ドライなアタックに豊かなミネラルとスッキリとした味わいが口あたりのよい仕上がりです。 9月1~7日収穫 1~2時間30分ゆっくり水平式圧搾 ステンレスタンクで8ヶ月間発酵・熟成 無濾過・清澄あり/2023年5月3日 SO2無添加、トータル:2mg/L未満 (生産者について) 凝縮×エレガント!父から受け継いだ自然栽培をコトードールで開花。 2004年の初訪問から5度目の夏2009年6月、ブルゴーニュのブドウ畑が輝く緑を湛える中、オレリアンとアランが笑顔で迎えてくれました。 コートドールの中心ニュイサンジョルジュ村から西に約10キロ、山道を走り抜けるとARCENANT(アルスナン)村に到着します。 1604年からこの地に住むヴェルデ家は、父アラン・ヴェルデが1971年よりビオロジック農法を開始し、ブルゴーニュの中でも自然栽培の先駆者として知られています。 オレリアンは18歳からの3年間、モーターバイクレースのフランスナショナルチームの選手として活躍していましたが、危険がつきまとう仕事であったため以前から興味のあったワイン造りに舵取りを変更、22歳で成人向けのワイン育成コースに入門します。 ビオロジックさらにビオディナミ農法を学ぼうと研修先に選んだのは、ギィ・ボサールとマルク・アンジェリ、父から受け継いだ伝統をベースに更なる自然志向を深めて来ました。 アランのブドウで初めて醸造を手がけたのが2003年、翌年には引退を決意したアランから、オート・コート・ド・ニュイの畑とアルスナンの醸造所が受け渡されました。 2004年ヴィンテージで鮮烈なデビューを果たしたオレリアンは、ブルゴーニュの若手造り手の中でも実力派として認識されるようになり、多くの愛飲家の期待を一身に受けワイン造りに邁進してきました。 2008年にはブドウ購入が大変難しいとされるヴォーヌロマネの畑を幸運にも引き継ぐ機会に恵まれるなど、コートドールでのワイン造りにも情熱を傾けています。 「私より強い自然志向」 と父のアランも太鼓判を押すオレリアンは、畑には自然肥料しか与えないことで土中の生命を活発化させ、そこから生まれるブドウの視覚、聴覚、味覚など官能特性を引き出しワインに表現しています。 高収量を避けるためブドウ樹は短く剪定、初夏には太陽の光を取り込むため部分的に葉摘みを行い、厳選した選果のもと手摘み収穫します。 2008年には最適な衛生状態を保つため醸造所を新装しました。 温度管理付のステンレスタンクを導入し、キュヴェゾン(浸漬)時のmout(果もろみ)の温度を完璧に保つことを重要視しています。キュヴェゾンで色とタンニンを最大限に抽出する代わりに、タンニンが出過ぎないようピジャージュは控えています。 これらの作業は目が離せないので時間を要しますが、むやみやたらなブルゴーニュワインの価格高騰を疑問視するオレリアンは、 「だからこそ品質と価格が見合ったワイン造りをするべきだ」と言います。 醸造所の投資額は目を見張るもので、覚悟を据えたオレリアンの眼差しは2007年に会ったときよりも数倍光り輝き、また揺るぎないものへと変化していました。 繁忙期に家族の手を借りるぐらいでほとんどの作業を一人でこなし休みなしに働くオレリアン。 伝統と革新を地で行く、これからがますます楽しみな生産者です。 肩肘張らない自然体の完成度で、綿密なミネラル感、伸びやかな酸、上品な味わいが絶妙のシンフォニーを奏でます。 伝統的なオート・コート・ド・ニュイは言うまでもなく、ニュイ・サン・ジョルジュを代表とするコートドールのプリミエクリュと村名ワインは、その年々の気候条件を考慮し、それぞれのテロワールのキャラクターを見事に表現しています。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
-
シャルリー・シャルドネ・ペティアン・ヴィニフィエ・パー・ジュンコ2023/ドメーヌ・ジョーベル
¥3,630
★★★☆☆(2025年、担当K試飲) 商品名:シャルリー・シャルドネ・ペティアン・ヴィニフィエ・パー・ジュンコ2023 生産者:ドメーヌ・ジョーベル 種類:白微発泡ワイン 産地:フランス/ボージョレ 品種:シャルドネ100% アルコール度数:11.5% ガス圧:5.0気圧 内容量:750ml フランス、ボージョレ地方のナチュラルワイン生産者、ドメーヌ・ジョーベル。 (2025年試飲) 初日は★2、2日目から★3 ポンっていい感じ。 吹き出なかった。 綺麗なグリーンイエロー。 香りは硬く、フレッシュ感はあんまりない。 少し油っぽく、醤油にマヨネーズっぽい香り。 もう少しフルーツや酸など欲しいが、香りと同じ感じで特徴がない。 今は飲み頃ではない。 2日目、そこそこ飲めるというか、変な油感も少なくなって飲みやすい。 これは数日置くタイプ。 (下記、インポーター他資料より) 粘土石灰土壌で育つ樹齢20年のシャルドネを全房でプレス後、30hlのステンレスタンクと500Lの木樽で2 ヶ月間発酵、糖が残った状態で瓶詰めし、24年5月にデゴルジュマンしました。 細かくクリーミーな泡、グリーンイエロー色、ライムや二十世紀梨、青りんごのアロマ、シャープなアタック、果実味と酸のバランス良く、瑞々しさが溢れるジューシーな仕上がりです。 9月20日収穫/全房で空気圧式圧搾 30hlのステンレスタンクと500Lの木樽で2 ヶ月間発酵 糖が残った状態で2023年11月28日瓶詰めし、瓶内発酵・熟成 デゴルジュマン:2024年5月5日 無濾過・無清澄 SO2無添加、トータル:11mg/L未満 (生産者について) ボージョレ無農薬栽培のパイオニア名家、長女カリーヌの挑戦! Domaine Joubert(ドメーヌ・ジョベール)の名前を知らない人はボージョレではいない程、現地フランスでは有名です。 それは第4代目の当主Marcel Joubert(マルセル・ジョベール)さんがボージョレのワイン協会の会長であったと共に、1980年代にあのMarcel Lapirre(マルセル・ラピエール)氏と共にボージョレの地で無農薬を実践したパイオニアであるからです。 お父様Marcel氏は高校を卒業後、1972年に畑を引き継ぎ、農業大学にはいかないで実践で農業を学びました。 最初はカーブコペラティフの推奨する農法で行っておりましたが、何かが違うと思い、まだ誰も行わなかった無農薬農法に切り替えました。 このDomaineは全部で10ha、Brouillyに位置しておりますので、このAOCは勿論、その他Beaujolais、Beaujolais、Village、Fleurie、Chiroubles、Morgonの畑を所有しており全て無農薬で栽培しております。 お父様の時代まではGamay100%でした。 Marcelは2人のお嬢さんがおりますが、息子さんがおりませんでした。 娘2人共、彼のワイナリーを継ぐ事には全く興味がなくて、ロワールで実際ワイン造りをしている私に何度もDomaine Joubertをやらないか?やらないか?と話がありました。 畑は完璧なので、とても素敵なお申し出でしたが、ロワールの畑で精一杯の私には不可能な事。 長女のCarine(カリーヌ)さんの子供も2人共お嬢さんなので、Marcel氏は冗談でなく、ちゃんと無農薬を続ける誰かにDomaineを渡すつもりでした。 そんな中、ベルギーに住んでいる次女が結婚して長男が誕生。 その時のMarcelの大喜びったら今も忘れません。 「70歳までは何とか頑張らないとなぁ~」 嬉しそうに語っていたMarcelの笑顔が忘れられません。 そんな中、長女Carine(カリーヌ)が離婚しました。 彼女は地元の高校を出て、職場で知り合った男性と結婚。 直ぐに家庭に入りました。 典型的なボージョレの田舎の女性の生き方、2人の子供の為、ご主人の為にしっかりと家庭を守ってきた女性です。 離婚後、彼女は決心します。 “子供達の為にも、お父さんの為にも、ワイン造りを始めよう! Domaine Joubertを継ごう!”と。 しかし農業は未経験、小さい頃からブドウ栽培やワイン造りを見てきたけれど、実際行った事はありません。そこでMarcelから徹底して学ぶ事にしました。 それが2015年、ですから2015年はMarcelにワイン造りを学びながら、彼女が最初に造った初ヴィンテージでもあります。 2015年、2016年と2年間しっかりと学び、2017年にMarcelはCarineが大丈夫と判断し、リタイヤの決断をしました。 正式に5代目としてCarineを認め、法的にも会社の在り方も全てCarineがTopとなりました。 「僕はただのお手伝い、これからはオーナーはカリーヌだよ」 と冗談で言っていましたが、その姿は安堵と共に少し寂しそうでした。 時間は2015年に戻ります。 2015年からCarineが会社に入り、最初に行った改革は、赤ワインだけのワイナリーを卒業して白ワインの醸造も始めた事!そしてボージュに一番近い坂の急な畑と、新しく買ったブルイィの一番標高の高い畑の2 ヶ所にシャルドネを植えました。 ボージョレでは誰もシャルドネを植樹しません。 カリーヌは女性の身でシャルドネを植えたので、直ぐにプレスから取材が殺到しました。 「私がどうしてシャルドネを植えたの?」 と聞いたら 「順子が頼んだじゃない。貴方のボージョレヌーヴォ白を自社畑で作りたいって言ったでしょう⁉」 本当に嬉しくなりました。 随分前の話をCarineは覚えていてくれました。 それは彼女がワイナリーのお手伝いをするかなり前の2011年の時、その頃Jean-Louis(ジャン・ルイ)の無農薬のシャルドネで私のヌーヴォを作っておりましたが、それだけではブドウが足りず、Marcelに聞いたけど、彼は基本的に白の醸造は興味がなかったのです。 だから言った本人の私すらも忘れていたのです。 その夢をCarineが叶えてくれました。 彼女は1974年10月19日生まれ、ワイナリーの実家で生まれたけれど、ワインを実際に作り始めたのは彼女が40歳の時。 丁度私がロワールで右も左も解らないでワインを作り始めたのと同じ年です。 だから何故だか似たような境遇のCarineとは話が合うのです。 そして彼女もお父様からと、醸造家として先輩の私からと醸造を勉強する姿勢で接してくれます。 その彼女の好奇心と私の希望が叶って、白とロゼのヌーヴォのペティアンが誕生したのが数年前。 白のヌーヴォを作るのすらも、その当時のMarcselはあまり乗り気ではなかったけれど、そのスティルワインのスタイルを変えようと提案した時に、Carineはやる気満々でした。 新しい感覚なので新しいスタイルがとても気になるのでしょう。 モチベーションも醸造量もお父様の時代とは圧倒的に違うのです。 2015年に植樹したシャルドネで2017年、たった1樽だけ白をCarineが作りました。 彼女は私のTouraine Sauvignon Blancが大好きで、プレス後、迷わず直ぐに樽で熟成しました。 それが本当に美味しかったのです。 しかし販売量にはほど遠かったのです。 そして2018年、2樽になったので、やっと一部のお客様に販売出来ました。 それは勿論、日本とフランスの一部のお客様しか知らない幻のシャルドネです。 シンプル・イズ・ベスト、ブドウの品の良さがそのまま伝わってくる素直でパワーのある味わいです。 もう彼女は私から学ぶ事はありません。 醸造家として、今年で6年目になるので、Marcelも安心して彼のMY畑で無農薬の野菜造りに専念できます。 勿論、実際は畑のお手伝いはやっておりますが、それは娘だからまだまだ心配なのでしょう。 彼女はどんどん新しい事を取り入れます。 アンフォラを2018年から取り入れたり、2019年には新型のプレス機を購入したり。 赤ワインだけの時は前のプレス機でも問題はありませんでしたが、白・ロゼはプレス機の良しあしが味わいに影響します。 そして2019年から農法も変えました。無農薬の雑草取りを機械と手で切って行っておりましたが、まだ雑草が生える前の春に牧草を撒き、雑草の成長を抑える農法に変えたのです。 合理的な農法なのですが、技術的・タイミング的に判断が難しい事、金銭的にも多額の費用がかかる事、また仕事量も膨大な事。 実際にはとても大変な農法です。 でも写真の通りトラック一杯の牧草を畑にまき、2019年成功したので2020年は撒く箇所を増やしました。 私のヌーヴォを作るPont du Diable(ポン・デュ・ディアーブル)の畑も対象です。 春・秋と羊で草を食べ雑草を取り、その他この牧草を撒いて、畑を大切に大切に守ってくれます。 醸造方法もCarineになってから、よりカルボニックの期間を長くして、ピュアーな味わいになってきました。 お父様から引き継いだ、素晴らしい畑を、女性らしい感覚で守り引き継いでおります。 ワインの味わいは年々向上しております。 Carineの代で私はそろそろラベルを変えた方が良いのかも!って、提案していますが、まだ彼女は決心がつかないようです。 お父様からの時代のお客様が沢山いるので、簡単に変える事は出来ません。 でも彼女の代で新しいお客様も増えてきました。 きっとその割合がもっともっと増えたら新しくなるかもしれませんね。 勿論、その頃はCarine節がしっかりとワインの味わいに反映している事と思います。 (新井順子氏) ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
-
ブルゴーニュ・ブラン2022/ドメーヌ・ジョーベル
¥4,290
★★★★☆(2025年、担当K試飲) 商品名:ブルゴーニュ・ブラン2022 生産者:ドメーヌ・ジョーベル 種類:白ワイン 産地:フランス/ボージョレ 品種:シャルドネ100% アルコール度数:12.5% 内容量:750ml フランス、ボージョレ地方のナチュラルワイン生産者、ドメーヌ・ジョーベル。 (2025年試飲) 少し濃いグリーンイエロー。 洋梨、昆布出汁、フレッシュな果物。 ほんの少しトロッとしてる。 優しい酸味。 余韻もちゃんとある。 フレッシュ感もあるが少し深みもあって旨い! 2日目もいけるが雑味が少しでてくる。 初日で飲み切るか、しばらく寝かせて抜栓するか。 (下記、インポーター他資料より) 22年は晴天に恵まれ、高品質のブドウを非常に早く収穫できました。 樹齢18年のシャルドネをプレス、グラスファイバータンクと500Lと220Lの木樽で発酵・熟成しサンスフルで仕上げました。 グリーンイエローの外観、洋梨や二十世紀梨、摘みたてカリン、柚子ジャムの香り、おとなしいイメージで中程度の酸とバランスの良い果実味、後半のほろ苦さがアクセントとなります。 9月1日収穫/全房で空気圧式圧搾 30hlのグラスファイバータンクと500Lと220Lの木樽で 発酵・熟成 無濾過・無清澄/瓶詰め:2023年10月 SO2無添加、トータル:11mg/L未満 (生産者について) ボージョレ無農薬栽培のパイオニア名家、長女カリーヌの挑戦! Domaine Joubert(ドメーヌ・ジョベール)の名前を知らない人はボージョレではいない程、現地フランスでは有名です。 それは第4代目の当主Marcel Joubert(マルセル・ジョベール)さんがボージョレのワイン協会の会長であったと共に、1980年代にあのMarcel Lapirre(マルセル・ラピエール)氏と共にボージョレの地で無農薬を実践したパイオニアであるからです。 お父様Marcel氏は高校を卒業後、1972年に畑を引き継ぎ、農業大学にはいかないで実践で農業を学びました。 最初はカーブコペラティフの推奨する農法で行っておりましたが、何かが違うと思い、まだ誰も行わなかった無農薬農法に切り替えました。 このDomaineは全部で10ha、Brouillyに位置しておりますので、このAOCは勿論、その他Beaujolais、Beaujolais、Village、Fleurie、Chiroubles、Morgonの畑を所有しており全て無農薬で栽培しております。 お父様の時代まではGamay100%でした。 Marcelは2人のお嬢さんがおりますが、息子さんがおりませんでした。 娘2人共、彼のワイナリーを継ぐ事には全く興味がなくて、ロワールで実際ワイン造りをしている私に何度もDomaine Joubertをやらないか?やらないか?と話がありました。 畑は完璧なので、とても素敵なお申し出でしたが、ロワールの畑で精一杯の私には不可能な事。 長女のCarine(カリーヌ)さんの子供も2人共お嬢さんなので、Marcel氏は冗談でなく、ちゃんと無農薬を続ける誰かにDomaineを渡すつもりでした。 そんな中、ベルギーに住んでいる次女が結婚して長男が誕生。 その時のMarcelの大喜びったら今も忘れません。 「70歳までは何とか頑張らないとなぁ~」 嬉しそうに語っていたMarcelの笑顔が忘れられません。 そんな中、長女Carine(カリーヌ)が離婚しました。 彼女は地元の高校を出て、職場で知り合った男性と結婚。 直ぐに家庭に入りました。 典型的なボージョレの田舎の女性の生き方、2人の子供の為、ご主人の為にしっかりと家庭を守ってきた女性です。 離婚後、彼女は決心します。 “子供達の為にも、お父さんの為にも、ワイン造りを始めよう! Domaine Joubertを継ごう!”と。 しかし農業は未経験、小さい頃からブドウ栽培やワイン造りを見てきたけれど、実際行った事はありません。そこでMarcelから徹底して学ぶ事にしました。 それが2015年、ですから2015年はMarcelにワイン造りを学びながら、彼女が最初に造った初ヴィンテージでもあります。 2015年、2016年と2年間しっかりと学び、2017年にMarcelはCarineが大丈夫と判断し、リタイヤの決断をしました。 正式に5代目としてCarineを認め、法的にも会社の在り方も全てCarineがTopとなりました。 「僕はただのお手伝い、これからはオーナーはカリーヌだよ」 と冗談で言っていましたが、その姿は安堵と共に少し寂しそうでした。 時間は2015年に戻ります。 2015年からCarineが会社に入り、最初に行った改革は、赤ワインだけのワイナリーを卒業して白ワインの醸造も始めた事!そしてボージュに一番近い坂の急な畑と、新しく買ったブルイィの一番標高の高い畑の2 ヶ所にシャルドネを植えました。 ボージョレでは誰もシャルドネを植樹しません。 カリーヌは女性の身でシャルドネを植えたので、直ぐにプレスから取材が殺到しました。 「私がどうしてシャルドネを植えたの?」 と聞いたら 「順子が頼んだじゃない。貴方のボージョレヌーヴォ白を自社畑で作りたいって言ったでしょう⁉」 本当に嬉しくなりました。 随分前の話をCarineは覚えていてくれました。 それは彼女がワイナリーのお手伝いをするかなり前の2011年の時、その頃Jean-Louis(ジャン・ルイ)の無農薬のシャルドネで私のヌーヴォを作っておりましたが、それだけではブドウが足りず、Marcelに聞いたけど、彼は基本的に白の醸造は興味がなかったのです。 だから言った本人の私すらも忘れていたのです。 その夢をCarineが叶えてくれました。 彼女は1974年10月19日生まれ、ワイナリーの実家で生まれたけれど、ワインを実際に作り始めたのは彼女が40歳の時。 丁度私がロワールで右も左も解らないでワインを作り始めたのと同じ年です。 だから何故だか似たような境遇のCarineとは話が合うのです。 そして彼女もお父様からと、醸造家として先輩の私からと醸造を勉強する姿勢で接してくれます。 その彼女の好奇心と私の希望が叶って、白とロゼのヌーヴォのペティアンが誕生したのが数年前。 白のヌーヴォを作るのすらも、その当時のMarcselはあまり乗り気ではなかったけれど、そのスティルワインのスタイルを変えようと提案した時に、Carineはやる気満々でした。 新しい感覚なので新しいスタイルがとても気になるのでしょう。 モチベーションも醸造量もお父様の時代とは圧倒的に違うのです。 2015年に植樹したシャルドネで2017年、たった1樽だけ白をCarineが作りました。 彼女は私のTouraine Sauvignon Blancが大好きで、プレス後、迷わず直ぐに樽で熟成しました。 それが本当に美味しかったのです。 しかし販売量にはほど遠かったのです。 そして2018年、2樽になったので、やっと一部のお客様に販売出来ました。 それは勿論、日本とフランスの一部のお客様しか知らない幻のシャルドネです。 シンプル・イズ・ベスト、ブドウの品の良さがそのまま伝わってくる素直でパワーのある味わいです。 もう彼女は私から学ぶ事はありません。 醸造家として、今年で6年目になるので、Marcelも安心して彼のMY畑で無農薬の野菜造りに専念できます。 勿論、実際は畑のお手伝いはやっておりますが、それは娘だからまだまだ心配なのでしょう。 彼女はどんどん新しい事を取り入れます。 アンフォラを2018年から取り入れたり、2019年には新型のプレス機を購入したり。 赤ワインだけの時は前のプレス機でも問題はありませんでしたが、白・ロゼはプレス機の良しあしが味わいに影響します。 そして2019年から農法も変えました。無農薬の雑草取りを機械と手で切って行っておりましたが、まだ雑草が生える前の春に牧草を撒き、雑草の成長を抑える農法に変えたのです。 合理的な農法なのですが、技術的・タイミング的に判断が難しい事、金銭的にも多額の費用がかかる事、また仕事量も膨大な事。 実際にはとても大変な農法です。 でも写真の通りトラック一杯の牧草を畑にまき、2019年成功したので2020年は撒く箇所を増やしました。 私のヌーヴォを作るPont du Diable(ポン・デュ・ディアーブル)の畑も対象です。 春・秋と羊で草を食べ雑草を取り、その他この牧草を撒いて、畑を大切に大切に守ってくれます。 醸造方法もCarineになってから、よりカルボニックの期間を長くして、ピュアーな味わいになってきました。 お父様から引き継いだ、素晴らしい畑を、女性らしい感覚で守り引き継いでおります。 ワインの味わいは年々向上しております。 Carineの代で私はそろそろラベルを変えた方が良いのかも!って、提案していますが、まだ彼女は決心がつかないようです。 お父様からの時代のお客様が沢山いるので、簡単に変える事は出来ません。 でも彼女の代で新しいお客様も増えてきました。 きっとその割合がもっともっと増えたら新しくなるかもしれませんね。 勿論、その頃はCarine節がしっかりとワインの味わいに反映している事と思います。 (新井順子氏) ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
-
シャルドネ・コンフィダンス2021/ドメーヌ・ジョーベル
¥4,070
★★★☆☆(2025年、担当K試飲) 商品名:シャルドネ・コンフィダンス2021 生産者:ドメーヌ・ジョーベル 種類:白ワイン 産地:フランス/ボージョレ 品種:シャルドネ100% アルコール度数:12.5% 内容量:750ml フランス、ボージョレ地方のナチュラルワイン生産者、ドメーヌ・ジョーベル。 (2025年試飲) グリーンイエロー。 香りはそこまで強くないが、シャルドネ感。 時間を置かないと硬い。 2日目とかがおすすめかもです。 (下記、インポーター他資料より) 21年は非常に予測しにくく複雑な天候で、収穫量は非常に少ない年でした。 粘土石灰で育つ樹齢8年のシャルドネを全房でプレス、500Lの木樽とグラスファイバータンクで発酵・熟成しました。 透明感のあるグリーンイエロー色、果樹の花や青りんご、スウィーティ、柚子ジャム、セルフィーユのアロマを感じます。 口あたりの良いアタックで全体的に均衡がとれていて飲みやすい仕上がりです。 9月収穫/全房で空気圧式圧搾 500Lの木樽・グラスファイバータンクで18 ヶ月間発酵・熟成 無濾過・無清澄/瓶詰め:2023年3月 SO2熟成中:1mg/L、瓶詰め前:1mg/L、トータル:5mg/L未満 (生産者について) ボージョレ無農薬栽培のパイオニア名家、長女カリーヌの挑戦! Domaine Joubert(ドメーヌ・ジョベール)の名前を知らない人はボージョレではいない程、現地フランスでは有名です。 それは第4代目の当主Marcel Joubert(マルセル・ジョベール)さんがボージョレのワイン協会の会長であったと共に、1980年代にあのMarcel Lapirre(マルセル・ラピエール)氏と共にボージョレの地で無農薬を実践したパイオニアであるからです。 お父様Marcel氏は高校を卒業後、1972年に畑を引き継ぎ、農業大学にはいかないで実践で農業を学びました。 最初はカーブコペラティフの推奨する農法で行っておりましたが、何かが違うと思い、まだ誰も行わなかった無農薬農法に切り替えました。 このDomaineは全部で10ha、Brouillyに位置しておりますので、このAOCは勿論、その他Beaujolais、Beaujolais、Village、Fleurie、Chiroubles、Morgonの畑を所有しており全て無農薬で栽培しております。 お父様の時代まではGamay100%でした。 Marcelは2人のお嬢さんがおりますが、息子さんがおりませんでした。 娘2人共、彼のワイナリーを継ぐ事には全く興味がなくて、ロワールで実際ワイン造りをしている私に何度もDomaine Joubertをやらないか?やらないか?と話がありました。 畑は完璧なので、とても素敵なお申し出でしたが、ロワールの畑で精一杯の私には不可能な事。 長女のCarine(カリーヌ)さんの子供も2人共お嬢さんなので、Marcel氏は冗談でなく、ちゃんと無農薬を続ける誰かにDomaineを渡すつもりでした。 そんな中、ベルギーに住んでいる次女が結婚して長男が誕生。 その時のMarcelの大喜びったら今も忘れません。 「70歳までは何とか頑張らないとなぁ~」 嬉しそうに語っていたMarcelの笑顔が忘れられません。 そんな中、長女Carine(カリーヌ)が離婚しました。 彼女は地元の高校を出て、職場で知り合った男性と結婚。 直ぐに家庭に入りました。 典型的なボージョレの田舎の女性の生き方、2人の子供の為、ご主人の為にしっかりと家庭を守ってきた女性です。 離婚後、彼女は決心します。 “子供達の為にも、お父さんの為にも、ワイン造りを始めよう! Domaine Joubertを継ごう!”と。 しかし農業は未経験、小さい頃からブドウ栽培やワイン造りを見てきたけれど、実際行った事はありません。そこでMarcelから徹底して学ぶ事にしました。 それが2015年、ですから2015年はMarcelにワイン造りを学びながら、彼女が最初に造った初ヴィンテージでもあります。 2015年、2016年と2年間しっかりと学び、2017年にMarcelはCarineが大丈夫と判断し、リタイヤの決断をしました。 正式に5代目としてCarineを認め、法的にも会社の在り方も全てCarineがTopとなりました。 「僕はただのお手伝い、これからはオーナーはカリーヌだよ」 と冗談で言っていましたが、その姿は安堵と共に少し寂しそうでした。 時間は2015年に戻ります。 2015年からCarineが会社に入り、最初に行った改革は、赤ワインだけのワイナリーを卒業して白ワインの醸造も始めた事!そしてボージュに一番近い坂の急な畑と、新しく買ったブルイィの一番標高の高い畑の2 ヶ所にシャルドネを植えました。 ボージョレでは誰もシャルドネを植樹しません。 カリーヌは女性の身でシャルドネを植えたので、直ぐにプレスから取材が殺到しました。 「私がどうしてシャルドネを植えたの?」 と聞いたら 「順子が頼んだじゃない。貴方のボージョレヌーヴォ白を自社畑で作りたいって言ったでしょう⁉」 本当に嬉しくなりました。 随分前の話をCarineは覚えていてくれました。 それは彼女がワイナリーのお手伝いをするかなり前の2011年の時、その頃Jean-Louis(ジャン・ルイ)の無農薬のシャルドネで私のヌーヴォを作っておりましたが、それだけではブドウが足りず、Marcelに聞いたけど、彼は基本的に白の醸造は興味がなかったのです。 だから言った本人の私すらも忘れていたのです。 その夢をCarineが叶えてくれました。 彼女は1974年10月19日生まれ、ワイナリーの実家で生まれたけれど、ワインを実際に作り始めたのは彼女が40歳の時。 丁度私がロワールで右も左も解らないでワインを作り始めたのと同じ年です。 だから何故だか似たような境遇のCarineとは話が合うのです。 そして彼女もお父様からと、醸造家として先輩の私からと醸造を勉強する姿勢で接してくれます。 その彼女の好奇心と私の希望が叶って、白とロゼのヌーヴォのペティアンが誕生したのが数年前。 白のヌーヴォを作るのすらも、その当時のMarcselはあまり乗り気ではなかったけれど、そのスティルワインのスタイルを変えようと提案した時に、Carineはやる気満々でした。 新しい感覚なので新しいスタイルがとても気になるのでしょう。 モチベーションも醸造量もお父様の時代とは圧倒的に違うのです。 2015年に植樹したシャルドネで2017年、たった1樽だけ白をCarineが作りました。 彼女は私のTouraine Sauvignon Blancが大好きで、プレス後、迷わず直ぐに樽で熟成しました。 それが本当に美味しかったのです。 しかし販売量にはほど遠かったのです。 そして2018年、2樽になったので、やっと一部のお客様に販売出来ました。 それは勿論、日本とフランスの一部のお客様しか知らない幻のシャルドネです。 シンプル・イズ・ベスト、ブドウの品の良さがそのまま伝わってくる素直でパワーのある味わいです。 もう彼女は私から学ぶ事はありません。 醸造家として、今年で6年目になるので、Marcelも安心して彼のMY畑で無農薬の野菜造りに専念できます。 勿論、実際は畑のお手伝いはやっておりますが、それは娘だからまだまだ心配なのでしょう。 彼女はどんどん新しい事を取り入れます。 アンフォラを2018年から取り入れたり、2019年には新型のプレス機を購入したり。 赤ワインだけの時は前のプレス機でも問題はありませんでしたが、白・ロゼはプレス機の良しあしが味わいに影響します。 そして2019年から農法も変えました。無農薬の雑草取りを機械と手で切って行っておりましたが、まだ雑草が生える前の春に牧草を撒き、雑草の成長を抑える農法に変えたのです。 合理的な農法なのですが、技術的・タイミング的に判断が難しい事、金銭的にも多額の費用がかかる事、また仕事量も膨大な事。 実際にはとても大変な農法です。 でも写真の通りトラック一杯の牧草を畑にまき、2019年成功したので2020年は撒く箇所を増やしました。 私のヌーヴォを作るPont du Diable(ポン・デュ・ディアーブル)の畑も対象です。 春・秋と羊で草を食べ雑草を取り、その他この牧草を撒いて、畑を大切に大切に守ってくれます。 醸造方法もCarineになってから、よりカルボニックの期間を長くして、ピュアーな味わいになってきました。 お父様から引き継いだ、素晴らしい畑を、女性らしい感覚で守り引き継いでおります。 ワインの味わいは年々向上しております。 Carineの代で私はそろそろラベルを変えた方が良いのかも!って、提案していますが、まだ彼女は決心がつかないようです。 お父様からの時代のお客様が沢山いるので、簡単に変える事は出来ません。 でも彼女の代で新しいお客様も増えてきました。 きっとその割合がもっともっと増えたら新しくなるかもしれませんね。 勿論、その頃はCarine節がしっかりとワインの味わいに反映している事と思います。 (新井順子氏) ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。
-
リーブル・アルビートル2023/バスティアン・ブータロー
¥4,950
★★★☆☆(未試飲) 商品名:リーブル・アルビートル2023 生産者:バスティアン・ブータロー 種類:赤ワイン 産地:フランス/プロヴァンス 品種:ニエルキオ、スキアカレロ、アラモン、サンソー、その他 アルコール度数:11% 内容量:750ml フランス、プロヴァンス地方のナチュラルワイン生産者、バスティアン・ブータロー。 (下記、インポーター他資料より) キュヴェ名は「他人に左右されず自分で考えて判断し、決断を下せ!」との意味合いです。 暑くて乾燥した年で複数品種を一部除梗しマセラシオンカルボニック後プレス、ステンレスタンクで発酵・熟成しました。 淡いルビー色、アメリカンチェリーやイチゴジャム、ブリオッシュのアロマ、柔らかいアタックに穏やかなタンニン、摘みたてベリーの酸がアクセントとなり、拡がるエキス感と口あたりの良さが印象的です。 9月上旬収穫/一部除梗 ステンレスタンクでマセラシオンカルボニック 木製垂直式圧搾 ステンレスタンクで発酵・熟成 無濾過・無清澄/瓶詰め:2024年3月 SO2無添加、トータル:10mg/L未満 (生産者について) プロヴァンスで地球への愛を叫ぶ! プロヴァンスの生産者をご紹介いたします。 海外セレブの別荘もあり高級住宅地として名高いサン・レミ・ド・プロヴァンスの中心から車で10分ほどの郊外、ミストラルから畑を守るための防風林の合間をかいくぐり、自宅に隣接した大きなガレージを改造したような、古いが清潔感ある醸造所を初訪問したのが2020年1月。 大きな体躯、人を引き付ける笑顔が魅力の1980年生まれのバスティアン・ブータロー。 自然を愛する精神は筋金入りです。 ソムリエとしてボマニールやヴィルヌーヴ・レ・ザヴィニヨンのプリウレなどの星付きレストランで仕事をしてきたバスティアン・ブータローは、奥さんのエミリーに出会う2009年までの間、オーストラリアのブレンドン・キーズ(BKワインズ)の元で研修を受けたり、ラ・ヴィーニャで働いたりと様々な形でナチュラル・ワインに触れ多様な経験を積んできました。 2012年に長男のバチストが誕生し、パリから離れる事を決意、昔から馴染みのあったサン・レミ・ド・プロヴァンス近くへ移住しました。 その後、ドミニク・オベットやアンリ・ミランのドメーヌで仕事をしながら、彼の興味は自分のワイン造りに向いていきます。 バスティアンは2014年から、なんと耕作放棄地でなっているブドウを拾い集め自宅のガレージでワイン造りを始めます。 2018年まではミランのところで働きながらも細々とワインを造り続け、2017年にやっと現在の自宅兼醸造所を入手、オフィシャルにワイン造りを始めました。 それまでサン・レミ近辺の村にある畑を借りたり、耕作放棄地となっているブドウ畑を見つけては持ち主と交渉したり、とゆっくり自分の畑を得てきました。 また知り合いからブドウを買ったり、前述したように自然になっているブドウ畑を見つけては収穫したりと自分の畑以外のブドウも使ってワイン造りをしてきました。 素晴らしい古木のグルナッシュを偶然見つけ、バケツと剪定ハサミをもってブドウを摘み、僅か140本のワインを造ったこともあるそうです。 自社畑以外のブドウを使ったワインはエル・クランデスティーノというネゴス名でリリースしています。 仮面のエチケットはかつて耕作放棄地のブドウを無断で使っていた名残でもし警察が来た時に顔を隠すイメージをラベルに残しています。 2018年3月、バスティアンは借りた土地に初めて自分で植樹しました。この区画では、トラクターは最初から入れず、全て馬と人間の手だけで仕事を行っています。 植樹した品種は、コルシカ由来のシャカレロ(スキアカレロ)やニエルチウ(ニエルキオ)の他、サンソ―、クレレット、マルサンヌやグルナッシュです。 またブドウだけでなく、リンゴやイチジク、ザクロ、洋ナシやアプリコット、オリーヴなどの果樹を植え、将来的には美味しいジュースも作りたいと話ししています。 今後はサン・レミ郊外のアルピーユ山ふもとの畑を開拓する計画もあります。 畑、ブドウ、醸造ではよく観察し、反応を見る。 生き物へのリスペクトは絶対。 自然とブドウをリスペクトして、手はなるべく加えない。 農業における悪い習慣も見直すべきだといつも気を付けています。 ファーマーとして生きる事が人間としてあるべき姿だと考えていて、少しでも地球に緑が戻るようにと真剣に願っており、地球の未来に対し相当の危機感を持っています。 マーケティング的ビオなものには強い嫌悪感を持っています。 CO2の排出削減にも率先して取り組み自転車を改造したようなボルドー液散布のマシーンを自作して、畑のみならず地球にもダメージがない農業を考え実践する筋金入りの自然を愛し行動に移せる男です。 子供の頃には10年間タヒチで育った時期もあり、数多くの旅をしてきた彼は視野が広く野性的で、反骨精神も強く非常に面白い、人を引き付ける人間性を持っています。 自然を愛し、曲がったことが大嫌いで環境問題や政治の話題になると話が止まりません。 初めてできた彼女は日本人、そして合気道もずっと習ってきているなど、日本への興味も強い彼です。 この先の彼の将来にはとても大きな可能性を感じています。ゆっくりと大らかに彼と共に育っていくであろう彼のワイン達、カーヴで寝かせている時はレゲエを聞かせているそうです(笑)。 ※記載はあくまで個人の感想です ナチュラルワインのことは、宮崎にあるナチュラルワインショップカエルにおまかせください。 飲食店のオーナー様の業務用販売については直接お問い合わせください。 ワインショップカエルは、リーラボホールディングスの子会社が運営しています。